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「今日の1曲」2021.12.11 - 12.17

12月11日(土)
今日の1曲 は最も成功したイギリスのパンク・ロック・バンドの1つといわれる人たちのヒット曲です。1970年代後半から活動していましたが、1980年代に出たこの曲が最大のヒットでした。

この曲は、メンバーのドラマーの人が書いた曲だったんで、それに詞を付けてレコーディングされたのですが、この曲の入ったアルバムが発売される直前に、この人脱退しちゃったんですね。

まあ、色々あったらしいんですが、そんなわけで、この曲が世に出る頃は、このドラマーはバンドにいなかったらしいんですね。なので、音源的には彼のドラムなのですが、MVにも登場していません。

そんな1983年のヒット曲を、19時ごろに。

【Rock the Casbah (1983)】
イギリスのパンク・ロック・バンド、ザ・クラッシュのヒット曲で全米8位を記録しています。作曲したのはドラマーのトッパー・ヒードンでしたが、麻薬の問題でバンドを脱退したためミュージック・ビデオには出てないそうです。色々ありますねえ。 


12月12日(日)
今日の1曲 はフランスで人気の若手女性シンガーが歌うジブリ・アニメの主題歌のカバーです。なんか昨年当たりから結構話題になっていたらしいんですが、私は最近知りました。

まあ、このカバーバージョン、シングルとかアルバムの一部とかでリリースされているわけではないようで、テレビ番組での演奏とかコンサートでのライブ動画とかで知られるようになったようですが。

とはいえ、当人は結構気合をいれて覚えて、色んなところでやっているようなので、そのうち正式にリリースされるかもしれません。

今日はフランスのテレビでの歌と演奏で。19時ごろに。

【いつも何度でも (2020)】
フランスで人気の若手フォーク系シンガー、ポム(本名はクレール・ポメというそうです)が日本語でカバーしたジブリ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌。フランス大使館がTwitterで紹介したところ話題になったそうです。知らなかった(笑)



12月13日(月)
今日の1曲 は1980年代に出たあるロック・バンドのヒット曲です。この曲の1つ前に出た曲が大ヒットし、アルバムもヒットしていた、その「余韻」もあったと思うのですが。

今日の曲もかなりなヒットとなりました。このバンド、もともとはブルーズ・ロックのバンドとしてスタートして、1970年代にもいくつかヒット曲はあったのですが。

この曲というかアルバムはかなり路線が変ってきていました。まあレコード会社の思惑とか色々あったんでしょうが。でヒットはしたんですが、一方で批判もあったみたいですね。

そんな1982年のヒット曲を、19時ごろに。

【Freeze-Frame (1982)】
J.ガイルズ・バンドは1968年から活動していて、1970年代にもいくつかのヒット曲はあったものの、「堕ちた天使」とその次のこの曲がヒットした1980年代始め頃が絶頂期でした。1985年には残念ながら解散しちゃうんですけどね。 


12月14日(火)
今日の1曲 は、1960年代に結成され、活動を続けている(のかな?)男性3人によるフォーク・ロック・バンドの1980年代に入ってのヒット曲です。

この曲の入ったアルバムもヒットしたのですが、当時3人のうちの1人にいろいろと問題(まあクスリ関係ですね)があったため、当初は残りの2人がプロジェクトとして立ち上げたようです。

ゲストアーティストも呼んだりして、進めていたそうですが、レコード会社がやはり3人でという意向だったため、結局3人の作品となったそうです。

1982年のヒット曲です。19時ごろに。

【Wasted on the Way (1982)】
クロスビー・スティルス&ナッシュ7枚目のアルバムからのヒット曲で、作詞作曲はグラハム・ナッシュ。元々スティルスとナッシュ2人のプロジェクトとして始めたそうですが、レコード会社が乗ってこなかったので、クロスビーも呼んだんだとか。 


12月15日(水)
今日の1曲 は1980年代始め頃のいわゆるAORのナンバーです。1970年代からいくつかのヒット曲のある男性シンガーの曲ですが。

今日の曲 の入ったアルバムは3つのヒット曲を生み出すなどしていて、彼のキャリア的にはピークだった気もするんですが。この後、なぜか彼は音楽から遠ざかってしまうんですね。

考えてみると、元々はカントリー系の人だったので、AOR系の音作りは本当は彼の本意ではなかったのかもしれません。この後いくつか他のシンガーとのコラボなどはありましたが、新しいアルバムを出すこともなく消えていきました。

1982年のヒット曲を、19時ごろに。

【Cool Night (1982)】
ポール・デイヴィスの同名のアルバムからのシングルカットで、このアルバムからはこの曲を含めて3つのトップ40入りしたヒットが生れています。ただ、この後彼は次第に音楽から遠ざかっていくんですよね(2008年に死去)。何かあったんでしょうか。 


12月16日(木)
ラップっていうものは、今の音楽では当り前というか、しょっちゅう耳にすると思うんですけど、1980年代の始め頃はまだ一般的とはいえなかったですよね。

今日の1曲 はそんなラップをフィーチャーした曲として最初に全米No.1になったという曲なんだそうです。これが黒人アーティストの曲かというと実は違うんですけどね。

アメリカのニューウェーヴ系のロック・バンドの曲なんですが、この曲ではリード・ヴォーカルの女性シンガーが延々とラップをやっているんですね。

1981年のヒット曲。19時ごろに。

【Rapture (1981)】
ブロンディーの全米No.1ソングで、当時の音楽状況を反映して、ニューウェーヴやディスコ、ヒップホップの要素が折込まれています。デボラ・ハリーが延々とラップをするのが特徴的で、ラップの使われた音楽が全米1位になったのはこの曲が最初なんだとか。 


12月17日(金)
今日の1曲 は1950年代まだ10代前半のころから活動していたアメリカの男性シンガーソングライター/ピアニストの代表曲の1つです。5年ちょっと前に残念ながら亡くなってしまいましたが。

彼はソロ・アーティストとしても活躍しましたし、いろんなバンドのメンバーとして、あるいはサイドマンとしても活躍しました。スワンプ・ロックというジャンルの音楽を生んだ1人でもあります。

さらには、数々の曲を生み出して、様々なジャンルのアーティストたちにカバーされてもいます。今日はそんな曲の1つを自ら仲間と歌い演奏している動画で。

1971年のテレビでのライブ映像です。19時ごろに。

【A Song for You (1971)】
多くのアーティストにカバーされているナンバーで、特にアルバムのタイトルにもなっているカーペンターズのバージョンなどが有名ですが、オリジナルはこのレオン・ラッセルによるものでした。テレビ番組でのスタジオライブの映像でどうぞ。






好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。