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普段着の何割が古着ですか?【3年後には全部古着かも】

こんにちは。アキスケです。

昨今アパレル業界では
中古市場が注目されています。

現実の洋服を消費せずファッションを
楽しむ方法としてデジタルファッションが
新しい波を起こしつつあるいっぽう、
リアルファッションでは何が起こるのか?

僕自身 デジタルファッションの盛り上がりを
気にしつつも、現実世界におけるファッションは
どうなっていくのか気になっているところで、
面白い動画を発見しました。

今 Z世代の多くは新しい服を
買わなくなっていて、
3年後には買わなくなる!かもしれない。

突然ですが、いまさら聞けない単語シリーズ
Z世代・・・
現在10代前半~20代後半の世代を指します。
生まれながらにしてデジタルネイティブである
初の世代といわれています。


古着市場と楽しみ方

ソースとなっているのは
ビジネスパーソンにはおなじみの
News Picksの下記動画です。

ざっくり要約すると
・世界の古着市場は4.5兆円から3年後 9兆円に
 →日本のファッション市場と同規模
・Depopというアプリが世界のZ世代が人気
 →世界150ヶ国でユーザー3,000万人
  うち9割がZ世代
・コレクター向けではない古着が人気
 →ブランドを気にしない

Depopはインスタとメルカリを
足したようなアプリで出品した商品に
コメントをつけて盛り上がるのが
ひとつの楽しみ方。単純な売買だけでなく、
コミュニティを形成していくところが
魅力要素です。

Depopより

古着に対する認識の変化

古着にどんなイメージを持っていますか?

安い
探すことが楽しい
というメリットがあるいっぽうで
状態がよくなかったり、
一部のヴィンテージ価値のあるもの以外は
新品より価値の劣るもの。
というのが30代以降の人には
多いのではないでしょうか。

しかし、その認識はZ世代を中心に
変化しているようです。

安く買えるという認識はありつつ、
古着の質も新品にそれほど劣らない
とする見方が強くなっているようです。
それは、メルカリなど日本における中古衣料の
盛り上がりを見ても感じとることができます。

また、ハイブランドの中古品市場も
規模の拡大を見せていて
鑑定済みのルイ・ヴィトン、シャネルや
エルメス等の中古品を売買できるサイトも
注目を集めています。

【参考記事】
昨年の記事ですけど古着に対する意識の変化などについて知ることができます


日常着のほとんどが古着の世界は来るのか

では、こういった成長の先に
古着が衣類の大半を占める日が
来ると思いますか?

僕は若干懐疑的な立場です。

シェアの逆転は起こるかもしれません。
けれど、
・有名ブランドの新作を着ることで
 満たされる自己実現と承認欲求は消えない
・大量消費が主か、中古市場が主となるかは
 国の発展具合に影響を受ける
はずなので新しい洋服を着なくなることは
ないと感じます。

より個人の視点に移すと
古着は探すのが大変だったり、
他人が着た洋服が苦手な人も一定数いますしね。

特に年齢を重ねると自分の嗜好にあう洋服を
探すのが結構大変だったりします。
現実でも、ネットでも。

めちゃくちゃ探しやすいアプリが
出たらすごく流行りそうです。


まとめ

というわけで 急成長する古着市場について
気になるニュースをとりあげて
お話してきました。

古着に対する価値観が変化していて
それに連れて楽しみ方も変わっているんですねー。

他方で古着として流通したとき
一次販売元にはお金が入らないことは
作り手として悩みの種であります。

この辺りに対してどんな対応が
練られていくのかも注目しておくと良さそうです。

とりあえずこれからの古着文化を
けん引するZ世代のノリを体感すべく
Depopに潜入してみるのも面白そうですね。

おじさんでコミュ障というクセつよだけど、
仲良くしてもらえるかな笑
そういえばDepopの創業者はアラフィフの
おじさんみたいですね。(いけるな!)

そんな感じで今回はこの辺で。それではまた。


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