見出し画像

今年つくった新しい授業とワークショップ(2019)

1年のまとめ的に授業とワークショップについて、今年やったもの(実践)つくったもの(設計)をまとめてみます。
以下に並べたのは、「新たに」つくって実践した授業です。ゼロからつくったものもありますし、受講するひとや期間・回数などの条件に合わせてこれまでにやったものをチューニングしたものもあります。設計通りにうまくいき成果が出たものもありますし、初めてやってまだ改良の余地があるものもあります(大失敗したものはありませんが)。facebookのゼミのページに書いてきたものも多いのでリンクを貼っていきます。

4〜7月:VUIによるサービスのデザイン
多摩美 情報デザインコース前期3年吉橋ゼミでVUIをテーマとした演習をしました。
▶NECソリューションイノベータ株式会社との産学共同研究「VUIによるサービスのデザイン」成果報告会
https://www.facebook.com/176002002452430/posts/2584966598222613/

▶日本マーケティング学会「マーケティングカンファレンス 2019」ポスターセッションでの発表:「音声UIによるサービスのデザイン―スマートスピーカーを活用した音声対話サービスの研究 ―」
https://www.facebook.com/176002002452430/posts/2747454551973816/

3年ゼミ(授業)の概要:

8月:新しいリハビリビジネスを創造するワークショップ(POST主催)
理学療法士,作業療法士・言語聴覚療法士のみなさんを対象にした、サービスデザインの概論と「療法士の特性を活かした新しいサービス」を考えるワークショップを実施しました。受講する方々のご興味や特性に合わせて、講座の内容とやり方を考えました。

▶療法士の特性を活かした新しいサービスを考える
https://www.facebook.com/176002002452430/posts/2621082174611055/

9,10 月:デザインによる創造的な問題解決(聖マリアンナ医科大学)
医学部4年生に「デザイン」を教えるワークショップを担当しました(非常勤講師)。

▶授業の概要:デザインによる創造的な問題解決
https://www.facebook.com/176002002452430/posts/2670511553001450/
▶ワークショップの成果:大学病院本館受付フロアの「フロアマップ」のデザイン
https://www.facebook.com/176002002452430/posts/2718957771490161/

10月:ビジネススクールで鉛筆デッサンの演習(青山ビジネススクール)
青山ビジネススクール(ABS)の専門科目「マーケティング演習Ⅰ」において「鉛筆デッサン」の授業を実施しました。経営を学ぶ社会人に向けて、観察する目とセンスを養うための授業として設計しました。

9月〜継続中:サービスデザイン2019 TRUST
多摩美 情報デザインコース3年次演習「サービスデザイン」で、TRUSTをテーマにしたサービスデザインの授業を行なっています。
サービスデザインは今年からテーマを「TRUST」に変え、株式会社日立製作所との共同研究として実施しています(昨年までのテーマはヘルスケア)。
信用・信頼というテーマは大人でも難しそうですが、スマホネイティブでtwitterやヤフオク、メルカリなどを日常的に使っている世代がどのように「信頼」を捉え、新しいサービスに結びつけるのか、そんな期待もこめて未来指向の授業をつくりました。最終の成果報告会を年明け1月下旬に予定しています。

▶「信頼」を起点とするサービスデザインの研究,日立グローバルライフソリューションズ株式会社との産学共同研究
https://www.facebook.com/tamabi.yoshihashi.Lab/posts/2690182534367685
▶第2回 講義と信頼についてのディスカッション

https://www.facebook.com/tamabi.yoshihashi.Lab/posts/2717473254971946
▶中間プレゼンテーションhttps://www.facebook.com/tamabi.yoshihashi.Lab/posts/2766345310084740

授業の概要:3年「サービスデザイン」

来年に向けて:
大学の授業の場合は、カリキュラムやシラバスに従って教育するので、頻繁に内容を変えることは通常はしません(時代に合わせての変更や軌道修正はいままでもしています)。
とはいえ、これだけ世の中の変化が早いと前年のやり方をコピペしていくだけでは変化への対応が遅れることもあり、大学の昔ながらの意思決定の仕組みの中でどうやって教育内容を更新していくかが最近の悩みでもあります。
また、デザインの対象分野が急速に広がっていく中で、(デザインを)美大のデザイナー志望の学生だけに教えればそれでこと足りる、という時代でもなくなりつつあるのも感じます。
新しいテーマや社会の課題に対応する演習やワークショップ、さらにはカリキュラム(体系)を素早くつくって、素早く実行する、そしてバージョンアップし続けるーデザイン教育もそんな時代になっていくのかなと、そのための仕組みはいったいどうするんだろうな、と。そんなことをぼんやりと考えつつ2019年が暮れていきます。
みなさんよいお年を。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

いただいたサポートで新しい本を買いたいと思います。(^^)

ありがとうございます!
49
吉橋昭夫:多摩美術大学情報デザインコース 准教授。サービスデザインの教育・研究に取り組んでいます。ほかに経営学とデザインの境界領域等に興味あり。千葉大学工業意匠学科卒,芸術学修士(多摩美術大学),経営情報学修士(多摩大学)。[発言は個人のもので所属する組織の意見ではありません]
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。