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(仮)ethnodivingの裏側 #3

「(仮)ethnodivingの裏側」は、ethnodivingというプロジェクトを企画/運営する中で僕の頭の中に浮かんでいるアレコレや運営チームの七転八倒を週1くらいのペースでお届けするnoteです。

ethnodivingにこれまで関わってくれた人は、これを読んでまた一緒にethnodivingを盛り上げてくれたら嬉しいです。「ethnodivingってなんだろう?」って思って興味をもってくれた方はこれを機にethnodivingのことを知ってほしいです。(instagramのフォローもしてほしいです!)

こんばんは、イケガミです。今週もethnodivingの裏側をお届けです。
ついさっきまで運営チームでオフラインで会議していたので、今週の記事はその勢いそのままなぐり書きしていきますよ!なのでちょっとテンション高め。ご容赦!

それでは、レッツラドン!


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ethnodivingに参加するVALUE整理
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前回のnoteで、「次の記事は『4/23(日)夕方、手伝って!』」にすると書いていたのですが、やっぱヤメ。笑

冒頭にも書いている通り、このnoteでは「ethnodivingの運営チームの七転八倒」をお届け、と謳っているので、せっかく打合せ直後にこのnoteを書くのであればそのリアルタイムな議題も共有したいなと。

ということで、今日のテーマは「ethnodivingに参加することのVALUE整理」です。ついさっきまで僕らが話し合っていた内容、撮って出しです。きっとツッコミどころ満載なので、ツッコミコメントお待ちしています。

さて、

ethnodivingのvol.1&vol.2は僕ら運営もまだまだ定まってないことが多いまま走り出して、参加者(ethnodiver)たちからいろんな意見をもらいながら(時に酒を片手に「ethnodivingって結局どうしていきたいんすか!?」と詰められながら)、進んできました。本当に感謝。そんな中で僕たち自身がずっと感じていたジレンマが「プログラムとしてのethnodiving」と「zineとしてのethnodiving」の方向性の微妙なズレです。

…もうちょっとわかりやすく説明します。(説明できるか不安)

「プログラムとしてのethnodiving」では、当たり前ですが、参加者=ethnodiverが僕ら運営にとってのお客さんということになります。ただのサービス提供者とお客さんというドライな関係にはしたくないと思っていますが、実際にプログラム参加料として決して少なくないお金をいただいて体験を提供しているのは事実です。
3~4ヶ月のプログラム(リサーチ、レクチャー、街歩き、zine誌面製作、etc.)を通してethnodiverたちが自分の興味と感性でもって街を深堀りして、仲間とディスカッションをしながら誌面をつくっていくという体験全体をデザインし、実行することが運営には求められています。
ethnodiverのみんなに「参加できて良かった」と思ってもらえるように全力を尽くす、それがプログラムとしてのethnodivingを運営する上でのあるべき姿かと思っています。

ところが、「zineとしてのethnodiving」は少し様子が変わります。ethnodiverひとりひとりが表現したものを1冊まとめることでできあがったzineはそもそも製作開始の時点で届けるべき相手が明確に定まっていたものではありません。ethnodiverそれぞれの視点が異なるからこそ多様な表現が同居し、面白い1冊に仕上がってはいるものの、このzineのお客さん(購入層)はずっと曖昧なままでした。数百冊と刷ったzineをその人たちに届けるため、vol.2販売時にはいろんなイベントに顔を出し手売りをしましたが、僕ら運営チームが届ける作業(販売)を行うにはマンパワーが圧倒的に足りていないという実感僕らがやりたいことはこのzineをより多くの人に届けることだっけ?という疑問が残りました。うまく言語化できてないかもですが、多くの書籍や雑誌のように薄利多売というビジネスモデルに乗せようと思うと、そもそも色々と初期設定から破綻しているな、と。(届けるべき相手が定まっていない、とか)

といったようなvol.1,vol.2でのジレンマを経て、vol.3では「プログラムとしてのethnodiving」にしっかり集中しようという方針にしたんです。プログラムを通して完成したzineは参加者たちに成果物としてお渡しする数冊と印刷所へ発注する前に予約注文を受けた分だけの完全受注生産型でやってみようと思います。これまた実験です、どうなることやら。
#実験 #ワクワク

そんでもってここからが今日の本題、VALUE整理です。
(まだ本題じゃなかったんかい。)

