【人を操る禁断の文章術 (メンタリストDaiGo著)】
今回は、文章の本です。有名なので読まれた方も多いのではないでしょうか?
【人を操る禁断の文章術 (メンタリストDaiGo著)】
今の時代、文章の書くツール、発信するツールはどんどん進化しています。ただ、いつの時代も読む相手は人間なので、書き方自体は不変のものがあります。
その核のようなものの一部が詰まっていると感じました。情報発信したい方、商業系の文章を書きたい方は是非読まれることを強くお勧めします。
<気づき>
“「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く”
この視点は目からうろこでした。僕は今まで「どうすれば人に伝わる(響く)ように書けるか」という視点で文章を考えてきました。ただ、ここでのポイントは
【「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をしてほしいか」で考えること】
そのためにはどうすればいいかが書かれています。我々が普段文章を書くときは、確かに相手に○○してもらう為に書きます(感動や楽しむ等の感情も心の行動という意味では入ります)。
簡単なようでとても難しく、深い、ある意味究極の文章術だと思います。どのような種類の文章であろうと絶対に必要な視点です。これは心に留めておこうと誓いました。
“ワンメッセージ・ワンアウトカム”
文章を書いているうちに、あれも伝えたい、これも伝えたいと情報を盛り込んでいって、最終的に情報盛りだくさんになってしまうことがあります。そんなときは「どんな行動をしてほしいか」に戻って、内容を精査する必要があります。勿論、その行動を起こしてもらうために必要な情報ならいいのかなと思っていましたが、Daigoさんは
【あえて文章を短くすることで、読み手の想像力を借りる】
とおっしゃっています。確かに、少しのきっかけを与えてあげることで、相手の潜在意識ではその他の空白の情報を埋めようと働き始めます。相手のイメージに訴えかけることは大切ですね。
<アクション>
・相手にどんな行動をしてほしいかを(決めて)書いてから文章を書く
(今回のnoteはこの本を読んでもらう。Kindle Unlimitedで読めるので是非!)
<最後に>
正直にお話すると、最初の気づきが大きすぎて、他の箇所は付随したテクニック程度に感じてしまいました。ただ、文章を書く上では知っておいて損は無いと思っています(特に追伸の使い方や3つの原則に関して)。そして最初の気づきを得るためにも是非、最初の章だけでもいいので読んで欲しいと思います。
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