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【話題の映画を見て思う】黒のスーツしか着ない日本の空気

こんにちは。アキスケです。

「シン・ウルトラマン」を観てきました。
2回。

内容はこどもの頃を懐かしく思うシーンあり、
新しい解釈で驚かされるシーンもありで
大満足だったのですけど、
どーしても気になったことがひとつ。

それは日本人のスーツが黒ばかりだということ。


リクルートスーツは何色でした?

はじめに断っておくと、
「シン・ウルトラマン」の演出が
イケてないのではありません。
「日本」をよく表していると思います。

スーツのことを少しでも学んだことの
ある人ならご存知だと思いますけれど
ビジネスシーンで黒のスーツを着用するのは
日本独自の習慣です。

日本のビジネスシーンで黒スーツの着用が
広まったのは、リクルートスーツに黒が
採用されるようになってからだと言われています。

スーツを着る習慣が日本よりも古い、
というかルーツにもつながる欧米では
ビジネスでは黒のスーツを着ないことが
常識です。


カタい職種ほど黒

では、実際の社会で日本のビジネスマンが
そんなに黒のスーツばっかりなのか、といったらもう少しネイビーやグレーもあると思います。

しかし、銀行とか行政など、公に近くなるほど
黒のスーツになる傾向が強い。

シン・ウルトラマンでもその点は
現実によく即していて
劇中の公人はほとんどが黒スーツに
身を包んでいます。


みんな知らない訳じゃない

ビジネススーツは黒が基本!黒しかない!
みんな本当にそう思って着ているのかといったら
もちろんそうではないでしょう。

事実、ネットや雑誌を見ればスーツの基本は
いつでも知ることができて、そこでは
ネイビーやグレーのスーツがメインです。

では、組織のドレスコードで
「黒のスーツ」と決まっているのでしょうか。
「スーツで」くらいの服装の決まりはあっても
色の指定まであるところは聞かないですね。

それでもなぜ黒のスーツを
着るようにしているかといったら
いつからか皆それにしていたから。
その状態で1人ネイビーのスーツを着ていたら
目立って、不要な注目を集めてしまうから。

つまり、同調圧力。
これが影響しているのではないでしょうか。

何かに似ていると思ったらこれは
今のマスクの扱いにも似ている。。。

同調圧力の国とも言われる日本。
劇中の服装にもそれがよく表れていました。


おわりに

そんなことを「シン・ウルトラマン」を観ながらついつい考えてしまいました。

繰り返しますけれど映画の内容は
素晴らしかったです。
もちろんウルトラマンはカッコ良かったし、
他方で日本のこと、人間の心理を
リアルに描いていました。

明日から週末の連休の方も
いらっしゃるかと思います。
幼い頃にその姿に憧れた方も
エヴァンゲリオンから続く庵野さんファンも
楽しめる内容なので「シン・ウルトラマン」
ご覧になってみてはいかがでしょうか。
(謎の宣伝w)

そういえば今日はユニクロの注目コラボ 
「ユニクロ×MARNI」の発売日でしたね!
MARNIが好きなので帰りに寄って
靴下を買ってみました。

2PAIRS 1セットで990円 
写真は2PAIRS 2セット

色も柄もいいアクセントになりそうで
履くのが楽しみです。気分が明るくなるような
素敵なアイテムがいろいろあったので
こちらも週末ご覧になってはいかがでしょうか。

今回はこの辺で。それでは、また!

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