「なんとなくで選択しない」私が海外で日常をなめらかに変化させた10のこと
ライフスタイルを変えて三週間。
顔が変わったね、と言われるようになった。
毎日ノンファンデーション、ノンアイメイクでたっぷり陽射しを浴びてるからだろう。
そして地球の未来とカラダのために「なんとなくで選択しない」と決めてなめらかに日常の当たり前を変えたからかもしれない。
心に水をたくさん与えてます。
自然からたくさんエネルギーをもらってます。
愛と感謝で満たして毎日を生きてます。
だから思考もとってもクリアです。
カラダが浄化されて生まれ変わるには半年かかるというので、半年後の自分が楽しみで今日もまた食材を選んでご飯をつくって運動して、思考を整理して一日を終えようと思います。
そんなわけで、「なんとなくで選択しない」と決めた私がゆるやかに変えた日々の行動を”10のこと”としてまとめます。
肩肘張って無理に変えるんじゃなくて、良いかもと思ったことを素直にやってみて、続けてみる。なめらかに非日常を日常になじませていく、そんなイメージ。都会で日々忙しく懸命に頑張っている人ほど、ぜひ読んでほしい。
具体的な行動(1〜7)と、旅での心の持ち用(8〜10)でなんとなく分けて書きました。
1)呼吸に意識を向ける
普段めちゃくちゃ呼吸が浅い私。
昔から偏頭痛持ちでロキソニンが手放せませんでした。
そんなわけで、毎朝の瞑想をはじめました。
Relax meditationというアプリを使って、心地よい音楽とガイダンスに沿って瞑想を続けて三週間。
初めは全然集中できなくて色んな思考が生まれては私の脳をかすめていくのが、最近は意識的に生まれた思考を追い出して、頭をからっぽにできるようになってきました。これがもうとんでもなく気持ち良くて、日々瞑想の効果を体感しまくり。
そして朝昼晩と一日に定期的、意識的に鼻から吸って深い呼吸をする癖づけを。“Brain power”というブレンドのオーガニックアロマオイルを持ち歩いて使ってます。
これでいつも頭がクリアな状態で選択をして、時に次々とインスピレーションが湧いてくる思考の余白が生まれました。
気付けばこの呼吸に意識を向ける習慣を続けて以来、一度もロキソニンを飲んでません。
2)ゆるやかに菜食主義、ゆるやかにオーガニック
「ゆるやかに」ってのがポイントで、お肉は絶対食べない!とか、これはダメ!とか、身体に悪いものは悪!とか、自分を律したり追い込んだりするんじゃなくて、なるべく野菜、なるべく魚、なるべく生産者が見えて良い環境で育てたオーガニックのものを。お肉や卵を選ぶ時は、少し高くてもフリーゲージ(放飼で育てた)ものを。あとはその土地の特産のものをこだわりを聞きながら楽しんで選ぶ。
以前noteに書いたようにフレキシタリアン生活をはじめたら、お肉を食べた時のような湧き上がるエネルギーや競争心や闘争心ではない、穏やかで優しい気持ちで心が満たされる気がしていて、これは私にとってはとても良い変化です。だから続けられてる。
何より食材や原材料を見ることで、なんとなくで食べること、何となくで買うことがなくなりました。
3)必要なものを必要な分だけ買う
ニュージーランドは基本どこもビニール袋を撤廃してるので、買い物に行く時はエコバッグを必ず持参。忘れた時は手に持てる分だけ買うように。
あとすごく良いのは、食材も洗剤も調味料も量り売りのオーガニックショップが多いこと。
旅先だし大型スーパーで売ってるような量は必要ないし、プロテインとかスパイスは少しずつ試してみたい。ボディーソープとかも容器を持っていけばリフィルができる。エコだし節約だし、荷物が増えなくていい。
「これ、本当に必要かな?」と立ち止まって考えることで、何となく買い物カゴに入れる、何となく試してみる、なんてことを避けられるように。
できる限り食材は使い切って不要なものはコンポストへ。ビニールやプラスチックを使ってるものではなくリサイクルできる容器のものを。カフェにはタンブラーを持参し、ウェーダーボトルに水を入れて持ち歩くことで、なるべくペットボトルの飲み物は買わないように。
無理なく小さなことにも意識を持つようにした。
4)ジャーナリングとnoteで新鮮なうちに感情と思考をアウトプット
振り返りの女王と名高い私も(笑)、ジャーナリングはあまり馴染みがなく…
でも毎朝決まった時間に決まった文量(ノート1ページ)、頭に浮かぶ感情をひたすら書き出すジャーナリングをはじめました。そして3日に1回はnoteを更新。読まれなくっても、反応がなくても、自分の思考整理のためにとにかく続けることに。これが自分がどんな思考で日々選択を繰り返しているのかを見つめる良い機会になっている気がします。
5)ヨガで一日を終える
昔からたまーにヨガはやってました。ホットヨガとか、エクササイズやフィットネス目的で。でも日本にいる私の親友や、こっちに来て出会ったヨガの先生をしている友達が「ヨガはスポーツじゃなくて、自分と繋がること。だからポーズを取るのが大事なのではなく、むしろ私は瞑想をしやすくする為にヨガをしていて、ヨガと共に生きてるイメージ」と話してくれて、今それをすごく実感している。
Mind bodyというアプリで簡単に旅先のヨガレッスンが探せてdrop inできるので、こっちにきて毎日ヨガをしているけど、今のところどの先生も素晴らしい。丁寧にガイダンスしてくれるし、何より彼女達のスタンスと使う言葉が美しくて魅力的。今では毎日、ヨガをして一日を終えるようにしている。エクササイズではなく、心を整えて、地に足つけて毎日を生きる為に。
6)時間を決めて携帯は開く
