【人生肯定本ができるまで #2】誰に向けてこの本を届けたいのか。どんな感情になってほしいのか。
こんにちは。人生を祝うプロデューサーオア明奈です。
新年一発目のnoteで本の出版プロジェクトをはじめることをお伝えさせていただきました。
1月がはじまって16日。寝ても覚めても頭の中は本のこと。当たり前だけど、ただ一方的に伝えるのと、心に届けるのは全く違うなぁ・・・と頭を抱えては色んな人に相談して、また自分の思考を整理しての毎日。ご覧の通り、部屋の壁が付箋だらけの今です。(ごめんよ、夫。)
さて、noteではこの本ができるまでのプロセスもできる限り赤裸々に綴っていこうと思います。(マガジンにしているのでフォローして頂けたら嬉しいです♡)
ここまでの2週間で、企画・目次・構成を何度も作り変え、私がとっても信頼していて、前々から「本を出すときは、ぜひ編集をお願いしたい!」とリクエストをした、ゆとり本著者のすみたたかひろくんと壁打ちをしています。
(※実はすみたくんと、わたしの相棒つばきとは、2019年末から何度も企画ブレストをして一緒に本の企画を温めてきました。)
今日は、「この本で何を届けたいか」「誰に読んでほしいのか」「読む人が前後でどんな風に感情が変化していってほしいのか(読後感)」について書いてみたいと思います。特に、「この本を読みたいと思っている人はどんな悩みを抱えているのか」については、私のこれまでの講座のアンケートを読み返し、新たなヒアリングも行って何度も何度もプロジェクトメンバーでディスカッションを重ねた部分です。
1.この本の概要
CRAZY WEDDINGプロデューサーとして150組以上の夫婦の人生をヒアリングし、延べ1000人以上に人生を見つめなおす振返り講座を実施して「ライフフェーズでぶつかる人生のお悩み」に応えてきた「人生を祝うプロデューサー オア明奈」が、各年代のリアルなお悩みに応えながら、自身の人生ストーリーと経験を交えてあなたの人生に寄り添ってエールを送ります。読み終わったら「人生肯定」という考え方をベースに、自分で自分の人生をプロデュースしていきたくなるような気持ちになる本です。
もともと、この出版プロジェクトのスタートは、「人生を肯定する振返り」を習慣化するためのコミュニティー(私のオンラインサロン)メンバーから、オア明奈に人生のお悩みをカウンセリングしてもらいたい、オア明奈の人生背景と思考回路を文章で読んで、自分にインストールしたいという声をもらったことからはじまりました。
2020年新型コロナウイルスの影響で強制的に立ち止まることになって、人生と向き合う時間が増える中、キャリアやライフスタイルを見つめ直したり、自分は本当はどう生きたいのか、自己内省したいけど何をどうやったらいいかわからず悩んでいる人が周りにたくさんいます。
「人生ヒアリング」を通して人生の分岐点でのお悩みを聞くことが多い私は、今だからこそ、多くの人が抱えている漠然とした「人生のお悩み」に私を通して経験や事例を伝えることで、悩んでいる人の力になれるなら、と思って書くことを決めました。
人生には、就職、結婚、出産、転職、といった、大きくライフステージが変わるタイミングがあります。でもそういった「節目」以外にも、人生の大切な選択をする時や人生を更新したいと感じる瞬間がきっとあるはず。そんな時に人生における「正解探し」をするのではなく、「わたしはわたしの人生でいい」と肯定して前に進むきっかけになるような本になったら幸いです。
2.この本を、誰に届けたいのか。
当初のイメージは、私のライフログ講座受講生の9割を占める「ライフステージが変わるタイミングにいる、自分の人生と向き合い始めた20代〜30代の女性」でした。でも書いているうちに「年齢」も「ジェンダー」も関係なく人生のお悩みには応えていきたいなと思って、今は「今の心情」ベースで章立てする構成で考えています。
今日は「こんな人に届けたい」とイメージしている人の状況とお悩みを何パターンかご紹介します。「これ、私も共感しますーーー!」というのがある方は、ぜひコメントを頂けると励みになります!
