見出し画像

2022年 創作BL小説まとめ

はじめに


毎年、年末に書いている創作活動のまとめ記事です。

今年は過去2年言い続けてきた同人イベント参加が叶いました。
ずっと中止や延期が続き参加が出来ていなかったので、とても嬉しかったです。新刊も無事に出すことが出来ました!
可能な限りこれからも参加していきたいです。
暑い中、遊びに来てくださった方ありがとうございました!

では、前置きは以上で1年振り返りです。

月ごとの活動内容

1月
・昨年と同じく角川ルビー文庫さんの公募原稿から執筆スタート。
・3月までの開発デスマーチも同時に始まり始まり。
なんとなく今年は、獣人・スパイ・ゾンビ(ゾンビBL)が、キーワードの気がすると思って、そこからお話考えてました。(当たったり外れたり※後述)
あと幽霊+ホラーが大好きなので、これをネタに入れたら絶対楽しいよ……と、この時は思っていた(この時は、ね)
中華風とか後宮も流行りだしな〜って考えてたんだけど、勉強+調べ物下手すぎて間に合わずでした。いつかリベンジしたい。

2月
ルビーさんの原稿しつつ仕事で2週間くらいホテル暮らししてました(楽しかった)
小説書くのも好きだけど開発も楽しいよ〜。ものづくりの現場大好き。
お客さんが喜んでくれたら、もっと嬉しい。
体が元気なうちは続けたい。
美味しいもの食べてMP回復しながら炎上案件を楽しんでいました。
結果、太りました。
人はそれを、やけ食いストレス太りといいます。

3月
ルビーさん原稿推敲->完成->送付。
仕事納品->さよなら! 鬼畜なお客様!
色々開放感がすごかった。

ルビーさんに送ったのはこちらです。

あらすじ

ロスーン国に住むユーリは、人一倍怖がりなのにあらゆる霊に愛される体質で、その類稀なる力を買われて王宮で降霊術師として働くことになる。
子供の頃から年下だけど、頼りになる幼なじみのテオは、将来一緒に降霊術師になるはずだったのに、何故か王宮の近衛兵になってしまった。
ある日ユーリは、国王様から依頼された降霊会のあと、テオが実は王宮を乗っ取るための隣国のスパイではないかと疑い始め……。

犬耳年下攻め、発情えっちなお話。

あらすじはBLとして読みたくなるし獣人は流行り(私も獣人好き)。レーベルカラーもネタもはずしてない(と思った)。
でも書き上がった全体の雰囲気が、とにかくズレまくってて。あ……これはアカンわーってなった。
サブキャラクターの先生と他国のネクロマンサーの方がBLしてる。
ボーイズのラブを全部消してYAとか児童文学にしたら雰囲気は多分あう。

設定したテーマが悪かったと思ってます。
主人公の「子供から大人へ成長」とか児童文学でよくあるテーマだし、いくら成長した結果相手に対して恋心に気づけた! 好き! って展開でも、児童文学感は消えない。
あつめたネタはど真ん中で良いのに〜〜とにかくBLとしての満足度が低い(自己分析)
なんか、こう……読後感がモヤっとする。大人になった2人のBL展開が始まるのこれからだよね。王宮降霊術課のXXX〜みたいな。ワクワクどっきどきでエロエロなエピソードあるよね? って感じ。10万字で切り取る場所を間違えている。

同人誌でやります。

4月

新しく開発のお仕事を開始する。
ショコラさんの原稿書く->応募

あらすじ

初恋を忘れられないクローゼットゲイの静樹は、世間へのカモフラージュ&見栄のために付き合っている幼馴染から結婚を迫られ戸惑い田舎に逃げ帰ってくる。
駅前で派手に転んだところを洋服店を営む見た目ヤンキーの旭に助けられ、一緒に酒を飲むことになったが、酔った勢いでゲイだとカミングアウトしてしまい……。

