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理想の自分に近づく為の最大の関門。それは苦手意識の克服かもしれません。

こんにちは、今回は英語学習についてのお話の番外編です。

みなさんは英語に苦手意識を持っていたりするのでしょうか? 私は中学2年生の時、過去形の規則変化と不規則変化でつまづき、そこから全然英語が分からなくなりました。以来、24歳になるまでの10年間、英語に苦手意識を持ち続けていました。

今では英語は割と好きな部類に入っていますが、それにはあるきっかけがありました。

人は誰しもが好きな事だけして生きて行けたら幸せでしょう。
しかし、好きな事を仕事にする為や、叶えたい目標の達成の為には時として、やりたくない事や苦手意識のある事をやらないと行けない場面は誰にでもあると思います。

そんな場面に局面した時、あなたはどのように乗り越えてきましたか?

本稿では、苦手意識の克服の仕方についてお話していこうと思います。



1. やらなくていいことは嫌々やる必要は全くない。


私たちが大人になった今でも嫌いな事や苦手な事というのは、大半が学生時代で経験した一部のスポーツや勉強、人間関係などに起因すると思います。
学生の頃は例え勉強が嫌いでも、運動が嫌いでも、または人と関わることが嫌いだとしても、学校にいけば、半強制的にこれらの事をしなければいけません。
その中で苦手意識が芽生えたり、あるいはトラウマのような体験を経験して、「嫌い」という感情が強く頭に残ります。

これは私の持論ですが、こういった感情は精神的に毒でしかありません。なので基本的に嫌いな事や苦手なことは大人になった後も続ける意味は全くないと思っています

むしろ「嫌い」の感情がある事には近づかない、関わらない事。それを徹底するだけで人生は明るくなります。

嫌なことは徹底的に断わる。やらない。関わらない。

特に人間関係でこれが徹底してできるはそれだけで豊かな人生を送れると私は考えています。


2. 苦手克服に必要な2つの要素

さて、では苦手な事をやるタイミングとはどんな時でしょうか?
冒頭でも述べたとおり、好きな事を仕事にする為や、叶えたい目標の達成の為にどうしても必要な時です。

逆にそういった強い動機がない限りは苦手な事をする必要はないと思いますし、仮に挑戦しても得られるものもあまりないと思います。

なぜかと言うと、明確な目的もなく苦手だと思う事に取り組んだとしても、早く終わらせたい。と言う気持ちが先行するので、その本質を理解する以前にやめてしまうのがオチだからです。

罰ゲームを率先して行なっても自分に一切の利益はありません。


一度嫌いになったり、投げ出したことというのは早々に克服できるものではありません。苦手意識を前向きな感情に変えるのには、確かな成果を出す方法論と明確な動機付けが必要です。

その為に「正しい手引き」が大事になるのですが、一方で動機付けというのはそこまで難しく考える必要はありません。

仮に、サッカーで全くリフティングができない男性がいるとします。彼はサッカーに苦手意識を強く持っていて、リフティングの練習自体もあまりした経験がないとします。
そんな彼にサッカーをさせる理由はサッカー以外の点に動機付けを用意します

例えば、リフティングを20回出来るようになったら1万円与える。とかです。

とりあえずこれで渋々かもしれませんが彼はリフティングを始めるでしょう。
ですが、ここで放置してしまうと、途中で投げ出す可能性が高いです。
なぜなら彼はリフティングの成功体験がないからです。やり方もわからず、ただボールを蹴り上げても失敗を重ねるだけです。時間と共に疲労が溜まり、できない自分に自己嫌悪を覚えます。こうなるとサッカーへの苦手意識は益々強まるかも知れません。

