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「今日の1曲」2024.02.10 - 02.16

2月10日(土)

今日の1曲 はイギリスのロック・ギタリスト/シンガーによるビートルズの名曲のカバー・バージョンです。彼の2000年代に入ってからのアルバムに収録されています。

曲はレノン/マッカートニーのものではなくて、ジョージ・ハリスンのものです……といえば、もうだいたいどの曲かわかると思いますが。色々カバーのある曲ですが、このバージョンもなかなか良いと思います。

このアーティストは難病のため、残念ながら数年前にツアー活動を停止してしまったのですが、そのフェアウェル・ツアーでの最後の曲もこの曲だったそうです。

オリジナルはビートルズの「ホワイト・アルバム」の中の1曲。2002年のアルバムにあるバージョンを、19時ごろに。

【While My Guitar Gently Weeps (2003)】
オリジナルはもちろんジョージ・ハリスン作の名曲。ピーター・フランプトンのこのカバーは彼の12枚目のスタジオ・アルバムに収録されています。彼が難病のためツアーを引退するフェアウェル・コンサートでの最後の曲もこれでした。


2月11日(日・祝) 

今日の1曲 は、1980年代後半のイギリスのニュー・ウエイヴ系ロック・バンドによるヒット曲で、チャート上位に上るヒットとなった曲です。

当時人気絶頂だったバンドですが、人気ゆえの悩みも色々あったようで、活動に疲れてしまったとか、新しいことをやりたいとかいう人が出てきまして。

この曲を含むアルバムの前にメンバー5人のうち2人が脱退してしまうという事態になりました。そんなわけで今日の曲はトリオでの曲ということになります。アルバムのプロデューサーとしてこれも当時人気のアメリカのギタリストが参加しています。

1986年から翌年にかけてのヒット曲です。19時ごろに

【Notorious (1987)】
ヒット曲を連発し、人気絶頂だったデュラン・デュランですが、アンディ・テイラーとロジャー・テイラーが脱退し、3人になって出した最初のシングルがこちら。ナイル・ロジャーズがプロデュースとギターで参加し、全米2位になるヒットになりました。


2月12日(月・振休)

今日の1曲 は、1980年代後半のアメリカの女性3人組ダンス・ポップ系ヴォーカル・グループのヒット曲です。R&Bやヒップホップにラテンの要素の加わった、いわゆるフリースタイルというジャンルの人気グループの1つでした。

1984年にデビューしたグループでこの曲までにもダンス・チャートでのヒットなどはありましたが。総合チャートでも上位に上ったいわゆるクロス・オーバー・ヒットとなったのは今日の曲が最初でした。

この後、1990年代にかけて、このグループはそういったクロスオーバー・ヒットをいくつも生み出しています。1990年後半代には活動を停止しましたが、2000年代に入って復活して今も活動しているようです。

1987年のヒット曲でした。19時ごろに

【Come Go with Me (1987)】
エクスポゼのデビュー・アルバムからの3枚目のシングル。全米5位に上るヒットになっています。アルバム以前にもヒットのあったグループですが、アルバム制作中にメンバーの交替があったそうで、この曲は新メンバーによるレコーディングでした。


2月13日(火)

今日の1曲 は、1980年代後半のアメリカのロック・バンドによるヒット曲の1つです。1970年代前半に結成され、70年代後半にはヒット曲を生み出していたバンドでしたが。

その後メンバーの脱退などもあり、1980年代前半には低調な時代があったものの、1980年代中盤以降はまたヒット曲を連発して黄金期を迎えていました。

今日の曲もそんな流れの中で生れたヒット曲の1つで、このバンドの8つ目の全米トップ10入りするヒットになっていました。

そんな1987年のヒット曲を、19時ごろに。

【Who Will You Run to (1987)】
ハートの9枚目のスタジオ・アルバムからのシングル。全米7位、メインストリーム・ロック・チャートで2位に上ったヒット曲。作詞・作曲は、今もテイラー・スウィフトなどに楽曲を提供しているヒット・ソングライターのダイアン・ウォレン。


2月14日(水)

今日の1曲 は1980年代後半、当時大人気だったアメリカの女性R&B/ポップス系シンガーのヒット曲の1つです。2枚目のアルバムからのシングル・カットでした。

この2枚目のアルバムも大ヒットしており、全米で1000万枚以上を売上げた「ダイアモンド・ディスク」認定を受けた他、世界の多くの国でチャート1位になりました。今日の曲も全米1位を獲得しています。

この曲が全米1位になったことで、彼女は6枚連続シングルで全米1位を達成しており、これはビートルズ、ビージーズと並んで今でも記録となっているようです。

1987年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時すぎに

【So Emotional (1987-8)】
ホイットニー・ヒューストンのセカンド・アルバムからの3枚目のシングルで、彼女はこの曲でシングル6枚連続で全米No.1という記録を達成しています。作詞・作曲は、ビリー・スタインバーグ/トム・ケリーというヒットメーカー・コンビでした。


2月15日(木)

今日の1曲は、1980年代後半に活躍したアメリカの女性ポップス系シンガーの全米No.1ヒット曲です。いわゆるティーン・アイドル的な人でした。デビュー当初からすごい人気になりまして。

今日の曲はデビュー・アルバムからの3枚目のシングルで、その前の曲から2曲連続の全米1位獲得となりました。当時、彼女ともう一人似たような女性アイドル系のシンガーがいて競い合っているような状況もありましたね。

その後もヒットは生れましたが、親とマネージャーの確執とか、そんなゴタゴタもあって、次第に人気は衰えていきました。今でも活動は続けているようではありますが。

1987年から翌年にかけてのヒット曲です。19時ごろに。

【Could’ve Been (1987-8)】
英文法の例文(仮定法過去完了)みたいなタイトルですが、ティファニーのヒット曲で、オリジナルはロイス・ブレイシュというシンガーソングライターの曲。1つ前の曲(「二人の世界」)に次いで全米チャート1位を2週連続で獲得しています。


2月16日(金)

今日の1曲 は、1980年代の後半に大ヒットしたアメリカ映画のサントラに使われた曲です。曲自体も全米チャートの上位に上るヒットになりました。

バラード・ナンバーなのですが、歌っているのは、その映画の主演も務めた俳優で、女性シンガーとのデュエットになっています。

曲を書いたのもこの俳優(共作)で、実は別のこの俳優の出演する映画で使われることを意図して書いたようなのですが、結局採用されなかったようです。結局、別の映画に採用されて、歌も映画もヒットするという結末になりましたが。

1987年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。

【She’s Like the Wind (1987-8)】
パトリック・スウェイジが主演した映画『ダーティ・ダンシング』のサントラでウエンディ・フレイザーと歌いヒットした曲(全米3位)。もともとスウェイジがステイシー・ワイドリッツという人と別の映画のために書いた曲だったそうです。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。