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【ファッション】雪が積もったら革靴は履かない、わけにもいかないから

こんにちは。アキスケです。

10年に一度ともいわれる強い寒波の影響で雪が積もった地域も多いと思います。

移動が大変だし仕事は休めるなら休みたいけれど、現実はなかなかそうもいかず、スーツを着て革靴を履いて出社していくわけです。。。

しかし、雪の日の革靴は危険です。可能なら本革の靴は履かないでください。


なぜならば

革の寿命を縮めるのと、
シンプルに転ぶと痛いからてす。
真面目に言ってます…!

雪は当然「水」ですから、雨と同様のケアが必要です。それ以外に厄介なものがあって、それは「融雪剤」です。融雪剤には塩化カルシウムが含まれていて、これが革に付着するとシミができたり、革が硬くなったり、ひび割れてしまったりしやすくなってしまいます。


また、革靴の場合、靴底は凹凸の少ないレザーソールか、もしくはラバーソールであっても溝が浅いものがほとんどてす。つまりグリップが弱いのがほとんどです。

そのため、雪の上も滑りやすく、かつコンビニなどで良く使われているタイル上の床も濡れていてとても危険です。

転んだら洋服も汚してしまうし、もちろんケガの心配もあります。


では、対策として何が考えられるでしょうか。

いや、本当は「履かない」をおすすめしたいです。しかしながら現実それが難しい場合も多いはずです。なのでいくつか対策を挙げていきます。

ひとつには、本革でなく、合皮製の革靴を履くこと。これによって水濡れによる革の劣化を気にする必要はなくなります。

けれど、本革の靴に比べ質感が劣るという見た目上の難点が発生します。
また、滑りにくさという点では本革とほぼ変わりませんから引き続き転倒の危険はあります。


次は、替えの靴を履いていく、です。

外を歩いているときはブーツなり、スニーカーなりを履いておき、社内では革靴に履き替えます。

これは革靴が雪や水に濡れる心配がほとんどなくなりますし、外ではグリップの良い靴を履けば転倒の危険もかなり押さえられます。

しかし、当然靴の分だけ荷物の量が増えてしまいますし、そもそも外出の多い方には縁がありません。


もうひとつ、対策をあげるとすれば
オーバーシューズを革靴に装着することです。

オーバーシューズとは基本的にはゴム製で、靴がすっぽり入るようなカバーのことを指します。

ゴム製のものであれば当然グリップ力も高く、水濡れにも耐性があります。
そして、小さく収納できるものを選べばあまり荷物にもなりません。

難点としてはまだまだ一般認知されていないため、おしゃれなデザインが少ないところです。


以上、雪が積もった日の足元について
いくつか対策をあげてきましたが、どれも良いところと良くないところがあります。

現状は万人をカバーできる方法はありませんから、お仕事のスタイルに合わせてマッチするものを選ぶのがベターです。

自分にできそうなことから試みて、靴と自身の体の健康を保ちましょう!

それでは、また。

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