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ベトナム旅行や出張での安全なタクシー利用法:Glab、ホテル配車、個人タクシーを徹底比較


 ベトナム旅行や出張での安全なタクシー利用法
〜Glab、ホテル配車、個人タクシーを徹底比較〜


1.ベトナムでタクシーに乗るときの注意点と防犯ガイド

ベトナムでの移動手段はさまざまですが、タクシーを使う際の注意点を知っておくと安心です。
旅行者やビジネスマンにとって、配車アプリやホテル手配のタクシーはとても便利ですが、個人タクシーに乗る際は、特に注意が必要です。

ここでは、3つのタクシーサービスの比較と、トラブル防止のための対策を紹介します。


2.Glabやホテル配車、個人タクシーの比較

1 値段

  • Glab: 安いです。例えば、ハノイ市内での移動は約300円~600円程度。価格もアプリで事前に確定しますので安心です。2人以上だとバイタクシーより安いこともありました。

  • ホテル配車: 少し高めですが、事前予約ができるため信頼感があります。

  • 個人タクシー: 交渉次第ですが、ぼったくりの可能性が高いです。料金が不透明で、場合によっては倍以上の料金を請求されることもあります。

2手軽さ

  • Glab: スマホで簡単に呼べ、アプリ操作だけで済むので、手間はほとんどありません。

  • ホテル配車:フロントにお願いすればすぐに手配してくれるので、特別な操作は不要です。ホテル予約サイトからも依頼できます。

  • 個人タクシー:手軽ですが、待機しているタクシーはあやしい場合もあり、料金交渉が必要なことが多いです。

3安全性

  • Glab: 乗車後もドライバー情報が表示され、トラブル時に追跡が可能です。支払いもアプリ上で完了し、現金不要なので安全です。

  • ホテル配車: ホテルと提携しているため信頼性が高く、利用者の多いホテルなら安全度はさらにアップします。

  • 個人タクシー: トラブルが起きやすく、場合によってはぼったくりや偽のタクシードライバーに遭遇することがあります。

4利便性

  • Glab: アプリさえインストールすれば、どこでも利用可能。現地のSIMカードやeSIMがあるとより便利です。

  • ホテル配車: 安全ですが、配車の待ち時間が長くなることがあります。事前に待ち合わせ場所と時間を伝えておくとスムーズでした。

  • 個人タクシー:すぐに乗れる反面、信用できるかどうか不明な場合があります。

5電話番号の必要性

  • Glab: アプリ登録時には個人認証のため電話番号が必要ですが、一度、登録するとその後はあまり使いません。ドライバーとのやりとりは電話以外にもメッセージでやりとりできます。

  • ホテル配車: ホテルのフロントで手配するため、個人的な電話番号は不要です。

  • 個人タクシー: 不要ですが、トラブル時にすぐにホテルや警察等に連絡できる手段があると安心です。


3.個人タクシーでのトラブル事例と対策

《よくあるトラブル事例3パターン》

事例1.過剰請求:

・事前に交渉した料金よりも大幅に高い金額を請求された。
・降車時チップを強要され、やむなく払った。

事例2.メーター不正操作:

・ドライバーがタクシーメーターを改ざんして料金を吊り上げていた。
・そもそもメーターが壊れていて、ドライバーの言い値で払ってしまった。

事例3.遠回りされる:

・目的地に向かう際にわざと遠回りされ、余分な料金を請求された。

 

《不正タクシーの防犯対策10選》

1.事前に料金を確認する:乗車前に、ドライバーとしっかり料金を交渉してから乗りましょう。
2.運転手の名前を控える:メモや写真でドライバーの名前や車両番号を記録しておきます。
3.やりとりを録音する:トラブルがあったときの証明になり、保険や被害届を受け取りやすくなります。
4.声をかけてくるタクシーには乗らない:向こうから声をかけてくるタクシーは白タク(無許可タクシー)のことが多いです。
5.現金での支払いを避ける:可能であればアプリでの決済を使い、現金のやり取りを最小限に抑えましょう。
6. 小額のお札を準備する:高額紙幣しか持っていないと、つり銭詐欺に遭う可能性があります。
7.アプリで行き先を確認する:目的地の位置をアプリで確認し、遠回りされないようにしましょう。
8.シートベルトを必ず締める:
シートベルトは必ず締める。しかし、ベトナムでは後部席はシートベルトをつける習慣はなく壊れていることも。その場合は手すりにしっかりつかまりましょう。
9.不審な動きがあればすぐに降りる:ドライバーに不安を感じたら、近くの安全な場所で降りることを優先しましょう。
10.降車時には車内を確認:降車前には、忘れ物がないかを必ず確認しましょう。タクシー内で忘れ物をしたら返ってくることはほぼないです。
 

4.子どもを乗せるときの注意点

《チャイルドシートはないことがほとんど》

ベトナムでは、日本のようにチャイルドシートをつける習慣はありません。私が滞在したホテルは全て、チャイルドシートは取り扱っていませんでした。子どもを乗せるときは、大人が膝の上でしっかり抱きかかえて乗りましょう。不安な場合は、運転手に速度を遅くしてもらうと安心です。

《車内ドアのロックを確認する》

子どもが遊んでドアを開けてしまわないよう、車内のドアのロックがかかっているか確認しましょう。分からないときは、ドライバーにロックをかけてもらうよう依頼しましょう。


まとめ
タクシー利用の際には、常に安全を意識して、予め対策を講じておくことで、楽しい旅行やビジネスを支えるスムーズな移動が可能です。
ベトナムでの移動手段を上手に活用して、ストレスフリーな滞在をお楽しみください。


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