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「でき太くん」を学習して思うこと。⑦

ここでは何回かのシリーズにわけて、会員の方からお寄せいただいた体験談をご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介させていただくお便りは、小学5年生のお子さんを持つお母さまから頂いたお便りです。入会当初から安定したペースで学習を進めることができているお子さんでしたので、今では小6の内容を消化するまでに成長しております。


◆ 長野県の会員の方からお寄せいただいた体験談です。

さて「体験談」ということですが、○○(お子さんのお名前です)に関しては「わが家はこういう事をしました!」という特別なことはありません。

今までを振り返ってみると、幼稚園の時はお勉強は全くしていませんでした。

周囲を見ると「小さい頃から学習習慣を身につけるのは大事だから」 と、いろいろやっているようでしたので、「うちは何もやっていないけど大丈夫かナ? どうしようかナ?」と考える事ももちろんありましたが、○○を見ていると、少しもじっとせず活発な子でしたが、自分の興味のある地図の本を見ていたりするときは、すごく集中して静かに学習していたので、幼稚園の時は「これで良い」と思うようになりました。

小学校にあがり、学校の宿題で学習習慣は身についていったように思います。でき太くんを始めるまでは塾などは行っていませんでしたから、学校の学習が全てです。担任の先生にも恵まれたと思います。

○○は算数でも先を習っているお友だちがうらやましく、「ボクも算数教室に行ってみたいなあ」と言う事がありましたが、他のお母さん方に教室での取り組み内容などを聞いて、私が「?」と思うことが多く、通わせようとは思えませんでした。

なので、○○には、一年生の時から「算数教室に通わなくても、学校でしっかり先生の話を聞いて、家で宿題をきちんとする・・・・ということが大事。自分で聞こう、やろうと思ってやった事は全部自分の身になるから」という話は、いつもしていたと思います。

宿題をいい加減にやって終わらせようとした時などには、よーく話をしました。

3年生から宿題に「自由勉強」が毎日出るようになりましたが、○○は好んでやっていました。自由なので、自分が興味を持ったことを調べたり、または苦手な分野をやってみたり・・・・。

そして、時々手抜きをして簡単な漢字を書いてみたり・・・(笑) でも、手抜きをしても一生懸命やってもそれは自分のものなんだから・・・ と言うと、最近は手抜きもなくなり工夫してやっているようです。

でき太くんを始めてからは、「宿題を終えてからでき太くん」と決めているようで、私からやるように言わなくても、帰ってくると自分の部屋に行く時にプリントを持っていきます。

○○はでき太くんが大好きです。
送られてきた日には「次は何の学習?」とすぐチェックしています。
集中力を欠いて、「大丈夫~?」としかられる日もありますが、「続けていくんだ!」 と言っています。


◆ でき太くんからひとこと。

貴重な体験談ありがとうございました。

○○くんについては、ご入会当初から非常に安定したペースで学習を進めることができておりましたので、どのようにして○○くんが学習習慣を身につけてきたのか、ぜひお伺いしたいと思っておりました。

今回のお便りを拝読させて頂いて私がすばらしいと思ったのは、お母さまが○○くんが低学年のときから、学習に向かう姿勢や価値観といったものを、しっかり○○くんに伝えておられたという点です。
宿題をいい加減に終わらそうとしたときに、じっくり話をされたというのも、とても大切なことだと思います。

いわゆる「プロ」と呼ばれる方々でも、その点があいまいになっている場合があり、子どもに問題集を勉強させて、わからない問題は丁寧な個別対応さえしておけば、学力伸長が期待できると考えている方は多いものです。

お母さまがある時期、算数教室の話を聞いて「?」と思うことがあったというのも、このようなことも関係していたのかもしれませんね。未だに経験のないアルバイトの学生が個別指導を担当する教室もあるようですので、教室はしっかりと選びたいものです。

私は、低学年時の学習において大切なことは「学習習慣」と「学習姿勢」を身につけることだと考えております。アレもコレもと、たくさんのことを子どもにさせようとしても、「学習習慣」と勉強に向う「学習姿勢」がいい加減であれば、実力など身につくはずがありません。

その点、○○くんについては「学習習慣」と「学習姿勢」がしっかりと身についていますから、今後も確実に学力は伸長していくはずです。
今回は貴重な体験談ありがとうございました。

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