現地のSIMを使ってるけど、無駄遣いはできないから極力WIFI環境でネットは使うように。google map以外は時間を決めて開くようにして、携帯依存症からの脱却を図っている。
あとせっかくのグレートジャーニー中だし、日常の色んな情報が入ってきちゃうので、極力他の人の投稿やストーリーは見ないようにしてる。
これで網羅的に情報を得るのではなく、必要情報だけ意識してキャッチする癖がついた。
FreeusageのinstagramとFacebook,twitterだけを使い、お金(データ容量)がかかって、日常のあらゆる連絡が入るLINEはこっちに来てからほぼ使っていない。無駄にSNSを眺める時間が減って、自分の意思を磨く時間が増えた。
7)感謝と愛で満たしてから眠る
毎日、ありがとうを言って眠っている。
東京では、それはそれは忙しい日々で、仕事モードをオフすることなく疲れて寝落ちすることもしょっちゅう…毎日6時間は寝てるのに疲れが全く取れなかったし、朝、切迫感に苛まれて「やばい!!朝が来てしまった!」と冷や汗かきながら起きることも。
そんな自分が嫌いだった。
でも今は23時前には寝て、6時前には起きる生活。そしてなんとなくベッドにはいるのではなく、ちゃんと一日を終えてあらゆるものに感謝して眠りにつくようにしたら、毎日深い眠りが手に入った。恐らく東京での「睡眠」は、ただの「失神」だったに違いない。笑
▼ここからは旅をしながら非日常をなめらかに日常に取り込んでいくための心の持ちようです。
8)プランを立てず、出会いを楽しむ
観光目的ではなく、暮らすように旅したいので基本的には毎日ノープラン。その日の天気や気持ちでやることを決める。バックパーカーホステルに泊まってると何かしら友達ができてどっかに誘ってくれたり、車に乗せてくれたりする。ガチガチに予定を組まずに出会いを楽しむことは、旅を非日常ではなく、なめらかな日常にしてくれる。
フランス人の彼女はラグランに来た初日に立ち寄ったカフェの店員でその日に仲良くなって宿まで送ってくれた後、休みの日に一緒にでかけるようになった。旅先で仲の良い友達が増えていくのが嬉しい。
9)意思決定は素早く直感に従う
とはいえ、ダラダラしてていいわけはなく、いい!と思ったら迷わずにやる、のっかる!
瞑想やヨガで思考がクリアだし、意思を持って旅をしてるので判断も早い。あんまり迷ったりしないし、お誘いもなんとなく乗っかるんじゃなくてちゃんと選択する。
「ありがとう。」と満面の笑顔で感謝を伝えた上で、キッパリ断ることも重要。さらには、「今日は無理だけど明日はどう?」と別日を提案することもしている。迷ってるだけ時間の無駄!自分の心が躍るものだけ選択する。
10)人生初は積極的に
人生初の出来事は、あらゆる選択を自分に迫ってくれる。
私にとってはネイキッドビーチで真っ裸で泳いだことと、ヒッチハイクをしたこと。まさか34歳にしてヒッチハイクするなんて思ってなかったけど、これがものすごいご縁を繋いでくれる。しかも幸いなことに想像よりも簡単に止まってくれて成功体験になった。(ラグランはすごく小さな街で、多くの旅人が足がなくヒッチハイクをして街に出るので地元の人も慣れてるし、比較的安全な土地だから挑戦できました)
普段友達や、パートナーとの旅行が多い人はぜひ一人旅を。ホテルの宿泊が多い人は、バックパッカーズホステルやAirbnbの宿泊を強くお勧め!!
私は一人旅の時はたいがい一泊3000円以下のドミトリーに泊まって、出会いを楽しんでます。勇気を出して話しかけたり、言語の壁を超えた友情が生まれたり、旅ならではの楽しみが増します。
できればこんな風にエコに対するスタンスが施設に反映されてる宿を選ぶといいかも。不便もあるけど姿勢と行動が一貫しているから気持ちがいい。何よりここを選んで集まってくる人たちと価値観が似ていて一緒にいて心地がいい。
あと、個人的にSNSアップ用の写真を撮ることを目的にしないのも大事かも。人生初も経験を優先して、写真は思い出に残す程度に数枚だけ撮ってね。
【おまけ】哲学する本を毎日少しずつ読む
10に入れられなかったんだけど、これはどうしても伝えたい!旅中は時間があるから本をとにかく読む。ビジネス書よりも自身の中で哲学するような本を繰り返し読むことで日々の自分の変化に気づけるようになりました。
エーリッヒフロムの”愛するということ”
セロン.Q.デュモンの”集中力”
を毎日少しずつじっくり読んでます。
同じ本でも心の持ち用で感じることや響くフレーズが違うから不思議。哲学することがまた、自分の選択基準を磨いてくれて、「なぜ私はこの行動をするのか」と自問自答する機会になってとても良いです。
最後に。
昨日街を歩いてたらこんな看板が目に入りました。
Every dollar you spend is a Vote for the type of world you want to live in.
あなたが使うお金は、あなたが住みたい世界に対する投票と同じ。
そう、あなたが毎日、今この瞬間どれを選ぶか?
全部を変えるのは難しい。
でもまずは地球の未来と自分のカラダのために、「なんとなくで選択しない」それが私が決めた唯一のことです。
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過去のグレートジャーニーも含めて、私の「人生を祝う旅」の様子はインスタでアップしてます。NZの様子も徒然と自分用のライフログのようにまとめてます。よかったらぜひ。
@akinaorrtrip @akinaorr
あと、マガジン「Great Journey(人生を祝う旅)」もどうぞ^^
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