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「今日の1曲」2021.12.25 - 12.31
12月25日(土)
今日の1曲 はクリスマス・ソングの大定番ナンバーの1つです。とくにあの大物男性歌手の歌が有名なのですが。
そのバージョンが入ったアルバムが世に出てから75年が経つのだそうで、それを記念して、この人の歌に色んなアーティストが「コラボ」する企画が生まれたそうで。
今日の曲もそんなコラボで生まれたニューバージョンということだそうでございます。コラボしてるのは現代の男性R&Bシンガー。
そんなわけで今年出たアルバムから。19時ごろに。
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【The Christmas Song (2021)】
ナット・キング・コールの1946年の作品を、発売75周年を記念して様々なアーティストの「コラボ」として再構成されたアルバムの中から、彼のクリスマス・ソングの中でも最も有名な曲を、ジョン・レジェンドとの共演で。メリー・クリスマス。
12月26日(日)
今日の1曲 は久しぶりに(?)いわゆる「一発屋」的なヒット曲です。1980年代後半に出たR&B/ソウルの男性シンガーによるナンバーなのですが。
この曲、このシンガーソングライターのデビュー曲なんですが、全米1位も獲得し、この曲の入ったアルバムもヒットしたんですが、それ以降は残念ながらヒットに恵まれませんでした。
歌だけでなく、作詞・作曲や編曲、演奏などもこなすマルチな才能のある人だったらしいんですけどね。なかなかうまくいかないものですな。
1987年のヒット曲を、19時ごろに。
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【Shake You Down (1987)】
グレゴリー・アボットはニューヨーク出身のR&B/ソウル・シンガーで、この曲は彼のデビュー曲で、全米1位ヒットとなりました。この曲を含むアルバムもヒットしましたが、その後はヒットに恵まれていません。今も活動はしてるようなんですけどね。
12月27日(月)
今日の1曲 は、1970年代のあるソウル・ヴォーカル・グループによる大ヒット曲……のカバー・バージョンです。オリジナルはちょっと牧歌的なサウンドの曲なんですが。
今日のカバー・バージョンも基本的にはその雰囲気を継承してますかね。歌っているのは、1980年代に特に人気のあったイギリス人男性シンガーです。
いわゆるブルー・アイド・ソウル系の人なんですが、こちらのバージョンも本家ほどではないものの、かなりのヒットになりました。
1990年のヒット曲を、19時ごろに。
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【Oh, Girl (1990)】
オリジナルはシカゴ・ソウルのヴォーカル・グループ、シャイ・ライツの1972年の全米No.1となった大ヒット曲。ポール・ヤングのこちらのカバー・バージョンも全米8位になるヒットとなり、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位を記録しています。
12月28日(火)
今日の1曲 は、1980年代後半にデビューした男性ロックシンガーの曲です。彼のデビューアルバムからのシングルカットの1枚ですが、全米1位になるヒットになりました。
この人、歌を歌うだけじゃなくて、ピアノとかも弾くし、曲も書くし、という人です。どうもお父さんはジャズ・ミュージシャンでお母さんもシンガーという音楽一家の出だそうで。
なので、人に曲も提供したり、人のレコーディングのサイドマンとしても参加したりと、色んな活動をしているんですね。まだ現役で活動中です。
彼の1988年のヒット曲を。19時ごろに。
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【Hold On to the Nights (1988)】
リチャード・マークスは、シンガーとしてだけではなく、ソングライターやセッションプレイヤーとしても活躍していますが、これは彼のデビューソロアルバムからの4枚目のシングルカットで、初の全米1位になった曲。作詞作曲もマークス。
12月29日(水)
今日の1曲 は、1980年代のR&Bバラードのヒット曲の1つです。歌っているのは、ちょうどその1980年代後半に一番活躍していたグループなんですが。
このグループ、いわゆるファミリー・グループなんですけど、それが男女取り混ぜて7人とか8人の兄弟(!)バンドでして。
で、しかもそのルーツをたどるとアフリカ系とかではなくてどうも太平洋の南の島からの移民の家族ということらしいんですね。色んなグループがいるもんです。
そんなグループの1988年のヒット曲を、19時ごろに。
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【Make It Real (1988)】
ザ・ジェッツはトンガ出身の両親をもつ兄弟で構成されたR&Bグループで、ジェッツという名前は、エルトン・ジョンの曲から取ったのだそうです。1980年代後半にいくつかのトップ10入りしたヒット曲を出していますが、その最後の1つがこちらでした。
12月30日(木)
今日の1曲 も1980年代後半のヒット曲なんですが、今日の曲は女性シンガーによるソロナンバーです。当時流行したエレクトリックなR&Bサウンドの曲です。
この人は、1980年代前半はあるグループの一員として活動し、ヒット曲もあり活躍していたのですが、80年代後半になってソロになりました。
そしてソロとなっての最初のデビューアルバムからの3枚目のシングルがこの曲で、ダンサブルなサウンドが受けてヒットしています。
1988年のヒット曲。19時ごろに。
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【Don’t You Want Me (1988)】
ヒューマン・リーグの同名の曲がありますが、まったく別の曲。ジョディ・ワトリーがシャラマーを抜けてソロになった最初のアルバムからの3枚目のシングルカット。全米6位となるヒットで、ダンスミュージック・チャートでは1位になりました。
12月31日(金)
2021年の最後の #今日の1曲 は、大晦日とはまったく関係ない1956年に書かれたジャズの曲です。スタンダードナンバーとしてたまに演奏される曲ですが。
モダンジャズのミュージシャンの中でもスタンダード曲を沢山作った1人のホレス・シルヴァーの作曲で、最初は彼のアルバムで演奏されました。後には歌入りのバージョンも録音しています。
今日は、その曲を現代のサックス・プレイヤーがこれも現在活躍中のベーシストをゲストに迎えて、リモートでセッションしたバージョンでどうぞ。
つい最近公開された動画です。19時ごろに。
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【Señor Blues (2021)】
オリジナルはホーレス・シルヴァーが作曲し1956年のアルバムにレコーディングした曲。シルヴァー自身が詞を書いた歌バージョンもあります。デヴィッド・サンボーンが自分のプロジェクトにクリスチャン・マクブライドを迎えたリモート・セッションで。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。