「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」観た。

原題:Jurassic World:Dominion
監督:コリン・トレヴォロウ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム、ローラ・ダーン、サム・ニール 他
上映時間:147分 公式サイト


「ジュラシック・ワールド」「炎の王国」に続く3作目。


えらいこっちゃな前作のラスト後の世界。

管理されていますというが案の定、闇市場などが・・・。

モサこわっ。
漁師さん大変。死活問題やん。


クライマックスの最強王バトルはナイトシーンで区別が・・・。


マルタ島でのオーウェン疾走、迫力のチェイスシーンの臨場感にドキドキした。
近接ショットで、すんごい見応え!

クレアのパラシュート脱出劇も素晴らしかった。
息が詰まる窮地の演出にハラハラ。
水面と水中を同時に捉えるシーンは本作のベストショット。

この2箇所のアクションシーンは大満足。
だけどストーリーはいまひとつ・・・。


一社独占はダメだと何度言えば・・・。

過去の教訓まるで生きてないから既視感が際立つ。

そのせいか、アラン・グラント(サム・ニール)、エリー・サトラー(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)のそろい踏みも胸熱には至らず。

「レジェンドただ揃えました」感・・・。


「ジュラシック・ワールド」3部作の完結編だけでなく、ジュラシックシリーズ完結編ともするなら、
1993年の1作目を彷彿とさせるようなシーンを盛り込んだり、ロマンと畏怖をもって恐竜を見つめる視点を織り込んで、集大成の感慨深さを届けてほしかった。

ファンムービーにしてほしかった。


締めが、まるで綺麗事で鼻白む。

メイジーの造形をもっと厚くしたら、”命の神秘”が際立っただろうに。


消化不良だから、ブルーとベータの生活を追いかけるネイチャードキュメンタリーなスピンオフをどうか作ってください。

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