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「今日の1曲」 2021.11.20 - 11.26

11月20日(土)
今日の1曲は、1990年に大ヒットした映画のサントラからの曲です。 全米興行収益1位となったロマンティック・コメディでした。

この映画には主題歌も1960年代の曲が使われてリバイバルヒットしたりしましたが、今日の曲も映画のために書かれたものではありませんでした。

アメリカ西海岸の女性AORシンガーが映画の10年近く前にレコーディングしたものだったんですね。サントラに入ったことでシングルカットもされたんですが。

オリジナルは1981年のアルバムに収録された曲。19時ごろに。

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【Fallen (1990)】
西海岸のAORシンガーソングライターで、ポップユニット、チャンキー、ノヴィ&アーニーのチャンキーとしても活動しているローレン・ウッドの1981年のソロアルバムからの曲。一般的には映画『プリティ・ウーマン』のサウンドトラックで知られています。


11月21日(日)
今日の1曲 も、映画のサントラからの曲です。1980年代中頃のヒット・コメディ映画の中のナンバー。なんですが。

この映画は、ある男性スター・ソウル/R&Bシンガーソングライターが、映画全体の楽器を提供しています。

今日の曲も彼の作品で歌も歌っていますが、一人ではなく、別のスター女性シンガーとのコラボとなっています。デュエットってことですね。

1984年の映画から、19時ごろに。

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【It’s You (1984)】
スティービー・ワンダーが音楽プロデュースを担当した映画『ウーマン・イン・レッド』のサウンドトラック・アルバムの中の曲。シングルカットはされませんでしたが、ディオンヌ・ワーウィックとのデュエットがいい感じです。TV番組か何かからの映像で。


11月22日(月)
今日の1曲 は、あの男性弦楽器プレイヤーのニューアルバムからの曲なのですが、今回のアルバムは数多くのミュージシャンたちとのコラボアルバムになっていまして。

基本的に、過去の楽曲のカバーバージョンのコレクションになっています。今日の曲もそんな1曲で、ビートルズの名曲のカバーなんですが。

コラボしているのは、アメリカの有名シンガーの男女2人です。2人は実は夫婦なんですね。男性の方は、歌だけでなくギターも弾いています。

つい先日出たアルバムから。19時ごろに。

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【Something (2021)】
ジェイク・シマブクロのニューアルバム『ジェイク&フレンズ』は様々なアーティストたちとのコラボを集めたものになりました。ヴィンス・ギルとエイミー・グラントの実生活でも夫婦のデュオとは、こちらのビートルズ・カバー。ギターもヴィンス・ギル。


11月23日(火・祝)
今日の1曲 は、1980年代後半のヒット曲。なんか否が応でもその頃のバブルな記憶が蘇ってくるような(かどうかは人それぞれでしょうが)そんな曲です。

歌っているのは、あのイギリスの男性シンガーで、彼のデビューアルバムからの2枚目の全米No.1シングルでした。まあ、それが最後のNo.1ソングでもあったのですが。

アメリカでの人気は90年代前半まででしたが、イギリスではいまだに人気のある人で、アルバムがトップ10入りしたりもしています。色々ネットでいじられたりもする人ですけどね。

1988年のヒット曲を、19時ごろに。

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【Together Forever (1988)】
リック・アストリーの2枚目の(そして最後の)全米No.1ヒット曲でした。1枚目の「ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ」とよく似てるので、間違えやすいんですよね(笑)SMAPがメジャーデビュー前にコンサートとかで歌ってたそうです。へー。


11月24日(水)
芸名とかステージネームとか、言いかたはどうでもいいですが、それを変える人っていますよね。今日の1曲 を歌っている人も実は今世紀に入って変えたそうでして。

名前を変える理由って、たとえばなかなか売れないので心機一転とか、他の人と似ていて紛わしいとか、事務所ともめたとか、まあ色々あるかとは思うのですがね。

今日の曲の人の場合は、どうもなにか「お告げ」があったらしいんですよね。で、変えたと。まあそれで幸せになったのかどうかは、よく知らないんですが。

まだ前の名前だった1988年のヒット曲を、19時ごろに。

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【Wishing Well (1988)】
テレンス・トレント・ダービーって、2001年に「夢のお告げ」でサナンダ・マイトレイヤに改名して、いまではイタリアにすんでるそうです。知らなかった。色んな楽器を演奏するマルチ・プレイヤーでもある才人でしたね。彼の唯一の全米No.1ヒット曲。


11月25日(木)
今日の1曲 は、最近の曲でして。現在放映中のとあるテレビドラマのオープニングに使われているJ-POPアーティストによる新曲なんですけどね。

金曜の深夜にやっている、ちょっと面白いというか変わった設定のドラマなんですが。なんとなくTVerで観はじめたらちょっとハマってしまいまして(笑)

で、そんなドラマの主題歌なんですが、大阪出身の男性シンガーソングライターの曲です。アイドルのプロデュースなんてのも手がけて曲も提供したりしてる人です。

つい最近公開されたシングルです。19時ごろに。

清竜人

【コンサートホール (2021)】
清竜人の最新曲。酒の置いてないスナックを訪れた人が突然歌い出したり、踊ったり、朗読したりする、なかなか斬新なドラマ、テレビ東京系『スナック キズヅキ』とのタイアップ曲。この曲がオープニング・テーマでエンディングは森山直太朗(笑)


11月26日(金)
1980年代の日本のシティ・ポップてものが、海外でも人気だというのはよく聞く話ですが、そうすると海外でそんな80年代の日本のカルチャーオタクみたいな人が出てきてるみたいでして。

今日の1曲 はそんなアメリカ西海岸のオタクっぽい人がやってるプロジェクトのEPからの曲なんですが、なんでも街のやつ』という架空の日本映画の音楽のアメリカ版を作るためのサントラのため(という想定)の曲だそうでして。

それで出来たものはというと、日本のシティ・ポップにヴェイパーウエイヴとかそんなものの要素をミックスした換骨奪胎版みたいな曲です。バカにしてんのか、と思うかもしれませんが、すべて狙ってやってるみたいですね。

オリジナルラブの田島氏イチ押しとかいう噂も。19時ごろに。

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【Loretta (2021)】
Ginger Root はアメリカ西海岸に住むキャメロン・ルーという人のインディー・ソウル系プロジェクトだそうで、最近日本のシティ・ポップを換骨奪胎したようなEP “City Slickers” を出していて、その中の1曲。この「日本語版」ジャケも狙って作ってますね。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。