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世界を旅して、考えたこと

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【旅・暮らし・建築にご興味ある方向けマガジン】 これまで訪れた国や街や建築を通して、その当時思っていたことや、その旅を振り返って今思うことを書いたnoteをまとめています。
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#海外

「日常」に心奪われる瞬間を求めて

さて、唐突ですが、「日常」とはなんぞや。 我らがWikipedia先生によると、 (「日常」の項目はなかったので「日常生活」を参照) 日常生活(にちじょうせいかつ)は、毎日繰り返される生活のこと。 具体的には、日々の生活の中で繰り返される出来事や習慣的動作、そこで用いられる物の考え方や知識(常識)、接する物品(その一部は日用品と呼ばれる)などから構成される。 とのこと。 なので、 当たり前の当たり前太郎ですが、 自分の日常は、他人の日常とは全然別物。 とくに風土や

感動したスタジアムの話

みなさんスタジアムには行くことありますか? サッカーを見たり、 ラグビーを見たり、 野球を見たり、 スポーツを生で観戦するのは本当に良い体験ですよね。 これまで、いくつかスタジアムに訪れましたが、 今日は、その中でも印象的だったスタジアム、 「街と一体になったスタジアム」 に感動した話をしようと思います。 【今日のまとめを先に】 ✅スタジアムの「原始的な姿」を見て感動した。 街と一体になったスタジアムロンドンから西に向かうと、 そこにはバースという街があります。

世界最高峰の収集癖から学ぶ

イギリスって、みなさんどういうイメージを持っているのでしょう? 紳士の国? フットボールの国? どんより曇った国? ごはんがおいしくない国? 半年暮らした僕が思うのは、 世界最高峰の収集癖を持った帝国 です。 今日は「ロンドンの博物館・美術館から学んだこと」を話します。 【今日のまとめを先に】 ✅大英帝国の収集能力と展示能力は一級品。 ✅得手不得手は人それぞれ。 ✅自分の強みを誇ることが大切。 得手不得手は人それぞれ 自分の強みを誇れ ロンドンライフはとにかく

音のない世界

音のない世界に行ったことはあるか? 僕はある。 耳が不自由な人の話とか、僕の耳が聞こえなくなったとか、そういう類の話じゃないから過敏にならないで。 ただ、地球上にはそういう場所が 実はある。 今日はアメリカ西海岸を友達と旅してた時に遭遇した「音のない世界」の話。 フランクな小噺なので、今日はいつものデスマス調は封印デス! (封印できてない) 【今日のまとめを先に】 ◆ルート66を走れ。 ルート66、音のない世界 全然違うところから話を始める。 昨日の記事で、

海外生活で一番恋しくなったもの

海外生活をしたことがある人やちょっと長期で海外旅行に行ったことがある人は皆その途中に日本での生活のなにかしらが恋しくなった経験があるのではないでしょうか? 人によっては米が恋しくなり、 人によっては畳が恋しくなり、 人によっては日本語が恋しくなります。 僕もありました。 今日は僕が「海外生活で恋しくなったもの」という話をします。 ちなみに今回、「人」は無しです。 そりゃ当たり前に家族や恋人や友達は恋しくなるので。 【今日のまとめを先に】 ◆お湯に浸かれれば万事よし

僕たちは「未完成のサグラダファミリア」を失う

1882年、サグラダファミリアの建設が始まりました。 そして、144年の時を経て、 2026年、サグラダファミリアは完成すると言われています。 みなさんはサグラダファミリアの完成を 楽しみにしているでしょうか? 僕はとても複雑な想いを抱いています。 今日は、 「僕たちは未完成のサグラダファミリアを失う」という話をします。 サグラダファミリアの本当の価値 僕はこの建築に魅せられて建築の道を志しました。 100年以上という、人間の一生を超える時間をかけて、つくってい

英語を話すことが初めて楽しいと思えた日のこと

とにかく「英語」が嫌いでした。 中学1年の一番最初の英語の先生がとにかくスパルタで、授業の進みも早くて、一瞬で周りから置いてかれた僕の英語に対する苦手意識はどんどん心の中で大きく成長していきました。 今日はそんな僕が「英語を楽しいと初めて思えた日のこと」を書いてみます。 いま、英語の勉強が辛い受験生、仕事で英語を使わないといけないのに全然話せないと悩んでいる人、英語力が不安で海外に出れない人、 気持ち、めちゃくちゃわかります。 わかるからこそ、今日の話はそういった人

暮らすように旅をする

"暮らすように" 旅をしたことはありますか? 旅行と一口に言ってもその方法は様々です。 弾丸日帰り旅行もあれば、世界一周旅行なんかもありますね。 たくさん色んなものを見て、いろんな街に行って、いろんな名所を周って、そんな旅行も楽しいですけど、 もっとじっくりひとつの街を味わうっていう旅の仕方もこれまた良いものです。 今日はそんな「暮らすように旅をする」ことの醍醐味について書いてみます。 パリのアパルトマンを借りて 友人ふたりと一緒に3人で行った、僕にとっては初めて