ヤンキー攻めというか、見た目オラオラしているお兄ちゃんキャラにどハマりして、この萌えを何とかBL小説にしたいと思って書きました。
田舎のヤンキーお兄ちゃん攻め萌えませんか?(好き!)
BL的な萌えは、ちゃんと盛ったし、ラストもエモさはあるので私は好きなんですけど。
……そのラストがダメだと思う。
やっぱりBLなんでラストに読者に恋愛的な安心感与えないとダメだろうな〜って思いました。
付き合って好きな人とずっと一緒にいる=結婚(同棲)とまでは言わない。それこそ多様性の時代に時代錯誤だし。
でも、だからといって、これから僕たち遠距離恋愛します! はBLのラストにだめかな……って。
かといって、受けくんが東京での仕事を辞めて田舎で攻めくんと一緒に暮らしましたとさって、令和のBLに、その決断はどうなん? とか思いまして。時代性というか。
最終的に時代性+納得感=エモさを取りました。
ファンタジーなら、この辺は迷わないんですけど現代を舞台にすると、どうしても現実問題が頭にチラつくんですよねー。

クローゼットゲイとノスタルジーとラブは、混ぜると危険なテーマでした(笑)書きながら色々考えさせられた。
深く掘り下げたいなら、エンタメじゃない方がいい。

5月
J庭の原稿期間。
こちらの記事へどうぞ。

神(仏)属性好きです。神父、牧師、聖女、坊主、聖職者、聖人……色々。
ゲームでも回復使うキャラが好きです。
ちなみに上の秋庭で出した同人誌は神父服を着ているだけのコスプレお兄さんのお話です。
魔性のゲイを書きたかった。満足。

6月

・D+さん原稿しました。

うさぎバースのお話です。ウサミミ大好き! 猫の次に好き。
前にオメガバースも書いたんですけど。読むのは好きなジャンルなんですが、書くモチベーションがどうしても続かない。
そういうところが文章にも出てるんだろうな〜。
私が書かなくても上手な人書けば良くない? みたいな……。たくさんあるし……とか。
うさぎバースなら最後まで書けると思って書きました。ケモミミ獣人書くのが三度の飯より好きだから。


・『好きと嫌いのない人』改稿しました。 

心理描写のところや、矛盾点を書き直しています。
伝えたいところは全部書けたかなと思います。
人物のビジュアル情報が圧倒的にまだまだ足りていないとアドバイスをいただいて、自分なりに試行錯誤してたんですけど、自分の下手くそなお絵かき力じゃ、どうしてもイメージが貧困なままで膨らまなくて、苦戦してたところAIちゃんと出会いました。
最近は自分で描いた線画をAIちゃんに綺麗にしてもらって、楽しく小説書いています。人物の描写力UPにつなげるのは来年の課題です。

7月
KDPを初めて出しました。
こちらの記事

8月
KDPを出しました。第2弾,第3弾
こちらの記事

9月
J庭参加。
小説の出張編集部に行ってきました。
こちらの記事

・ルビーさんの結果発表が9月末でした。
前回と同じでC評価でした。
総評……獣人……。
毎年、ちゃんとネタはど真ん中当ててるのに、どうして……どうして……(電話猫イラスト)私は上手く書けないんだろう。
精進します。
来年は、もーっと楽しい話が投稿出来ると思う(今書いている)


9月に出張編集部(3社)でもらった指摘をもとに、文章表現見直して新作2本書くことにしました。下半期、勉強頑張る期間にしました。

1本目(完結済)

『冒険者ギルドのハードワーカーは陽気な部下に恥ずかしい弱みを握られています!』

ローライト国にある冒険者ギルドで働くクロード・オーゼスは、上司に命じられて、名家レイオット家のご令息の面倒を見ることが決まってしまう。
ドラゴンが暴れただの不思議魔法生物の調査だの、毎日届く依頼書で死ぬほど忙しいクロードは、ストレスが溜まっていたが「孤児」だった自分を商会に拾ってもらったという立場上断れなかった。
小さな子供がやってくるとばかり思っていたが、現れたのは、名家の「ご令息」とは名ばかりで、自分と年はそう変わらない無駄に顔の整ったアレンという陽気な長身の青年だった。
子供の面倒を見るよりはマシだと内心喜んだのもつかの間、クロードはアレンに恥ずかしいところを見られてしまって……。

