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【WEEK6】今日はなにをもっとよくしよう?-スリランカアーユルヴェーダホテル運営滞在記-

割引あり

アーユルヴェーダホテル運営滞在記も後半戦。(あと2週間ほどで帰国だ・・・はやっ汗)

前回のnoteで書いた通り、10月に入ってから一気にハイシーズンに突入し、ここから来年2月までホテルはほぼ満室。ドイツからのゲストも増えて、ヨーロッパと日本人ゲストが7:3という感じの今。

前回の記事で触れたように、私も住む場所が変わり、日々の仕事の種類も随分経営サイドにシフトしてきたので、今日はその辺りを書こうかしら。

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わたしの1日

4:30 起床、ヨガ、身支度
夜明け前の起床。夜は21時には寝ているから自然と目が覚めるように。

5:00-7:00 作業ゴールデンタイム
日本の仕事(企画やコンテンツづくり)やオンラインMTGはこの時間に。
読書などのインプット、noteやSNSなどのアウトプットも朝だと効率がいい。

7:00-朝食
宿のお父さん、お母さんがスリランカの朝ごはんを作ってくれる。

フルーツ、スリランカオムレツとロティが定番。

8:00-トゥクトゥクで出勤
天気がいい日のトゥクトゥクは風がとても気持ちいい。

8:15-ホテル内をチェック
朝はまずホテルに到着したら、ゲストが朝食を食べている間にぐるっとホテル内を回って、気になるところがないか確認。潮風で元気のないグリーンは定期的に入れ替えたり、パブリックスペースのインテリア配置を見直したり、ゲスト数によってレイアウトなどよりよくできる方法を提案する。

いつも窓から見える景色が美しくて、見惚れてしまう。

8:30-問い合わせ対応や予約管理、コンサル同席やゲスト対応
細かい予約の調整や、集中力が必要な仕事は、極力午前中に行う。

子供のハロウィン用衣装の試作を被らされるw
スリランカスタッフの無邪気さとユニークさのおかげでいつも笑いが絶えないオフィス
チェックアウトするゲストのお部屋はハウスキーパーたちが朝からお花を飾って
スタッフたちは、いつも楽しそう。素晴らしいホスピタリティを発揮してる

12:30-ランチ
ゲストよりもちょっと早いタイミングで昼ごはん。
オーナーのふたりと共に、3食お客様に出しているものを事前に食べて、味付けや盛り付けなどをチェックしてる。

午後はゲストの見送りなど、ゲストとのコミュニケーション中心の仕事へ。

オーナーのふたりとアイデアのブレストをしたり、ホテル内のアップデート作業をスタッフと一緒に。

夕方はメディテーションやクッキングコースなどその日のアクティビティによってサポートに入ったり、満月の日にはゲストを連れて近くの寺院を訪れたり。

18:30-帰宅
ホテルを一歩出ると、インフラ力が極めて弱いスリランカ。お湯のシャワーが出る宿は珍しく、私がステイしている宿もソーラーで発電しているので、雨が続いた日は水か超ーーぬるいお湯しか出ない。結局ケトルでお湯を沸かして、最後にお湯をひと浴びして温まってしのいでいる。(旅をし続けていると、お湯が出ないくらいでは、もはや動じないw)

ホテルで詰めてもらった軽めの夕食を食べながら、ふぅと一息つく。夜は1日の中で最も軽い食事。ちなみに休みの日以外は外食や外出することなく直帰がほとんど。

21:00-就寝
夜はwifiもすこぶる弱くてほぼネットは繋がらないので、本を読んだり、シンハラ語の勉強をしたり。その日スリランカ人スタッフに伝えたかったけど伝えられなかった表現を調べて翌日トライする。どうしてもすぐ英語が喋れるスタッフにサポートを求めちゃうから、シンハラ語もっと喋れるようになって、スタッフとコミュニケーション取れるようになりたいなと思う。

そうこうしているうちに眠くなるので、軽くストレッチをして早々にベットへ。笑

こんな感じで私の1日は幕を閉じる。

より心地よく過ごしてもらうためのサービスアップデート

日々の仕事の中で、ここからは③について書いてみようと思う。

①ゲストリレーション
②予約管理、問い合わせ対応
③より心地よく過ごしてもらうためのサービスアップデート
④未来に向けた設計、クリエイティブ
⑤オリジナル商品開発

今回、2ヶ月半の中で私が何を担うのがこのホテルにとっての一番の貢献になるか?を考えていた。

私のファーストキャリアは、フランチャイズビジネスのスーパーバイザー。経営者と二人三脚で店舗開発を行い、現場ではオペレーションマネジメントをしつつ、お客様とコミュニケーションを取りながら現場スタッフと「なにをしたらお店がもっとよくなるか?」「なにをしたらお客様がもっと喜ぶか?」「なにをしたらスタッフがやりがいを感じながら主体性を持って働けるか?」を考え、日々高速でPDCAを回していくのが私の仕事だった。

担当店舗を全国行脚しながら視察したり、時には数ヶ月単位で店舗スタッフと共に運営して業績改善したり、スーパーバイザーといってもいわゆる「コンサルタント」的な立ち位置というより、とにかく現場、現場、現場、現場・・・だった。新卒1年目からそれはもう泥臭くたくさん鍛えてもらった仕事。

そんな経験をフルに活かしながら、まず最初はゲスト視点で自分の滞在を振り返ったり、ゲストの反応をみながら、「滞在時にこんなのあったら嬉しかったな。」を少しずつ形にしていくことから取り組み始めた。

例えば、毎日のお薬やトリートメントに使うオイルをドクターが説明する時の補足資料をアップデートしたり、

毎日ドーシャごとに出されるメニューで使っている食材をレストランスタッフが説明する時に、英語が得意じゃないスタッフやお客様でも、食材の名前をちゃんと理解できるようにした。

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