曲から短歌 ~音楽に寄せる愛1
ていうのがあるんか、おぉ😄
・・・って喜んでたら、応募終わってました(笑)。
でも、書きたいので、終わったけど書いちゃいます。
1. 夢のつづき/安全地帯
安全地帯Ⅳ(1985年)の冒頭の曲です。シングルではありませんが、安全地帯の隠れた名曲と言われています。私もそう思います。
セピア色の風景のなか寄り添う男女が浮かびます。「愛」の語がいっこもないのに愛に満ち溢れています。サビのファルセットがもう、素晴らしくて、じんわり幸せがしみ込んでくる感じ。
この安全地帯Ⅳというアルバムは、「夢のつづき」に始まり、ヒット曲「碧い瞳のエリス」「悲しみにさよなら」等と、「消えない夜」等の地味曲が実にバランスよく配置され、ラストが「ありふれないで」アップテンポの明るい曲がくるのは当時の安地では珍しい(と思う)。で、最後、「夢のつづき」のエンディングが流れるという・・・映画のエンドロールみたいな、お洒落な構成になっています。
「ありふれないで」も好きな曲で、恋するってこういうことだよねと、膝を打ちたくなります。
二人の天才・玉置浩二と松井五郎の化学反応がすごいことになっています。玉置さんの歌・曲はもちろん素晴らしいんですが、松井五郎の詞が、また。
二人称が「君」ではなく「あなた」だった頃の安全地帯。
もちろん、今の安全地帯、玉置さんも好きですよ。
若い子が「サーチライト(ドラマ「東京バンドワゴン」主題歌)」から入りました! と言ってるのを聞くと、じ~んときます🥰
姉に連れられて行った、人生初めてのコンサートがⅦ発売時(1990年)の安全地帯でした。大阪城ホール。ファンクラブに入ってる姉のおかげで前から7列目のど真ん中という超良席😆
コンサート開始、アカペラで登場する玉置浩二。
🌟🌟その瞬間、電気走ったみたいにヴヴッ! ってなりました。🌟🌟
うますぎて。歌が。
音楽のことはなんもわからない私でもそうなりました。
恐るべし、歌王玉置さん。80年代が芸能人の不倫に今ほど厳しい時代じゃなくて、謹慎とか無くてほんとによかったと思います(笑)。
この曲の掲出フレーズから詠んでみました。
何気ない日々の暮らしがあたたかい夢のつづきもあなたに逢えて
2. Don't It Make My Brown Eyes Blue
(邦題:瞳のささやき)/Laura Fygi
石田純一と秋吉久美子のドラマ「さよならをもう一度(1992年)」の主題歌。このドラマは見てないんですが(なんでや💢💢)、英語はわからないけど、この曲はいいなあ、と思って聴いてました。
やさしげで、ものうげなバラードです。
竹内まりやさんも歌っておられます。
抜粋した以上の歌詞を、辞書を引き引き(笑)、和訳→日本語の短歌にしてみます。
傷つけるつもりじゃなかった行かないで私の瞳を曇らせないで
・・・ちょっと、意訳してますが・・・う~ん・・・うまく出来ていますかね💦
でも、この曲が好きなので、載せちゃいます。
3. ファイト!/中島みゆき
(アルバム「予感」収録)
「あたし中卒やからね」で始まる、なんともインパクトのすごい曲。
仕事その他で悔しい、悲しい思いをしてこの歌を口ずさむ人は全国にかなりいらっしゃることと存じます。私もそのひとり。
春、人事異動の隅に見つけたり闘わなかった奴等の名前
みゆきさんはこういう単純な感情で作詞されてないとは思いますが、自分がこの歌に救われたのは事実。
中島みゆきさんで、もう1曲。私は「マッサン」を見てませんでしたが(見てないんかい💥💥)、紅白で「麦の唄」を歌ってらっしゃるのを見てまして、
この冒頭だけでブワッと落涙いたしました。
これだけでどんな話かわかるし、主人公の熱い思いが伝わってくる。
中島みゆきはすごいアーティストだなと、改めて感じ入った次第です。
以上4曲、興味持たれた方はぜひ、聴いてみてください。
「麦の唄」だけ公式Youtubeを見つけたので、貼っておきます。