「今日の1曲」2021.12.04 - 12.10
12月4日(土)
今日の1曲 は1980年代のロック・アルバムからの1曲です。あの男性ロック・シンガーによる大ヒットアルバムなんでして。
このアルバムはこれまでに3000万枚以上を売り上げ、タイトルチューンをはじめとした数々のヒットシングルを生み出しているという、まあ、ちょっとおばけみたいなアルバムなんですが。
今日の曲もそんなシングルカットされた曲の1つで、全米5位になるヒットとなりました。若かりしころの輝いていた自分を振り返る、そんな人たちを題材にしています。
1985年のヒット曲です。19時ごろに。
【Glory Days (1985)】
ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」アルバムからシングルカットされ全米トップ10入りをした7枚のうちの5枚目のシングル。昔(高校時代とか)の栄光の日々とかを振り返ってるよくいる人たちをややコミカルに歌った歌です。
12月5日(日)
音楽のジャンルっていうのも色々ありますよね。その時々で新しいものが生まれてきたりもしますが、だいたい、それまであっものの変形とか、ミックスとかが多いですが。
それに、そういう新しいジャンルって、新しいがゆえにその定義も曖昧だったりします。今日の1曲 は1980年代に生まれたジャンルの最初の曲だと言われてるんですが。
その頃盛んになってきたエレクトリックなサウンド、ファンク、ラテンなんかが融合したスタイルのサウンドでした。ある女性シンガーのデビュー曲です。
1984年のヒット曲。19時ごろに。
【Let the Music Play (1984)】
シャノンという人のデビュー曲であり最大のヒット曲ですが、この曲が最も最初の「フリースタイル」というジャンルの曲であるといわれています。ファンク、ラテン、ヒップホップなどが融合したようなスタイルのダンスチューンですね。
12月6日(月)
今日の1曲 は、1980年代、当時ヨーロッパでは大人気だった男性シンガーが、アメリカでブレイクするきっかけになったヒット曲です。
こういうアメリカ進出とかって、簡単に行く(ようにみえる)場合もあれば、なかな苦労することもありますよね。今日の人の場合は、とあるアメリカの男性シンガーとのコラボでした。
つまりデュエット曲をリリースしたわけですね、それが今日の曲なわけですが、この曲がヒットしたおかげで、このシンガーはアメリカでも人気を得ることになったわけです。
1984年のヒット曲を、19時ごろに。
【To All the Girls I’ve Loved Before (1984)】
フリオ・イグレシアスとウィリー・ネルソンのデュエットによるヒット曲で、イグレシアスの英語圏進出のきっかけとなった曲でした。オリジナルはアルバート・ハモンドの曲で、作曲はハモンド、作詞はハル・デイヴィッド。
12月7日(火)
ファミリー・グループ、つまりメンバーがみんな家族で構成されているグループって色々ありますよね。ジャクソン5とフィンガー5とか、その他たくさん。
今日の1曲 は、1980年代にブレイクしたR&B/ソウル系のファミリー・グループのバラード・ヒット曲です。モータウンのベリー・ゴーディが惚れ込んだとかいうことですが。
で、ヒット曲も出て、一躍スターダムに躍り出たんですが、その後メンバーがソロ活動に移ったり、薬物使用の問題があったりして、グループとしての活動は短かったですね。
そんなグループの1983年のヒット曲を、19時ごろに。
【All This Love (1983)】
デバージの2枚目のアルバムからのシングルで、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位となりました。この辺りからデバージはブレイクしていきました。エル・デバージは、もともとマーヴィン・ゲイに歌って欲しくてこの曲を書いたのだとか。
12月8日(水)
ミュージシャンがそれなりに売れてくると、よく出すのが「クリスマス・アルバム」ってやつですよね。クリスマス・ソングを集めたアルバム。最初からクリスマス・アルバムを出す人はあまりいません。
今日の1曲 は、2002年にアルバムデビューして以降ずっと活躍している、女性シンガー/ピアニストの最近出たクリスマス・アルバムからの1曲です。
デビューから20年近くたつわけですが、今回のアルバムが実は最初のクリスマス・アルバムなんだそうです。ちょっと意外な気もしますが、まあ単なる巡り合せなのかもしれません。
10月に出たアルバムから、19時ごろに。
【Christmas Calling (2021)】
10月15日にリリースされた、ノラ・ジョーンズのニューアルバム『アイ・ドリーム・オヴ・クリスマス』の一曲目に収録されているナンバー。作詞作曲はノラ・ジョーンズ自身。彼女にとっては、これが初めてのクリスマス・アルバムだそうです。
12月9日(木)
今日の1曲 は、アメリカの男性カントリー/ポップ・シンガーによる1980年代のヒット曲の1つです。アメリカでは国民的な人気を誇った人でしたが、昨年残念ながら亡くなってしまいました。
で、今日の曲ですが、ソロではなくてデュエットの曲です。この人の場合、結構いろんな人とデュエットしているんですけどね。
今日の曲は、同じカントリー系の人ではなくて、当時人気のあったイギリスの女性シンガーとの共演作でした。当時は賛否いろいろあったようですが、結果としはカントリーチャート1位となるヒットでした。
1983年のヒット曲を、19時ごろに。
【We’ve Got Tonight (1983)】
オリジナルはボブ・シーガー1978年のヒット曲。このケニー・ロジャーズとシーナ・イーストンのデュエットは全米総合チャート6位、カントリーチャート1位を記録しています。プロデュースはデヴィッド・フォスター。しかし笑える邦題ですな。
12月10日(金)
1980年代といえば、当時進化をつづけていたシンセサイザーを取り入れたサウンドが、音楽シーンで大きく花開いた時代でしたね。
いわゆる、シンセ・ポップとかテクノ・ポップとかニューウエーヴとか、そんな名前でくくられた音楽ですよね。今日の1曲 は、そんなジャンルの代表的なグループの1つによるヒット曲です。
イギリスで1977年ごろから活動していたグループですが、今日の曲がアメリカでもヒットして、世界的に知られるようになりました。
1981年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。
【Don’t You Want Me (1981-2)】
ヒューマン・リーグは1977年に結成されましたが、最初の名前はザ・フューチャーというバンドで、それから色々と名前やらメンバーやらを変えてヒューマン・リーグになりました。そして、この曲が全米・全英でNo.1になったということですね。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。