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僕らが考えるethnodivingの価値とは?
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ethnodivingというプログラムを知ったときに、「参加してみたい」と思える魅力はどこにあるのか。もし自分が参加する立場なら、どこに参加する価値を感じるのか。

結論、僕ら運営チームは下の3つをピックアップしました。

  1. まだ知らない自分の感性に出会える(可能性がある)こと

  2. 自分の世界の見方をちょっと変えてくれる仲間を見つけられること

  3. モノ(zine)をつくる体験ができること

うん、打合せ後にこうして改めて書き出すと、「なんか良さそうなのでは」と思っているイケガミです。これなら自分も参加する価値を感じられそう。あくまでプログラムのペルソナ(参加者像)は自分たち自身に設定したいところ。まあ、我々のチームだとこういう会議の次の日とかに「やっぱ違うかも」と言い出すのはほとんどいつも僕なんですけどね。乞うご期待。

そんでもってこの3つの中でも、僕らが特に重要だと思っているもの(本質価値だと思っているもの)は、「1.まだ知らない自分の感性に出会えること」です。2と3は、なんというかあくまで副次的なものであってそれ自体をメインで届けたいわけではないんです。

そして、その本質価値を凝縮させた形でつくってみたethnodivingのヘッドメッセージ(タグライン?)がこちら↓

「自分の感性に驚こう。」


個人的には結構気に入ってます。
なんか良い広告つくれそうじゃないですか?笑

会話の中で自分で話した内容に「あ、自分ってこんなこと考えてたんだ」って驚くことあるじゃないですか。あんなノリで、リサーチしながら、ディスカッションしながら、自分の誌面つくりながら、ethnodivingのプログラムの中でethnodiverたちが自分自身の感性に驚いてもらえたらいいなって。そんな感じです。

他にも、今日の会議の中で、vol.1,vol.2のethnodiverたちにも改めて実際なんで参加しようと思ったのか、参加してみてどうだったのか、聞いてみようという話になりました。これまでのethnodiverみなさんには運営からそれぞれご連絡いきますので、どうぞよろしく。どうかよろしく。(vol.3の参加者募集のタイミングでコメント使わせてほしいっす。)

これまでのethnodiverたちが参加してみようと思った理由(VALUE)が僕らのVALUE整理と全然違ったら、それはそれで面白いですね。笑

今日はこんなところ、現場からは以上です!

...と言いたいところですが、

4/23(日)夕方、手伝って!』についてはまた今度記事にするよみたいに書いたものの、この記事書いているうちにさすがに何やるかだけでも早めに共有しておけよ、と思い直しましたので、ちょっとだけ書いておきます。

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4/23(日)夕方、手伝って!(前編)
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4/23(日) 17:00-19:00
「もぐる場 ~ethnodiving vol.3 briefing session~ in なかなかの」

を開催します!

要はethnodiving vol.3参加してみたいかもって方向けに説明会&交流会を中野坂上と東中野のちょうど真ん中にあるオシャレなカフェバーなかなかのにて行いますって話です。なかなかのさんはvol.3の運営パートナーとして今後のプログラムも伴走していただく予定です。ありがたや。

中野坂上と東中野のちょうど真ん中、山手通り沿いにあるカフェバー「なかなかの」


ちょっとでも興味ある人は、おひとりでも、お友達と一緒でも構いませんのでふるってご参加ください。(詳細はまたちゃんとInstagramで告知します。)

そんでもって、vol.1&vol.2の関係者みなさまに置かれましては、合同交流会の意味合いもありますので、ぜひ予定が合えば(予定合わせて!)お集まりください。ちなみに17:00-19:00ですが、19:00-はバー営業されてるのでそのまま残って飲んでくのもありです。僕は残ります。vol.3への参加に興味ありそうなお友達も連れてきてくれるとなお嬉しいです!一緒にvol.3を盛り上げてください!よろしくお願いします!


今度こそ現場からは以上、また来週!


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次回の「(仮)ethnodivingの裏側」
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・4/23(日)夕方、手伝って!(後編)
→何を手伝ってほしいのか、全部は言えてないので改めて次回!


ethnodivingへの応援や質問・相談、その他ethnodivingに関係ないことでもいろいろコメントお待ちしてます!記事にスキしてくれると連載のモチベーションあがるのでぜひお願いします!

#ethnodiving#zine#クリエイティブ#共創#地域文化

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