見出し画像

【映画】Doctor Strange In The Multiverse of Madness

待ちに待ったマーベルの新作、ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスを見てきました。ブラックウィドウ、シャンチー、エターナルズ、スパイダーマンと指パッチン以後の世界を描く新しい世代のMCUが始まってからの作品数もこれで5作目です。

指パッチンは最近のマーベル映画では重要なファクターですが、もっと大事な前提条件があったのでそれをクリアしてから鑑賞に臨みました。

前提条件とは?というと、この話を楽しむためにはディズニープラスの「ワンダビジョン」を見ておくべし、とのこと。(家族にもせがまれたこともあり)これを機にプラスに入りました。というわけでドクターストレンジの前にワンダビジョンから、です。

以下下手な文章ですがそれでもネタバレありますので知りたくない人は読まないでね。



ワンダビジョン

パンフレット裏表紙。白黒や昔のテレビドラマのイメージが感じられます。

50年代、60年代、70年代、80年代と様々な時代のホームドラマのような生活をビジョンとしているワンダ。そのうちビジョンとの間に双子の子供まで生まれます(ワンダもピエトロとの双子です)。あれ、でもビジョンって死んだはずだよね?おかしいよなぁ?いえいえ、間違ってませんよ。これはワンダがこういう生活をしたいという願望が強いあまりに魔法で生み出された偽りの世界なんですね。

じゃあワンダは全てを無から生み出したのか?っていうとそうじゃない。実在する街を丸ごと飲み込んで作り替えていたのです。そしてそこには当然家族と離れ離れになって辛い思いをしている人たちもいます。

だからたまたま街にいた人をまるでドラマの出演者に仕立てるかのようにしてピエトロが登場しましたが、彼はウルトロンに出ていた俳優とは違って、XーMENに出ていたウィックシルバーの俳優でした。

ワンダだけが子供を持って夢見ていた暮らしをしても人を不幸にしてはいけないです。そこんところが魔女なんですな(ワンダはスカーレット・ウィッチという別名を持つのですが、それはワンダビジョンとこの映画を見て欲しいところです)。

で、この町の名前がウエストビューと言います。最終的には外部から諭されて、街を解放したワンダはその後どこへ行ったのでしょうか…

これを見てワンダが大好きになりました。ブラックウィドウ姉妹も好きでしたが、コスプレっぽいワンダ、とっても可愛くて素敵です。

ワンダビジョンのパンフレット表表紙。ビジョンと築いた平和な家庭の裏には…

ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス

さて、ドクターストレンジ映画本編、冒頭からいきなりハイテンションで始まります。並行宇宙、マルチバースで闘うドクターストレンジとアメリカの二人、でも相手が強すぎて勝てません。アメリカだけなんとか逃げて我々の知るMCUの世界に飛び込んできました。

そこへたまたまかつての恋人の結婚式に出ていたドクターストレンジが居合わせたので(たまたまというよりは引き寄せられたのでしょう)、アメリカちゃんを助ける羽目になります。しっかし助ける過程で町はめちゃくちゃになってしまいますが、シビルウォーで言われていたこと、どうなってんでしょうね(^^;;

さて、アメリカちゃんからマルチバースのことを聞き、これを解決する方法はないか、と考えた結果、リンゴ園に引っ込んでいるというワンダを訪ねていくのでした。

ここからいよいよギアが上がります。

なんとマルチバースで悪さをしていたのはワンダでした。彼女はウエストビューで懲りたのかというとそうではなく、子供たちが忘れられないので別の次元の子供たちを自分の子供にしようと考えたのですね。

まさか相談した相手がそうとは知らず、えらいことになります。ここからの戦いではサム・ライミ監督の本領発揮で、ホラー風味が仕込まれてますから、ホラーが好きな私には最高の映画でした。

ディズニープラスのホワットイフというアニメがあります。これも未見の方にはおすすめです。英語では俳優自身が声を出しているそうですし、顔もよく似てます。アニメだからと言わず見てほしいです。というのもそこで登場したカーター版キャプテンアメリカ、アベンジャーズがゾンビになったら、などがマルチバースとして描かれてますから今回の話を見るには良い準備運動になるのでは。

しかしワンダは強かった。アベンジャーズ最強じゃないかな。

そうそう、マルチバースではキャプテンカーター以外にもXーMENからあの人が出ます。予告編でチラッと手が映っていたのでもしや、とお気づきの方もいるのではないでしょうか。

マルチバースのストレンジとの対決や、リモートで闘うところとか、いやー、一回見ただけでは消化しきれないくらい詰め込まれていたので機会があればもう一度見に行きたいなぁ。

特別版パンフレット、裏表紙はガルちゃんでした。

おすすめ度:★★★★★(ワンダ見ないと…っていうけど見なくてもいいから見てほしい、それくらい面白かったです!)

よろしければサポートをお願いします。もっと突っ込んだレポートを書いていく足しにしたいと思います。