私の推し料理人 - フランス料理の上田淳子さん
私は大好きな料理人がいて、料理本と合わせて紹介していきたいなと思い「私の推し料理人」というシリーズを書き始めることにしました。
初回は、スイスとフランスで料理の修行を積んで、その経験を活かして素敵なフランス料理のエッセンスを取り入れた料理を提案している上田淳子さんを紹介します。
昨日、冷凍庫にまとめて茹でた白いんげん豆を見つけて、寒い時期なら迷わずスープに投入するのですが、ドイツもかなり暑くなってきたので何を作ろうか考えはじめました。そこで思い出したのが上田淳子さんの『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる』に掲載されているきのこと豆のマリネです。
この本を購入したきっかけは思い出せないのですが、Amazonの購入履歴によると、コロナ禍のロックダウン真っ最中の2020年に購入しました。表紙に一目惚れかな?
上田さんのきのこと豆のマリネはもう何度となく作っていて、秋冬には赤ワインと、春夏には白ワインとオールシーズン楽しめます。私はサラミをドライトマトに変えてヴィーガンで作っています。
この本で上田さんに惚れ込んで、粉もの本も購入しました。私はこのフランス人とタイトルにつく上田さんの著作を「フランス人シリーズ」と心の中で呼んでいます。粉もの本も期待を裏切らない良書で大当たり。キッシュは何度も、それこそ毎週のように作っています。
昨晩、きのこと豆のマリネを作りながら、上田さんの新刊は出ていないかなとAmazonで本を探し始めました。そうしたらなんと、Amazonのプライムデーのキャンペーンでフランス人シリーズの一部が半額になっているではないですか!早速ベジタリアンにアレンジしやすいレシピの多そうな二冊を注文しました。
料理本以外にも上田さんのエッセイをみつけて、あまりにおもしろくて昨晩一気読みしてしまいました。我が家はまだまだ子供が小さいので先の話ですが、予習をかねて。
この本を読んで、今より女性が仕事をする上でハンディがあった時代にキャリアをスタートした上田さんの苦労を知り、でもただでは起き上がらずに乗り切ってきて、明るくエッセイに書いていて、ますますファンになりました。
また、自宅に家族のキッチンとは別に「基地」としてキッチンスタジオを作って、試作や撮影、イベント、さらにコラボレーションにも使っていることが紹介されていて、まさに私がしたいこと!といいインスピレーションも得られました。上田さんはちょうど私の母と私の間の世代で、先輩を一人みつけた感じです。
子供の料理本も見つけて、夏休み中の子供と読もうと思います。
上で紹介したエッセイや子供の料理本を含め、上田さんの著作の中にはKindle Unlimitedの対象になっている本がたくさんあります。料理が大好きという人は手にとってみてはいかがでしょうか😊
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