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女性モデル起用事例!男性経営者が失敗しがちな、女性の共感が得られるモデル選びとは?

長崎のフェムテックスタートアップ・株式会社イグアス、代表CEOの中村あきらです。
年齢や出産へのタイムリミットを感じるキャリア女性に、「彼と1年以内に結婚する」というコンセプトで自分らしい結婚を実現する恋愛・結婚のパーソナルトレーニング「parcy's」(パーシーズ)というサービスを行なっています。

parcy'sのお客様のほとんどは女性だ。代表のぼくが男性のため、女性の気持ちや共感を理解することがとても大切で、いつも難解な仕事になっている。

最初の頃は、全くその違いがわからず苦労した。今回の記事では、実際のparcy'sの事例から「男性経営者が失敗しがちな、女性の共感を得られる画像選びやモデル選び」について紹介していきたい。

女性視点のマーケティングでいつもアドバイスもらうのは、イグアスの株主でもあるハー・ストーリィの日野佳恵子社長

女性視点のマーケティング会社 ハー・ストーリィ 日野佳恵子社長

株式会社イグアスのミッションとして、「人生の転機となる環境をつくり、女性が活躍する社会を実現する」という理念のもと女性のためのサービスを実現していっている。
ただ、代表のぼくが男性ということもあり、自分たちの想いと女性からの見え方がズレるということが度々あった。

その課題を解決すべく初期の段階から、女性経営者に株主として入ってもらうことでそのズレを払拭したいと考えていた。
その中でぼくたちを応援したいと言ってくれ株主になってくれたのが女性視点のマーケティング会社 ハー・ストーリィ代表の日野佳恵子社長だった。

日野さんがイグアスの社外CMOとして助言いただいたことで、女性からの共感が格段に高まっていった。

parcy's初期の頃、日野さんに実際にparcy'sのサービスを見てもらい指摘していただいたことをもとに今日のテーマを進めていこう。

それでは質問、どちらの画像がより女性の共感を得られたでしょうか?

まずこの回答を見る前に、株式会社イグアスが大切にしている「女性向けビジネス」についての記事をぜひ読んでほしい。

上記の記事を読むことでさらに、男性経営者として女性向けビジネスで失敗したことや、どのような視点で女性向けビジネスをやる必要があるのかが分かりやすく書いているのでぜひ見てみよう。

それでは、回答はこちら!

Bのモデルが女性の共感は高かった

答えは、Bになる。

数字で見たときは、AのモデルからBのモデルに変えたあとサイトの離脱率、メルマガ会員の解除率などが大幅に下がったのだ。

なぜBのモデル画像が女性の共感を集めたのか?日野さんの実際のフィードバックから紹介していきたい。

女性視点マーケティングのプロ・日野佳恵子社長からのフィードバック

「左の赤い服の写真は、女性には共感度が低い
赤い服、赤いスマホ、髪はクルクルカールは、このサイトのターゲットに違和感を与えます。あざと感、媚び感あり。
これをすぐに変えてください」

「自然な感じな、たしかに、こんな感じの方が多い、と思わせる人の写真
『自分を好きになり、パートナーから愛される女性』とは、どんな雰囲気のどんな表情をしていますか?」

いかにも男性がやっているというサービスになっている。これを変えるだけで女性の近付き方が変わります離脱が変わるはずです。」

上記のようなフィードバックをいただいた。
ぼくたちにとっては目から鱗で、早速チームを結成し、改善を行った。

女性は細かな部分を見ている

女性メンバーを中心に改善

日野さんからのフィードバックをもとに、女性メンバーのチームを編成し改善を行った。
特にモデルとなる女性のフィードバックを女性社員を中心にヒアリングを行い、どんな細かな点も見逃さないように!と伝え改善改善を行っていった。

それから見えてきたものは、女性はかなり細かな点を見ているということだ。

例えば、

■この女性モデルは、指輪をしているから絶対に恋愛に悩んでいない
■この写真は、男性が見下ろしてて対等じゃないパートナーシップに見える
■この女性は自然な笑顔じゃない

