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読書で私たちが求めているのは、他人の感情や経験を疑似体験することだと思う

こんにちは、じゅくしんです。

最近よく読んでいるのが、三五館シンシャの職業日記シリーズです。

これはどんな内容なのかというと、交通誘導員、ケアマネージャー、出版翻訳家、住宅営業マン、メーター検針員などなど、色々な職業の人が書かれた職業日記なのですが、これが面白いのです。

理不尽な目にあいながらも、それでも毎日しっかりと自分の仕事をしている人たちの仕事内容や日常を読むことで、ああ、仕事をしている人たちの悩みや苦しみは誰しも共通する感情なんだなと思えます。

ビジネス書とか読んでいると、キラキラしたやりがいのある仕事を活き活きとしている人達ばかりがでてくるので、たまに読んでいて疲れてしまうのですが、日記シリーズはもっと共感する内容が多いとともに、自分が体験することができない仕事内容も知れるので面白いです。

なぜ私がを読書をするか考えてみると、

「他人の感情や経験を疑似体験するため」

だと思います。

特に私は同じような仕事しかやってきていないし、人生経験も少なく、さらに他人の感情に対してやや鈍感な部分があるので、それを補完するために、日々それなりに本を読んでいるのだと思います。

だからこそ、色々な人の仕事や感情の機敏を知ることができるこのシリーズが読んでいて楽しいのだろうなーと感じました。

ぜひ、機会があったら気になるものから読んでみて下さい。


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