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2020年は生きている実感があまりないままにただ耐えていた

2020年、みなさまお疲れ様でした。
激動と身動きの取れないことの両方の側面の荒波に揉まれた方は多かったのではないでしょうか。生きているだけでもう偉い。もうね、辛かったら辛いでいい。節目としてちょっとだけ美味しいものとかご褒美を自分にあげて、働く人は働き、お仕事を納めた方はゆっくりと過ごして欲しい。

私個人はひたすら耐えていました。世間に吹き荒れる暴風と、ピンポイントで飛んでくる石入りの雪玉みたいな出来事から身を守りながら。それでも人によって救われたことは多かったし、成長がなかったわけではなかったのは幸いでした。SNS等で関わってくださったみなさま、お仕事を手伝わせてくださった方々、本当にありがとうございました。

さてさて、一応振り返っておくか、ってことで頭の整理も兼ねてぼちぼち2020年の心情などを書き記しておこうと思います。お付き合いください。

(質問箱が表示されていない可能性があるので。2020年の漢字を聞かれました。)

2020年、楽しく成長を叫びながらかっ飛ばすつもりだった。実際かっ飛ばしていた。3月末までは。

見えない何かのせいで、世の中が止まった。動けなくなった。私自身も体調を崩し、ひたすら耐えていた。

そして、世の中が再び動き出したその頃、大切な人を失いました。

人生の大先輩の一人で、天使のような人でした。
歌の歌詞の一節のように、夢のように姿が見えなくなってしまいました。
あまりにも突然で、いまだにふらっと戻ってくるんじゃないかと思っています。まるで、大人になってもサンタクロースは本当はどこかにいると信じている人よりもさらに儚い希望を抱くように。

人生を歩む上で、自分のあり方に迷ったら先を歩む誰かの中でロールモデルを見つけ、その人を見て進めばいいと思っているのですが、そのロールモデルの一人だと思っていた人でした。もっともっと、色々なことを教えて欲しかった。あなたの姿から学びたかった。でも、あなたの年齢まではきっと私は、もしも生きることができたらだけどあなたのおかげで少しだけ迷うことが減りそうです。その度に私は、ありがとうを言い続けることになるでしょう。そんな存在に出会えたことは幸せだけど、あまりにも儚すぎました。

その方が大好きで良く歌っていたのが、MISIAの「逢いたくていま」。
歌詞がシンクロしすぎてて。聞くと泣くし、歌えません。

そんな出来事をゆっくりと乗り越えながら、許される範囲で旅をし、人に会い、何とか回復。同時にセルフラブとか自己肯定について体得していた時期でもありました。
マジでメカセツコさんの自己肯定の考察には助けられました。おかげさまで病まなくなったし、自分を大切にするとか、自分を愛するということの本当の感覚がだいぶ掴めるようになってきました。
自己肯定感が掴めない人や、自分を褒めることと混同してこんがらがってしまっている人はサブスク代払っても聞いた方が良いです。スタバ代ぐらいでリターンめっちゃでかい。

自己肯定ベースのセルフラブは、切り替えも早くなってより自分のために動けるようになるので本当に感覚が掴めるようになってよかった。同時に他者肯定が楽にできるようになったのも個人的にすごく大きいです。人との距離感をチューニングする上でもすごく良くて。他者肯定を意識する前は、距離感をそのままに相手を変えようとしてイライラしたこともあったんです。人との関わり方が肯定ベースになったら、肯定して不快にならないためにはどの距離感で付き合うか、という考え方に自然となり、合わない人とはさっさとちょうどいい距離感を見つけそこにポジションを取るように切り替えることでだいぶ楽になりました。みんな違ってみんないい。それぞれの個性を大切にできる距離感で接することは、相手を大事にすると同時に自分も大事にすることでもあると思うから。

そうやって自分がどうしたいか、を考えていたら2020年は髪の色を変えていました。
ピンクのハイライト。夏はマリンブルーも入っていました。多分アイコンのこの写真がわかりやすい。

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もう良くない?清楚ぶって世の中に媚びるとか、私やらなくたって。そんなことしなくたって私は素敵だ。そして人はいつ死ぬかわからない。だったら好きにしようと思いました。
そうそう、バージン毛でいる人に対して、言うこと聞きそうだからと型にはめようとして、ひとたび口を開けば自分の意思を口にすることに躊躇のない私の姿勢に「裏切られた」みたいなこと言って勝手にこっちに失望していく人たち、あれ何なんですかね?加えて髪色を変えたら「そんなに激しい人でしたっけ?」などと内面に言及してきた人たちのことは絶対に忘れない。何で私におとなしい女を求めてるんだこの人たちは。意志のキャッチボールをして、いろんな違いを楽しむのが人間関係の醍醐味ではないか。じゃじゃ馬上等。私はじゃじゃ馬な自分こそが大切にしたい自分なのだ。

自分を大切に、の一環として、起きたらちゃんと太陽の光を浴びることもこの冬から心掛けるようになりました。美味しい紅茶とフルーツを携えて、毎朝(昼の時もある)ベランダで光合成をしています。
元々体質が夜型らしく、どんどん生活リズムが狂っていく経験をした2020年。ロックダウンの時は夜から作業をし続けて夕方の16時就寝という狂いっぷりになり、さすがにこのままでは何かが壊れる気がしました。
夏までに夜型なりにリズムは戻り、秋を越えるまではよかったのですが、問題は冬。日本海側で暮らしていた時に冬季うつのような症状を発症していて、これって一度出ると一生モノらしいんです。そのため、日照時間が少なくなるとどうも体調がおかしくなる。メンタルにはこないのでその点は楽なのですが、眠い。ひたすら眠い。10時間寝たってまだまだ寝れる。これ冬季うつのフィジカルの症状らしくって、軽減させるには日光を浴びるしかないとのこと。というわけで光合成を始めた次第です。
もしも冬に眠気が酷くて悩んでいる人がいたら、少しでも日光を浴びるようにして欲しい。個人差はあると思いますが、私は楽になりました。同じような声は結構聞こえてくるので試す価値はあると思います。

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ベランダにテーブルとチェア欲しいなってばやいてたらお世話になっている方から「朝活素晴らしい。健康になれ!」と頂きました。ありがたさしかないです。

そうそう、あつ森の世界にも救われました。現実逃避 is 神。
あつ森英語で起動して英会話なんて記事も書いてたけど、時間的に厳しいのであれはもうやめます……英語で起動は通信しない時はやってるけども。

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癒しといえば最近はIKEAのサメにも癒されています。買ってよかったものリストにも入れましたけど。自分で自分の機嫌を取ること is 大事。
手触りいいし、フワッフワだし、つぶらな目が可愛いし最高。抱き枕としてもいいサイズ感。モフモフは正義。イヌとかいろんな種類があるので、癒しが欲しくなったらIKEAのぬいぐるみを買うといいです。ほんとね、お値段以上。あっ、競合他社やそれ。

さてさて、もういくつ寝なくたって年明けちゃうし、Twitterではまた例の如く喋り倒しているとは思うのですが。改めて。

良いお年を。
Best wishes for the new year!!

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