#05ベトナム子連れ旅行|子どもとバイタクシーに乗ってみたら最高だった
実のところベトナム旅行で1番エキサイティングたったのは
子どもと一緒にのったバイタクシーだったと思います。
運転手も含めるとバイクに3人乗り!なんて
人生初の経験です。
苦戦したこともありましたが、とても最高の思い出になったのでご紹介できたらと思います!
1. まずはバイタクシーの利点と注意点
《利点》
速さと利便性
バイタクシーの最大の利点は、車に比べて渋滞の影響をほとんど受けない点です。
かなり混雑している道路も、車やバイクの間をスムーズにすり抜けていきます。
それなのに、ぶつからないのがすごいなと感心。
私たちは、ハノイ、ホイアンでは市街地の移動にバイタクシーを利用しましたが、バイクだとスムーズに目的地に到着できました。↓動画あり↓↓
なんといっても安い
また、バイタクシーは数百円で乗れます。
旅費を抑えたい人にはありがたい限りです。
私たち4人家族だとベトナムという物価の安い国でも航空券とホテル代だけで50万円かかりました。なので、バイタクシーは家族旅行者との親和性も高いと考えています。
経験では、Grabという配車アプリを使うと市街地内の移動(10〜20分の乗車)はだいたい一回120円〜200円程度で乗れました!
バイタクシーを手配は、目的地とピックアップ地をアプリで設定するだけで完了。すぐに近くにいるドライバーとマッチングして迎えにきてくれます。
料金が事前に確認できるのも安心でした。
《注意点》
安全性への配慮
バイタクシーの心配事として安全性が気になるところかと思います。言うまでもなく小さな子どもを乗せる場合にも十分な注意が必要です。
バイタクシーを利用する際は、運転手に必ずヘルメットをかぶりましょう。乗車前にヘルメットを渡してくれますが、子どもの分まではありません。大人のヘルメットもサイズが合わないこともあるので、あごの紐の調節をしてから乗りました。みんな優しく、待ってくれました。
雨天時は避けた方がいい
さらに、雨天時にはバイタクシーを避けるのが賢明です。ベトナムの急なスコールに備えて、雨具を持参するのも一つの方法ですが、雨の日はバイクが滑りやすくなるため、車のタクシーを利用する方が安心です。
私は一度、ホイアンで突然の雨に見舞われた際、運転手がポンチョを貸してくれました。目的地についたとたんスコールのような大雨に。さすがの地元民もバイクを止めて雨宿りしていました。大雨の中でのバイクは非常に不安定です。雨が降ってきたらためらわず途中下車をお願いするといいです。安全第一で、天候に応じて柔軟乗りこなしてみてください。
2. 子どもと3人乗りしてみた感想
私たちは、運転手-子ども-私の順でバイクに3人乗りをしました。
子どもを真ん中に挟んでしっかり支えると案外、安定していました。
(利点1 )風を浴びて涼しい
9月のハノイは、蒸し暑く歩いているとかなり体力を消耗しました。
バイタクシーにのると、風を切って走るためかなり涼しかったです。
そんな爽快感に子どもたちもハマったようで、
すぐに「バイク!バイク乗る!」と言うようになってしまいました。
(利点2) 道路を渡らなくていいためむしろ安全!
ベトナムではバイクが多く、信号無視は当たり前で、道路はカオスだということは、
みなさん周知のことだと思います。
無秩序な道路を、歩いて渡るのは一苦労です。
ましてや子連れだとなおさらです。
バイタクシーだと道路を渡らなくていいので「むしろ安全!」と味をしめてからは
旅を通して20回も!バイタクシーを利用しました。
(利点3) スリルあるアトラクション
バイクの後ろから景色は、まるで映画のワンシーンのように街並みが後ろへと流れていきます。
子どもたちもジェットコースターに乗っているみたいに大興奮で、このアトラクションを楽しんでいました。
ハノイの夜市の帰り道、娘とバイタクシーに乗っていたときの娘が目を輝かせながら言いました「なんか変なところ来ちゃって、なんか夢見てるみたい、きれい」。日本ではできない貴重な体験になりました。
(利点4) 子どもは無料で乗せられる
バイタクシーでは子どもを乗せても料金は変わりません。
無料で子どもを乗せることに嫌な顔するドライバーはいませんでした。
私はドライバーへの感謝の気持ちを伝えるため降車時は「Cảm ơn bạn カンッムーン」(ありがとう)を必ず伝えるようにしました。
また、Glabのアプリ内でチップを渡せる機能があったので、子どもを乗せてもらったときはチップを送るようにしました。
数十円とかですが、、。
旦那は、「通常の料金にチップ代は含まれているから払わなくていい」と言って払っていませんでした。
それも一理あるんですけどね。
ちなみにベトナムではチップの文化はほとんどないので、旦那の言うことは理解してるのですが
チップってありがとうの「気持ち」なんですよね。
(注意点1)バランスに気をつける
バイクに3人乗りはバランスが不安定になりやすいため、子どもをしっかり支えることに注力しました。
道路が空くと、とたんにスピードをあげてくるので、事前に「もう少しゆっくり走ってください」(「slow down please 」で大体通じました。)とお願いするようにしました。
【実体験】バイクで爆睡する息子
息子はバイクに乗ると気持ちよいのか必ず爆睡しました。
旦那が息子を担当していましたが、眠って寄りかかる息子の体を支えバランスを取るのに腕が疲れたと言っていました。
(注意点2)子ども用ヘルメットがない
ヘルメットは子どもの分までは用意してくれていないことが多いです。
ノーヘルメットなので、なおさら大人がしっかり支えることが重要になってきます。
大人と子どもを支えるツールとして、バイク用ハーネスを使用している現地人もいました。
4. まとめ
バイタクシーは、風を感じながら街を駆け抜ける爽快なアトラクションのようでした。
特に子ども連れだと最高に楽しめるものです。
ただし、安全面には十分な注意が必要で、運転手への意思表示や姿勢の保持、悪天候に備えるなど、適切な対策を取ることが大切だと思いました。
みなさんもお子さんとバイクに乗るときは安全を最優先にしつつ、ベトナムの街並みをぜひ駆け抜けてみてくださいね。素敵な思い出になること間違いなしです!!