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~近況報告~ パラグライダーで墜落して死にかけて、半年が経ちました。

2月ですね。
8月に墜落してから、約半年が経ちました。退院して3ヶ月になります。


~現在の体調について~

手術をしてくれた担当医からはかなり順調に回復していると言われています。しかし、手術をした病院でのリハビリは12月いっぱいで終わりとなりました。なので1月からはリハビリを続けていくために地元の整形外科のクリニックに転院しました。転院先の先生にも「左足の踵をあれだけ酷く粉砕骨折していて、今歩いているときに痛みが全然出ないのはめずらしい。手術をしてくれた先生は相当腕がいい人だと思う」と言われました。

あれだけの事故をして、運動機能の後遺症がなく、足の軽い触覚異常の後遺症だけで済んで、順調に回復していっているのは関わってくれた医者、看護師、療法士、みなさんの力のおかげなんだと思います。

でも本音をいうと、、、自分の体感としては、、、「体が戻るのは本当に時間がかかるな。。。まだまだ遠いな。。。」とどうしても思ってしまいます。たぶん、人間の体の戻っていくペース、変化していくペースがそんなもんなんでしょう。1ヶ月で恐ろしいほど体力は落ちるのに、落ちた分を取り戻すのには何ヶ月もかかります。一ヶ月寝たきりだった代償は本当に大きいなと感じています。

~まだ暗く長いトンネルの中~

体の変化がゆっくりすぎて、事故以降はずっと暗く、長いトンネルを延々と進んでいくような感じです。それでも2週間単位で比べていくと、少しずつですが、体は確実にもとに戻ってきていると感じです。入院中の頃や、退院した直後と比べると、明らかに進歩してきています。長く暗いトンネルの中でもぽつぽつと少し明るい部分があるようになってきたなと思っています。

具体的に言うと、歩いたり、階段を上り下りする分には問題なく移動できるようになってきました。ぱっと見では普通に見えるくらいスムーズに歩けるようになりました。しゃがんだりも短時間であればできるようになってきています。おかげで日常生活で不便を感じる時、つまり「バリア」を感じるののはズボンを脱いだり履いたりする時と、長時間座るとお尻が痛くなるくらいにまで減ってきています。あとはまだまだ体力がなくて疲れやすいということくらいでしょうか。

~バリアだらけの世界~

思い返すと、退院したばかりの頃は自分にとってこの世界はバリアだらけでした。体が思うように動かないと、何をするにもいろんな弊害が出てきます。

例えば何の変哲もない歩道。ぱっと見では水平にみえますが、実は排水のためにちょっとだけ斜めになっていたりするんです。そのほんのちょっとの斜めな地面でさえ、当時は大きなバリアとなっていました。スムーズに歩くことができなくなり、すぐに足が痛くなっていました。そんなちょっとくらいのことでもバリアになるです。生活をすれば山のようにバリアがあることは想像して頂けるかと思います。

時間の経過とともに体は戻ってきて、バリアはかなり少なくなりました。自分なりでも、リハビリを頑張ってきた自分を褒めたいです。ですが、そんな中でも未だに一つ、想定外のバリアが実はあるんです。。。。
それがこちら↓

えぇ。猫です。親が飼っている猫。キキです。(事故後、実家で暮らしています。)
冬ですからね。ストーブ前で寝るの当然ですよね。でもそれが俺にとってはバリアなんです。よくある、可愛らしい風景、、、とは自分にはとってはなりませんでした(笑)

ストーブ前で寝るのは別に文句ないんです。。
ただ、、、尻尾ぉ!!尻尾が邪魔ぁ!!!!
その自由気ままに伸ばした尻尾分のスペース!その分こっちは気をつかうんじゃ!すげームカつく!!

まだ足が不自由な自分。踏まないようにしながら歩くのが、私にとってはすげー大変なんです(笑) 尻尾の分、気を使わなきゃいけないめんどくささ!!可愛さ以上にイラッとくる!!

おまけにキキは男嫌いで私に全然懐きません。親には「キキもリハビリを手伝ってくれてる」なんて冗談を言われていますが、、、、懐いてくれないのでこちらとしては、、、、、やっぱりムカつく気持ちが大きくなってしまいます笑

ほんと、想定外のバリアです。他のバリアはなくなっていく中、飼い猫がいつまでも俺の歩行の邪魔になるなんて。。。
入院中は想像もしてませんでした。。。。


~社会復帰へ~

さて、話がかなりそれてしまいましたね。。。苦笑
退院から3ヶ月経ち、ある程度体が思うように動くようになってきました。先程も言いましたが、ずっと暗く長いトンネルを延々と進んでいる感じでしたが、ポツポツと薄暗い部分がでてくるようになり、時間が進み始めた感覚になってきています。

そして2月からは一つ、大きな境界線を越えていこうと思います。
それは「社会復帰」です。つまり仕事を再開していこうと思っています。

まだまだ事故前のようにはハードな撮影することはできませんが、中腰になることが少ない、体への負担の少ない撮影ならできるくらいになってきました。なのでフリーランスのフォトグラファーとして新天地、愛知で2月から営業を再開して行くことにしました。

さらに、ファミリーフォトのスタジオでカメラマンとしてアルバイトをすることにしました。実はバイト先を見つけるのはすごく苦労しました。「撮る力」にはそれなりに自信もありますし、すぐにバイト先は見つかるだろうと思っていたのですが、、、、全然採用されない。。。どうやら、体のことを懸念されたり、下手にキャリアがあることや年齢のこともあったみたいで、、、。「扱いづらそう」と思われてしまい、ほとんどの会社からは書類選考で落とされてしまいました。。。。その中で採用してくれるスタジオと出会えたのは本当にありがたいことです。

なので、写真を撮るアルバイトをしながら、フリーランスのフォトグラファーとしての仕事も体に負担のすくない仕事から再開していきます。
ということで、ここでもお仕事の募集をしてみようと思います!


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