といった細かな意見が女性社員からたくさん届いた。
男性のぼくとしてはそこまで見なきゃいけないのか・・・と頭を抱えたが、全てのサイトの女性モデルの写真を一新した。

その上でリニューアルされたのが以下の女性モデルになる。

自然な笑顔、男性との対等な関係性、あざとくないナチュラルな服装・・・
女性の共感をたくさん集められるようになった。

女性の共感を得るためには自社のコンセプトの理想を表したモデルにすること

自社サービスのモデル選びで大切なのは、自社のコンセプトの理想を表現したモデルにすることだ。
女性が憧れる、そうなりたいと思えるモデル選びが望ましい。
parcy'sの場合は、「自分が大好きで、パートナーから愛される女性」を表現しているモデル選びになる。

ぼくたちの失敗は、同じように悩んでいる女性がいいのではないか?という仮説からモデル選びをしてしまった。だから、一人でちょっと幸が薄そうな女性という共感を取りにいったが、それはかなりの失敗だった。

男性経営者としては、やはり日野さんのような女性株主に入ってもらうこと、そのフィードバックを元に女性社員に動かしてもらうことこそ女性の共感が得られるサービスとなっていくだろう。

女性視点のマーケティング会社ハー・ストーリィ 日野佳恵子社長

日野さんの女性視点マーケティングの書籍はとてもおすすめ。

また日野さんが代表を務める株式会社ハー・ストーリィが毎年発刊しているペルソナ年鑑もかなり女性向けマーケティングを行う上で参考にさせてもらっている。トヨタも取り入れている膨大な女性マーケティングデータ量から毎年の女性消費者の傾向をかなり詳しくまとめている。

ペルソナ年鑑はこちら

▼日野さんもコメントいただいているイグアスの資金調達のリリースはこちら

イグアスでは一緒に働く人を探しています

今回は、「女性モデルの事例」を紹介しました。
いろいろな組み合わせをしながら、効果的なパターンを探し出していくことが、この仕事の醍醐味です。

イグアスでは上記のように、精密に練り込まれたマーケティング活動をやっています。一緒にやりたいという方はぜひ応募ください。

・CMO幹部候補
・マーケティングマネージャー
・マーケティング学生インターン

募集しています。
一緒にたくさんの人を幸せにするコンテンツを発信していきましょう。

▼長崎のオフィスで採用説明会開催中!イグアスの採用応募はこちらから

株式会社イグアスでは採用説明会を随時開催中!
代表の中村が会社の10年後や長崎をどうしていきたいのかを語っています。

株式会社イグアス採用説明会
https://y-guazu.com/recruit22


イグアス 会社概要

イグアスは長崎市に本社をおくスタートアップ企業です。「人生の転機となる環境をつくり、女性が活躍する社会を実現する」をミッションに、女性の活躍推進支援と、長崎の経済活性化を目指した新規ビジネスの創出に取り組んでいます。

社名  : 株式会社イグアス
所在地 : 長崎県長崎市馬町81 第7三光ビル8F
設立  : 2018年6月
代表者 : 代表取締役CEO 中村 あきら
URL   : http://y-guazu.com/

事業内容:
1. 恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy's」の開発・運営
2. 法人向け社員のパートナーシップ支援福利厚生サービス「parcy's for well-being」
3. 長崎の人材成長・起業家育成のためのシェアハウス=亀山社中スタートアップ(長崎リバ邸)の運営

▼絶賛採用募集中!
事業拡大中の当社では複数のポジションで人材を募集しています。詳しくは、当社採用ページおよびWantedlyをご覧ください。
採用ページ: https://y-guazu.com/recruit
Wantedly: https://www.wantedly.com/companies/yguazu17411741

▼イグアス提供サービス
・恋愛・結婚のパーソナルトレーニング「parcy's」(パーシーズ)
( https://www.parcys.com/ )

・恋愛・結婚のパーソナル診断「parcy's診断」
https://checkup.parcys.com/

・parcy's note(パーシーズノート)
( https://www.akiradrive.com/ )

▼法人・自治体の方へ
・法人向け社員のパートナーシップ支援福利厚生サービス「parcy's for well-being」
( https://www.parcys.com/well-being/ )


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