私が小学校教員を目指したわけ (前編)〜本当に困った子は学校に…〜
私の親友や、私は、いじめだったり、家庭内の事だったりで困ったり悩んだりした。
けれど、カウンセラーのところに行ったりはしなかった。お金払ってまで行こうとも思わなかったし、何より、自分の力で何とかなるとどっかで思っていたんだろう。
それに、本当に困った子は、そういう行動すらできずに、ただ固まっているしかない、そういう状態なんじゃないかと思ったのだ。
なので、私は、私のようにいじめなどで、辛い目に合い、そのまま自分で自分の人生を閉じるなどして欲しくないと思い、最初はカウンセラーを目指した。
でも途中で違うんじゃないかなと。だって、本当に困った子は、
学校の中にいて、人知れず苦しんでいるんじゃないかと。その子たちに手を差し伸べるには、カウンセラーでなく、担任にならなければ。
そんな思いで、小中学校時代は、絶対にならない職業と決めていた、小学校教員を志すこととなった。
そして、15年小学校教員を務め、どの年もとても学びのある充実したものとなったが、この度、退職を決めた。
理由はとてもシンプル。この職場が嫌になったのではない。むしろ
好きだ。でも、私が本当に助けたい子たちは、このコロナ禍も手伝って、学校外に行ってしまった。
不登校として学校に来なくなってしまったのだ。これはこのまま学校にいるわけにはいかない。私の直感はそう言っていた。
そして、私のコーチングとしての人生のチャレンジが始まる。
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