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スポーツビジネスに関わりたい、関わってるなら必ず読んでおきたい本!!

今回は皆さんにも僕が読み終えた本を紹介したいと思います。横浜DeNAベイスターズ全球団社長の池田純さんが著者の”常識の超え方”というタイトルの本です。この本の内容は35歳という若さで、しかもスポーツビジネスには全く関わったことがなかった人がベイスターズを赤字で人気がなかったチームから横浜の誇りとも言えるくらいのチームにした人がスポーツビジネスについて書いた、スポーツに関わる人なら必ず読んだ方がいいと思う本です。

簡単に内容の紹介をすると、まず始めにどのような経営ロジックでアプローチしていくのか、何が一般の会社と球団に違いがあるのかなどを書いています。球団の経営が強くなると相乗効果で向上することが増えると池田さんは書かれています。経営がよくなれば組織力が上がる。楽しさと魅力が膨らむ。ファンが増え、関心や期待も増えることになり、地域一帯のチームが生まれる。まさにアメリカのメジャー球団やマイナー球団がやっていることだと感じました。

常識にとわれずに経営していくことも大切だと言っています。常識にとらわれていると過去とは違う面白いアイディアが生まれないからだと思います。球団を経営するにあたって事例にないアイディアが球団を魅力的にし、ファンに期待を持たせ、球場に来たいと思わせる要因になると僕も考えています。

次に売り上げに大切な18の方法を伝えています。売り上げに大切な5つ、チケット、グッズ、スポンサー、放映権について。どのようにこの5つの項目を売るのかを細かく書いています。

後半にはなぜユニークな球場がどれだけの人をこの球場にまた来たいと思わせるのか、球団全体の意識が高いチームがなぜ良いのか。

今まで4マイナーリーグのチームで働いてきましたが、池田さんは僕が所属したどのマイナー球団でもやっていること細かくこの本にまとめていたのでとても分かりやすく学べることができました。

4球団とも個性があるプロモーションをしていたり、とてもユニークな球場を持っていました。池田さんもカリフォルニアで行われるローズボールという全米で有名なアメリカンフットボールの大会を見に行ったことがあり、そこで体感したアメリカのスポーツ重要性やどれだけ実際に生で試合を見ることが日常化しているのかを実感したようです。

最後に僕が現在考えていることを議論したく、日本の野球、スポーツビジネスについての僕の考えを書くので皆さんの意見も聞ければと思いますのでよろしくお願い致します。

皆さんも知っているように日本では野球人気は落ちていてると言われています、ただ僕は日本人の野球熱はアメリカに住んでいる人よりもかなり大きいと思います。これはアメリカに4年住んで思ったことです。アメリカでは野球は白人が好きなスポーツで約3億の人口の約70%が白人人種です。もちろん多人種も野球を全く見ないというわけではありません。僕がここで言いたいのはアメリカには約210球団くらいあり(メジャー、マイナリーグ含め)、そして独立リーグのチーム、NBA,NFL,NHL,MLSもあります。スポーツ球団として成功している数が日本に比べて多いと思いませんか?もちろん全てのチームが成功しているわけではありませんが。日本の野球はもっと大きくなる価値そして人気があると思います。日本の独立リーグの人気がなぜ上がらないのか。NPBの数は本当に12球団でいいのか? NPBの二軍や三軍は育成だけの場で終わっていいのか、ビジネスのチャンスはないのか?

池田さんもこれから球団をもっと増やしていくかどうかの議論をしていく必要があるとおしゃっています。これからの日本経済のためにスポーツビジネスは大切になってくると思います。日本でどのようにしたらスポーツの文化がもっと身近になり、どこに住んでいても身近に行けるスポーツチームがどのようにしたら作れるのか議論していきましょう。

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