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お酒は飲めないけど飲み会は好き

自分のお酒に対するスタンスをふと思い出す。お酒が嫌いというわけではないけど、一口でも飲むと体中が暑くなって、蕁麻疹が出てきて、呼吸が荒くなってしまう。医者から「最悪、死ぬよ」とまで言われたことがある。

大学時代、ゼミの飲み会で初めてお酒(たぶんカルーアミルク)を飲んだときには視界がモノクロになって、内心「あ、今日で死ぬんだ」と本気で怖かった。もちろん、先輩方がむりやり飲ませたわけではないし、自分がほんのちょこっと口に含んだだけで駄目だっただけの話なわけで。そのとき先輩に買ってもらったウコンの力は今でも鮮明に覚えてる。

そんなわけでお酒は苦手だけど、飲み会自体は好きなのでお誘いがあればつい参加してしまう。馬鹿な友人と、お店に迷惑をかけない程度に馬鹿騒ぎして。普段は話せないことも自然とできてしまうのが好きなところだ。自分はシラフだけどみんなはベロベロ。毎日のように友人宅に集まっては飲んでいたのでおのずと酔った雰囲気やノリと合わせるようになった。自分が飲めないことを知らない人からは、その様子を見て「めちゃくちゃ酔ってるね」と言われるけど一滴も飲んでいないので当然のようにシラフなんてことも。

自分はお酒を飲まない分、ご飯をたくさん食べろと友人や先輩から勧められる。居酒屋に行ったら必ず頼むがたこわさと唐揚げ。特にたこわさがとにかくうまい。お酒の代わりにジンジャーエールで流し込んで、ツーンとする→炭酸しゅわしゅわ→ツーンとする→炭酸しゅわしゅわを繰り返すのが好き。ルームシェアしていたころは毎日たこわさをちびちびと食べてたな。

と、前置きはここまでにして本題はオンライン飲み会。昨今の情勢を鑑みて、人とのコミュニケーションツールに新しい価値観が生まれていく。今までも少なからずオンライン飲み会はあったかもしれないけど、私がお酒を飲まないから意識していなかったのかもしれない。たまーにオンライン飲み会に誘われることがあって参加するけど、終盤になってくるとリモートワークやテレワークの話ばかり。

自分は仕事をしていないわけではないけど、ココナラやクラウドワークスで案件を受注したり、noteで有料記事を販売したり、脚本の上演料を戴いたり、公募ガイドで川柳やエッセイに募集したり。月によって収入の差が激しいフリーランス。この状況で胸を張って「仕事をしています」と言っていいのか悩んでしまう。すると自然に話の輪からフェードアウトすることになる。オンライン飲み会自体はとても楽しいけど、やっぱりどこかで心の底から楽しめない自分がいる。きっと、同じ人も少なからずいるのかなぁ。

この記事を読んで「自分も同じ気持ちです」って方がいたら嬉しいので、もしよければコメントください。今度一緒にオンライン飲み会しましょう。しないです。オンライン飲み会はもちろん良いけど、早く外出自粛が終わってみんなと磯丸水産に行きたい。あそこのアジの干物が本当に最高。ルフィだって「この戦いに勝って!!今までで一番でっけェ宴をやろう!!!」と言っているのでがんばろう。乾杯。

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652