【silent】　ゼロにできない気持ち　#017

「好きな人がいる。別れたい」

このようなメッセージが恋人から届いたとき、あなたはどのような気持ちになりますか。

「私のほかに好きな人がいるなんて許せない。もう嫌いだ！」

こんな気持ちになって、相手のことを綺麗さっぱり忘れることができれば楽かもしれません。

しかし、そのようなメッセージが届いても、相手への気持ちが「嫌い」という感情にならなければ、恋人ではなくなってしまうけれど、それはまだ好きな気持ちが残ったままということではないかと思うのです。

「silent」第２話では、青羽紬（川口春奈）が、数年ぶりに再会した高校時代の恋人である佐倉想（目黒蓮）とまた連絡を取り合うようになり、買ったばかりの新しい服を着て、想とカフェに行く場面が描かれています。

紬は、「好きな人がいる。別れたい」と想に言われ、想と別れることになりましたが、想のことを嫌いになったわけではなく、だから、まだ想への気持ちは、「好き」のままなのではないかと思います。

好きな人に振られてしまっても、その人への気持ちがゼロにならない場合、その気持ちはどうすればいいのでしょうか。

その「好き」を上回る「好き」な人に出会うことができれば、自然と、振られてしまった人への気持ちもゼロになっていくのでしょうか。

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↓「silent」第１話の感想はこちらです。

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silent - フジテレビ