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バスケのススメ

スポーツとして、バスケットボールはオススメです。特に、小学生・中学生で始めるには、非常に良いスポーツだと思います。

子供に通わせたい人気の習い事

日本人は、スイミング・スクールに入る子が多く、習い事のランキングでも1位のようです。確かに、水泳に馴染みがありますね。島国だからでしょうか?全国のほぼ全ての小中高校にプールが設置されて、当然、学校では水泳の授業があります。(海外の学校を考えてみると、全ての学校にプールがある訳ではなく、ほぼないと思います。)とにかく、日本人は、スイミング・スクールに入る人が多いようです。僕も、保育園から小学2年生までスイミングスクールに通っていましたし、息子はスイミング・スクールに入れました。これだけ日本では水泳が盛んなので、泳げないよりは泳げたほうが良いですし、小さい頃に体力をつけたり、水になれる意味で、スイミングはオススメします。しかし、保育園ぐらいから習っていると、多くの子は低学年ぐらいで、バタフライまで泳げるようになってしまいます。多くの場合は、そこで終了しまうのでは?と思います。

同じく「体育・体操」も人気のようで、以下の記事では4位につけていますね。身体の使い方や、バランス感覚をつけるには、非常に良い種目だと思います。年齢別だと、6歳以上になると、ランキングにいないので、体操は小学校に入ると卒業してしまうケースが多いのだと思います。

小学生になると、英会話や公文を始める子が多そうですね。スポーツが好きな子とスポーツが苦手な子と分かれてくるタイミングでもあります。男子は、サッカーや野球のチームに入る子が多いでしょう。女子は、ピアノや楽器を習う子も、スイミングは並行して習いますが、それ以上をしない子が増えますね。女子で運動する子で最近ではダンスやチアリーディングが多いですね。で、そんな中で、小学生からのバスケをオススメします。

バスケをすすめる理由

もちろん、やりたいスポーツがある子は、そのスポーツをやるのが一番良いのです。しかし、特に、これと言って明確にない子は、バスケをオススメします。

身体を作る・運動神経を養う

身体を作る・運動神経を養うという目的では、バスケは非常にバランスが良い種目です。「走る」「飛ぶ」「投げる」と運動の主要な要素がたくさん入っています。手足を左右均等に使うのも特長です。僕はバレーボール歴が長いのですが、右の肩の筋肉が発達していますし、バスケのコーチをしている今でも左でのドリブルは自信がないです。野球もテニスも利き手だけを頻繁に使いますので、能力が偏りがちです。バスケでは、手だけではなく、足も左右使います。また、ボールを回転させるので両手の指先が同じように動くように練習します。両方という意味では、うちのミニバスチームでは、視野を広げるトレーニグもしていましたので、目も左右使います。
持久力も瞬発力も両方が必要とされるのも特徴だと思います。常に動き続けるのでスタミナが付きます。最初の1・2歩で抜く抜かれるが決まりますので瞬発力は欠かせません。(バスケ部員って学校のスポーツテストが凄かった記憶です。)

将来の他スポーツへの応用

また、バスケは他のスポーツへの応用が効きます。高校生や大学生になると、スポーツの選択肢が多くなります。例えば、ラグビー、ラクロス、アメリカン・フットボールなど。これらフィールドスポーツでは、バスケで身に付けた能力を活かすことができます。分かりやすいのは、ディンフェンスです。フィールド・スポーツのディフェンスは、基本的に、相手に合わせて走ります。後ろ向きに走るケースも多いです。人間が普通に生きていると、後ろ向きダッシュすることなんてないですから、小学校低学年は、転んでしまうか、下を向いて転ばないようにゆっくり走ります。自分の重心を意識して、転倒するギリギリで高速に後ろに走る能力はバスケで身に付きます。敵味方の空間認知能力も運動神経の1つですが、それも養えます。

得点がたくさん入る

種目としても特長があります。バスケは、たくさん点が入るスポーツです。プレーしている選手も、ベンチも、父母も、盛り上がる機会が多いです。もちろん、本人が得点に絡むチャンスも多いスポーツです。初心者の子が初めて試合に出て、オフェンス・リバウンドを取って、そのままゴールを決めるなんてことも普通にあります。やっぱりゴールが決まれば嬉しいですし、周りにも喜んでもらえると興奮します。
また、点が入りやすいといことは、最後まで、勝ち負けが決まらないケースもあり盛り上がります。試合終了のブザーと同時に点が入ることを「ブザー・ビーター」と呼びますが、バスケで最も興奮する瞬間です。試合終了間際で勝っていても、1点差で、相手ボールであれば、逆転されるかもしれないので不利な状況といえます。逆に、負けている場合でも「最後まで諦めるな!」と本気で言えるスポーツです。

5人のチームスポーツ

同じく、種目としては、バスケはチーム・スポーツです。個人スポーツが良いか、チーム・スポーツが良いかは個人の好みがあります。しかし、チーム・スポーツで学べることは無視できません。チームの作戦の理解が必要だったり、コート上でパスを貰いやすい場所に動いたり、コート外でも、チームの中の自分の役割を考えたり、ベンチ選手でもチームに対して応援で貢献できたりします。当然、そのための、チームとしての話し合いも必要になります。サッカーや野球も含めたチーム・スポーツ全てに当てはまることですが、スポーツから学ぶべる重要な要素の1つです。
また、バスケはコート上のメンバー数が5人と少ないのも種目の特徴です。少人数でコートも小さく、相手にゴールされてもゲームは継続するので、サボることができません。メンバー・チェンジが頻繁にできるので休めない訳ではないのですが、コート上では、常に動き続けなければなりません。ゲームに集中するのは全てのスポーツで共通ですが、息をつく暇ながないのはバスケの特徴です。

世界につながる

実は、バスケは世界で最もプレイヤー人口が多いスポーツです。サッカーよりも多いのは、女子バスケが盛んであるのが理由です。いずれにしろ、世界でメジャーなスポーツの1つです。
日本には、公園にバスケットゴールがあるのは珍しいので、野原や公園でできるサッカーのが機会が多そうですが、アメリカには、バスケットゴールが多くあります。ベルリンにも多く見かけましたし、中国にも多くあります。天安門広場にも見かけました。それだけ世界で普及していると、海外で友達を作りやすいという利点があります。長男は、ベルリンのインターナショナルスクールに通った際、バスケのお陰で友達を作ることができました。日本では、2015年にBリーグができたばかりですが、プロバスケット・リーグがある国も多いです。

モテる?(たぶん)

日本に視点を向けても、恐らく、全ての学校の体育館にバスケットゴールがあります。最近は少子化で、部活のスポーツ種目が減りつつあり、僕のやっていた男子バレー部は絶滅危惧状態でありますが、バスケは比較的継続されるケースが多そうです。体育の授業でバスケをすることも相対的に多いと思いますので、バスケは学校で見せ場も多いスポーツと思います。どーでも良いことですが、バスケ部は男女ともにモテる印象があります。

その他

絞りだすと、屋内なので雨天で休みになることはない。NBA選手の年俸が、他のプロスポーツ選手よりも高い。「昭和は野球。平成はサッカー、令和はバスケ」と流行つつあるなどがあります。

いろいろ書きましたが、バスケは、小学生・中学生が始めるのに非常にオススメのスポーツです。できれば、運動神経が伸びる時期である小学生のミニバスから始めるのが良いと思います。スイミングが一通り終わったら、ぜひお近くのミニバスの体験に参加してみてください。



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