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SlackにThanksカードチャンネルを作った話

日々の業務の中の感謝の気持ちを伝える、thanks_cardチャンネルを作ったので、その経緯について、書いていきたいと思います。

エンゲージメント調査アンケートを実施

エンゲージメントを定量的に測る1つの方法として、ストレングスファインダーで有名なギャラッブ社のQ12があります。

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
Q4:この1週間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
Q5:上司または職場の誰かが、自分を一人の人間として気にかけてくれている
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10:職場に親友がいる
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

ギャラップ社エンゲージメントサーベイ Q12

弊社ではエンゲージメント委員会という、エンゲージメントを高めるための全社横断グループがあり、このグループ主導で全社調査を実施しました。
その結果、Q4やQ11など、周囲からの承認の項目の点数が低いことが分かりました。

感謝の気持ちの伝わりにくさ

「ありがとうございます」という言葉は日常に溢れています。しかし、それは本当の感謝なのでしょうか。確かにそこには感謝の気持ちはあると思います。しかし、受け取り手は感謝の気持ちを十分に受け取れているのでしょうか。コミュニケーションは双方に届いて初めて伝わるものだと思います。たとえ、社交辞令でなくても相手がどう受け取るか。日本人のコミュニケーションにおいては、伝える側の感謝の度合いにかかわらず、受け手にとって「ありがとうございます」が社交辞令になっているように思います。

感謝の気持ちをカタチにしよう

以前、弊社ではCollaのキャンディ機能をトライアル利用していました。トライアルの短い期間ではあったものの、キャンディ機能で感謝の言葉と共にお互いにキャンディを送り合う雰囲気はとても良かったと思っていました。
この頃の経験から、感謝の言葉を文字に起こしで伝えることで感謝が伝わるのでは良いのではないか、ということをエンゲージメント委員会で話をしました。

ということで、サービスを利用するのではなく、コストをかけずに実現できる、ということでSlackにThanksカードチャンネルを作成しました。

まだまだ利用状況は活発ではなく、課題はありますが、感謝の言葉が溢れる組織へと少しずつでも変わっていけると良いな、と思っています。

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