「ブレット・トレイン」観た。

原題:Bullet Train
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ブラッド・ピット、アンドリュー・小路、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ジョーイ・キング、真田広之 ほか
上映時間:126分 公式サイト


伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をハリウッドで映画化。

日本の高速列車を舞台に、殺し屋たちが大暴れ。


走行中に扉が開いても、窓が破れても(!)止まらない。
運転手はいないの?自動運転なの?

などなどツッコミどころが渋滞してた。


日本を舞台にしなくてもよかったのでは・・・。
と、なかばゲンナリして見ていたけれど、徐々に慣れてきたせいか楽しめるように。

アンラッキーに見舞われる殺し屋たちの命がけアクションに緊迫感があり、洒脱な笑いも含んでいて愉快だった。


影の主役は真田広之!

「キル・ビル」みたいな選曲がマッチして、思わず胸熱。興奮してもうた。


何も考えずに因果応報フェスを満喫させるポップコーンムービー。


それにしても、最後は大惨事やないか!

弾丸列車が、黄泉の国を走る幽霊列車に見えた。


伊坂原作の肝である会話劇の濃厚は薄味になっていたが、脚色しつつもしっかり「マリアビートル」の魅力は損なわれていなかった。

ミカン&レモンなど多彩の登場人物の肉付け度は、原作のベースがあってこそ。

これぐらいの予算をかけて、邦画作品でも作ってほしいなぁ。
生田斗真「グラスホッパー」との繋がりを持って。





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