そこで最も大事なのが「正しい手引き」です。
要するにリフティングのコツをしっかりと教えてあげることが大事なのです。
スポーツ、芸術に関しては感覚的な要素も必要かも知れませんが、何事にも理論というのは存在します。
人はまず物事を頭で理解し、行動を起こします。
高度な技術や応用的な事もやはり基礎となる部分を理屈で理解しているから成せる事です。
リフティングに関して言えば、サッカーの基礎的なボールタッチの方法を理解することが大事になります。
足のどの部分を使い、どの様に蹴ると、ボールは垂直に上がるのか、それを頭で理解することはリフティングを連続で続ける為にはとても大事になってくるわけです。

この様に正しい理論で考え、行動を起こせば、何も考えずやるよりずっと早く成果を出せます。
できないと思っていたことが出来る様になった。誰だってそう感じた瞬間は嬉しいはずです。
苦手意識を変えていくのはこのような小さな達成感の積み重ねが大事なのです。

もしこの手引きのおかげであっさり20回達成して1万円貰えた。ということがあれば、それがきっかけになり、今後この男性はサッカーに興味が湧く可能性だってあるかも知れません。

上達の正しい方法論と明確な動機付け

この二つが揃えば苦手意識はゆっくりですが、確実に克服出来ます。



3. 林修先生のマトリクス理論

苦手意識を克服する術は述べましたが、やはりそれには相応の努力と時間が必要になります。

なので苦手だと思うのものを全て克服しようとする必要もありません。

冒頭で述べたことを繰り返しますが、嫌いなことを無理にやる必要はないのです。
あくまで自分の好きなことだけをして生きていくのが最も幸せな生き方だと思います。

そこで私がいつも考えているのが理想の自分に近づく為のマトリクス理論です。

これは林修先生が非常に好んで使う理論で物事を整理する際に大変有効なので紹介します。

ここで言うマトリクスというのは行列の意味です。


図の様に縦軸の上の赤い部分が好きな事で、下の青い部分が嫌いな事
横軸では右がお金になる事、左がお金にならない事
となります。

まず上段の赤い部分に当たる好きでお金になる事とならない事

お金になるのは仕事だったり、ギャンブルだったり、好きで稼げる事です。
お金にならないのは趣味や特技です。好きで浪費している事です。

この二つはあなたにとって一生続けたいと思っている事で、誰に言われることもなく自然に続けられるであろうことです。


そして次に下段です。

嫌いだけど、お金になる事とならない事。

まず嫌いでお金にならないことはする必要はないです。あなたの人生において継続する必要がない事です。

大事なのはそのつぎにあたる
嫌いだけど、お金になる事

この右下の部分に当てはまる項目こそが先ほどの理論を用いて苦手を克服して継続すべき項目です。

それぞれに言葉を当てはめるとこの様になります。


私の場合で置き換えると

好きでお金になる事がデザイナーと英語講師。(理想の仕事)
好きでお金にならない事が ゲーム、旅行。(趣味)

嫌いでお金になる事が 英語、文章書く事。(苦手克服が必要な事)

こうなるわけです。

好きな事は誰に何も言われなくても勝手に続けれます。そこに負担を感じる事はないでしょう。

大事なのは嫌いだけど、お金になることです。
これは言い換えると、自分の好きなことを続ける為だったり、やりたいことを実現する為に必要なことです。

この項目に入っている苦手な事はあなたがしっかり時間と労力をかけて克服していく必要があるのです。

おわりに

いかがだったでしょうか?

当時、私にとって英語は本当に苦手で大嫌いな科目でした。

学生の頃に学ぶ必要がないことだと決めつけて、以後10年避け続けてきました。

それが5年前に海外の働き方と考え方に感化され、海外で働きたいと強く思ったのです。

どれだけ苦手でも、大嫌いだとしても自分のやりたいことを実現する為だと思えば、頑張る事は案外できるものです。私がそうだった様に。

あなたにとって

苦手だけど、理想を叶える為にやらなきゃいけない事。

それは何ですか?

その項目に当てはまる事だけにはどうか目を背けず、向き合ってみてください。

では また別の記事で

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