「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」観た。

原題:Fantastic Beasts:The Secrets of Dumbledore
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、カラム・ターナー、ジュード・ロウ、マッツ・ミケルセン 他
上映時間:143分 公式サイト


シリーズ3作目。


カバンの複製は魔法では無理なのかな?

ナギニはどこに?

善き者に頭を垂れるキリンかな。


目に華やかな魔法のビジュアルはワンダー満載で楽しいが、相変わらずニュートの存在価値が無理やり感あるし、期待したダンブルドアの秘密は予想を超えるものがないし、クイニーのくだりもあっさりで拍子抜け。

クリーデンスの悲哀なんて薄味もいいところ。

ほとんどの場面に抑揚がない。その連続にやがて眠気が。


現代風刺も効かせながら闇を望む空気がはびこってゆく怖さを敷き詰めて、その不安に対抗する希望、危険を正すチームの勇気を的確に描き出してほしかったなぁ。

ドラマの弱さを魔法でごまかしているような印象。


紳士然とした2人、ダンブルドアとグリンデルバルドの風格だけは別格だった。

ジュード・ロウ&マッツ・ミケルセンが絶妙の存在感。
無言で並び立つだけで、過去を想像させた。


このシリーズは、全5作品の予定。

次回作では、ダンブルドアとグリンデルバルドの回想をたっぷり脚本に落とし込んでほしい。



1作目(ブログ

2作目(ブログ




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