A【自分探しをしながらインプットはしているけど、未来を描けない。】
<状況や心境>情報が多い世の中で、色々な価値観や人に触れて自分を模索している。インプットは得意だけど、決断行動をしていくことが苦手。小さな決断を繰り返すことにまだ踏み切れず、成功体験があまりないと感じている。
<悩み・本音>「将来何をしたいか明確にわからない」「目指すべき未来が描けない」「自分の強みがわからない」「成長実感が持てない」「誰かと比較して落ち込む」「とにかく自信がない」
B【懸命にキャリアを積み重ねて、やっと自分の人生の舵を取れそうな気はしているがまだ不安。】
<状況・心境>「私とは、◎◎である」の確立をして、人生における軸やスタイルの確立がしたい。会社内だけの仕事や役割に物足りなさを感じ始め、もっと外の人にも”一緒に働きたい”と思ってもらえる人になること、自分が培ってきたことを誰かに伝えていくこと、時に上司や会社を使って自分の立場を確立していくことをしたいタイミングだけど、何をどうしたらいいのかわからず漠然と悩んでいる。成長意欲が高い分、価値観や生きる基準の違う人とのコミュニケーションや一緒に働くことへの葛藤や苛立ちも実は感じている。一気に人生の選択肢が増え、自分の悩みと周りの友人と境遇や悩みが違いすぎて、相談できる人がいない。数年後の自分を描きながら、今に決断をしなくてはいけないことへの焦りや不安を感じつつ、自分の人生に責任を持って舵を取りたいと思っている。コロナで厳しい現実にも直面して、誰も自分を助けてくれないということを実感して心がチクチクする。
<悩み・本音>「仕事は大好き。でもこのままでいいのか不安」「周りの考え方とちょっとずれてる気がしてる」「大切ことを大切にしたいのにできていない葛藤」「もっとワガママに生きたいけど勇気がない」
C【仕事も家庭も自分も大事にしたいから、思い切りや勢いを手放し、一度立ち止まりたい。】
<状況・心境>結婚をしたり、管理職になったり、自分の為だけに生きる人生ではなくなった。仕事は懸命にやってきたけど、正直10年働いても、自分の強みはこれ、と心から言い切れるものが見つかっていなくて焦りを感じている。周りからあなたの強みはこれだよね、と言ってくれるものに感謝はするけれど、自分では腑に落ちず、もっと別のものを身につけないと思ってしまう。多様な働き方が世の中的にも認められ始めている中で、新しい働き方に興味があるがどういうスキルやマインドセットが必要かわからない。家族の存在が一番だと思っているが、一方で家庭のことをするために自由時間が減っていると感じたり、逆に自由すぎると申し訳ないと感じてしまいバランスが難しい。40-50代で自分が何をしているのか、イメージが持てない。
<悩み・本音>「仕事と家庭の両立に悩んでいる」「もっと誇りを持って仕事がしたい」「理想の人生に向けて何か行動を起こしたい」「自分にとっての理想の働き方が見えない」「周りは妊娠、出産ラッシュ。乗り遅れそうで焦る」
D【人生の節目を迎えて、そろそろ自分の人生をアップデートしたい。】
<状況・心境>
他にも自分を必要としてくれる居場所がある気がする。「この道で生きる」ということは見えつつあるけど、ゼロになって新しいことを始めてみたい気もする。自分のために仕事をするというより、もっと世の中に貢献したり周りの大切な人を幸せにしたい。もっと広い視野で余裕と余白を持って仕事がしたい。
<悩み・本音>「色々できるはずだけどどれをやろうか迷っている」「がむしゃらに働くことはちょっと違う。でも自分にしか出来ないことで生きていきたい」「子育ても少し落ち着いてきた今、私にできることって?」
などなど。どうですか?これ、私のことだ!って共感、共鳴するパートはありますか?ぜひ教えて下さい。
3.読んだあとになってもらいたい感情
自分を高める生き方から、人生を愛して生きるという選択がしたくなる
人生はすべて違って、すべて美しいと思っています。だからお悩みも様々です。だからこの本を読んで「こんな風に悩んでいたのって自分だけじゃなかったんだ」って不安や焦りから解放してもらえたらいいな。そして今とここに立っている自分(の人生)が愛おしくなって心が温かくなる。人生に血が通い、正解探しじゃなくて、自分の人生は自分でプロデュースしようと、心のモヤが晴れてくれたら嬉しいです。この本だけでは問題や感情を「解決」をする事はできないけど、「受け入れ、肯定して、前を向ける」ようになることがこの本が目指したいところです。
この本のクラウドファンディングスタートは、2月14日を予定しています。
ということで、1回目の想いだけで走り出した状況から、本の輪郭が少しずつ見えてきました。よかったらここまで読んでの率直な感想やアドバイスを、コメントでいただけると嬉しいです。
Twitterでのコメントも大歓迎です。わたしをタグ付けしたり、「#人生肯定本」をつけてもらえると全部読ませていただきます!!
クラウドファンディングは、愛を贈るバレンタインデー(2/14)に一人ひとりにラブレターを届けて、その愛を受け取る気持ちで夢への一歩を踏み出したくてこの日のスタートを選びました。
ぜひ応援いただけると嬉しいです。(応援メッセージを頂いた方は、クラファンページに掲載させていただきます)
それでは引き続きよろしくおねがいします!
(おまけ:今週の執筆お供曲)
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