2本目

遠い未来。人々は荒廃した土地に安全な地下都市、西花<<シーファー>>を建設した。
西花の第三階層に住む花屋のレイは、子供の頃に外スラムから研究施設へ収容され、同じ場所にいたカイエと鎖<<チェイン>>になった。
鎖システムは赤の他人同士が家族になるという国の考えた洗脳プログラムだった。
国から偽りの「家族愛」の感情を埋め込まれたまま幸せに生きてきたレイとカイエ。
レイと違って頭の良かったカイエは成人後、国のラボで人工知能の研究者になる。
そんな、ある日カイエは多くの命を救うためと独断で未曾有の大災害を引き起こし、国家システムから裁かれる身となってしまった。カイエは全世界からプログラムの名前を冠した「魔王」と呼ばれるようになる。
システムから正当性が認められ無罪となったカイエだったが、釈放された日にカイエは極秘裏に鎖を破棄してレイの前から姿を消してしまった。
鎖を解かれたレイは、自分がカイエに対して家族愛ではなく恋心を持っていると気づき……。

現代を舞台に書くと描写サボりがちになるので、ジャンルをファンタジー、SFにして時間かけて書くことにしました。あと中学生の国語文法ドリルしてました。

自覚しているんですが、私、頭に映像浮かばないタイプの字書きなんですよね。
受けと攻めがずっとドラマCDで喋っている感じでお話を作ってます。
中高とBLドラマCDで育ったからなんだろうか……。
ラジオパステルコレクションの世代です(笑)眠れない、暑い夜ありませんか…。のアレ。
思い出の大好きなBLドラマCDは、グレイゾーンとボーダーラインです。推し声優は三木眞一郎さんです!(脱線)

最近は1回最後まで全部書いて、それ見ながら2回目に地の文書き直しているんですけど、もっと効率的に1回で書きたいです。
脳内で映画みたいに浮かぶ人はいいなぁ。訓練でどうにかなるんだろうか。

10月
・ひたすら描写表現の勉強頑張る。
・ショコラさん結果。
前回と同じC評価でした。
また来年!

11月

ビーボーイさん。一次選考通りました(最終落ちました)

魔法のiらんどさん BLコミック原作 予選通りました。(最終落ちました)

2本残っていたんですけど、どちらも12月に結果出て残念でした。
また来年!
・1月〆切のキャラさんの原稿開始。

12月
・キャラさんの原稿改稿。
・色々過去の作品改稿(今年後半の勉強の成果が出たのか、過去の自分の原稿読むのがツラい……)

・D+さん公募。夏に出した結果が出ました。
三次選考通過でした。
なかなか……難しい。
120枚、ね、ネタが……。200枚とか300枚なら色々書けるんですけど……。
そもそも向いていないんだろうか短編。
流行りのネタで120枚出来るのオメガバでギリじゃないかなぁ〜。私の頭が硬いのかなぁ〜。120枚全部SM監禁エロとかでもいいかな? 1回書いてみたいんだよな〜同人誌みたいに(やめろ)
来年、もう少し試行錯誤します。

来年の目標

来年頑張る。
・描写力UP。
・誰にでも伝わる平易な文章を書く。だらだら長文書かない。
・文末、動詞の使い方は丁寧に。表現を雑にしない。後半力尽きない。
・国語文法ドリルを引き続きやる。

来年は、KDP電子書籍、第4弾出したいです。
好きな人シリーズ全て+同人誌をまとめた本を電子で出したいなぁと、ずっと思ってる。出すにしても35万字〜40万字あるので作業量半端ない。
今年は『好きと嫌いのない人』を改稿したので、来年は『絶対勝てない人が好き』の改稿をしたいです。

1月は例年通りルビーさんの公募作を書くところからスタートです。

それでは皆さん良いお年を。

おわり

この記事が参加している募集

#振り返りnote

84,632件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?