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DRESSCHANGE京都《秘蔵・座長からみたメンバー解説②》

早川明奈

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photo by 岩見尚子

明奈ちゃんのこのポーズ(あざとくて何が悪いの!)はね、皆さん知ってくださっているかと思うんですけどね。彼女の一旦この感じを封印したりとかね「やっぱりやる」とか迷いながらでした。

いっぱいいっぱい感情と戦っていたんじゃないのかなと思います。明奈ちゃんいわく「このドレチェンをやめようと思った」と言っていました。後でメッセージした時にね、途中ね。やっぱり辛いこともいっぱいあったりとか、自分の中で思うことがたくさんあってやめようと思ったんですよ。

「DRESSCHANGEってそんなすごい世界なんですか??」と言うかもしれないけれども。

何がすごいかというと「自分の感情と自分のやりたいことと、そこが見合っていかないところの葛藤との向き合い」というものに対して、誰しも挑戦する時って怖くなったりとかうまくいかないことがあったりするときに、逃げたくなるもんなんですよね。

一人でやっていたら、「やっぱりやめた」とできなくもないんですけど、ここに入ってしまった以上、中々こうやめることもできないし逃げ出すこともできない。「逃げ出したいと思っているんだろうな」ということも、私たちスタッフも気づいていたんだけども、選んでくれた以上は最後までどうしてもやり通して欲しかった。 

逃げ出さなかったのは本人の力なんだけれども、そこを何度も何度もカバーしてきたのはチームメンバーさん達だったなって思っていて、メンバーさんたちが「それでも最後までやろうよ」と言ってここまでやってきたんだなって思ってね。個人の力もあるけれど、こういう時のチームの力はすごいなと思いました。だから最後、あきなちゃんが持っている笑顔全開のズルい笑顔を出してくれて、「できるのかよ」って何回もツッコんだというラプンツェルのようなかわいい姿をみせてくれました。

最後までやり切ってくれてくださったことは、どのメンバーさんたちもそうなんだけども、自分たちの糧になる。次何か挑戦するときに、何かやっていくときにね「あの時も乗り越えたしな」って思って下さるような場所になっていったらなと思います。明奈ちゃんよくやった!

市村やよい

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photo by やたけえりこやよいちゃんは、鉄板で水玉の世界を持ってきてくれましたね。だけど、やよいちゃんも振り切る世界を作ってくれていたよね。真ん中でやったポーズがすごくかわいくて、かっこよくて自分の作りたい世界観を最大限に作ってくれていたんじゃないかなって思うんですよね。

水玉やよいを極めたっていう感じだった。やよいちゃんもやよいちゃんでね、元々お仕事もバリバリやっていて「自分を表現する 意見を言う」のも得意で出来る人だと思うんですよね。だけどいっぱいDRESSCHANGEの中で悩まれたことも試行錯誤されたこともたくさんあったんですよね。 

でも最後やっぱりこのチームの中で自分の存在力を発揮してくれていたなと思う。みんなをまとめてくれてね、いい存在でいてくれたんじゃないかなって思いました。

息子君も当日きてくれて、親子の絆や愛を見せてくれて。

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(お母さんの登場に感極まる息子さん)

photo by 小木曽絵美子

本当にどのメンバーさんも「このメンバーさんがいてくれて本当によかったな」と思えました。この洋服を(やよいさんは)またどこかで着てくださると思っていますよ。髪の毛も水玉になっていて、隠れミッキーみたいになっていたからね。これもワイヤーで作られていたからね、すごいよね。

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photo by岩見尚子

今井ちはる

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photo by やたけえりこ

ちはるちゃんは見た通り妊婦さんなんですよね。投稿にもしてましたけども、DRESSCHANGEを決めたときには、まだ(妊娠が)わかっていなかったんですよ。

やよいちゃんも含めて昨年2020のときの奈津子ちゃん(0期生・中村奈津子さん)を応援しに来てくれたメンバーさんなんですよね。住んでいる地域が皆さん近いのかな??近いことで見に来てくれて応援してくれたメンバーさんなんですよね。

さっきも話した『裏トークショー』っていうのがあったんです、昨年の12月に。

そのときにオンラインで見てくださっていて、トークショーのプレゼントの中に「2021年の観覧チケットのプレゼント」を2枚いれたんですよ。

その2枚を当てたのが、この2人だったんですよね。それを手にした2人は同じことを思ったそうです。

「これをもらったってことは、出る側じゃなくて観に行く側ってことかな」と言ったんですよね。

なんとなく直感的に(座長は)それを察知したんですよね。このチケットを、そもそも誰が手に取るかわからない時点から「もしかしたら出たい人」かもしれない「出たいまでいってなくても出たいと思っている人」かもしれない。

特にドレスチェンジトークショーに興味をもってみてくださる方は、ドレスチェンジに興味を持ってくださっている方だから「少しは出たいな」と思っている人の集まりだと思っているからね。

その人たちにチケットを渡したら絶対に「出る側じゃなくて観る側になっていく思考になっていくんじゃないかな」と思っていたんですよ。

それは「自分が観に来るためのチケットではなくて、自分のお友達とかご家族とかそういう人達に使ってもいいからね」と一言添えたんです。

その一言を聞いてくださったんだろうな。このドレスチェンジトークショーのすぐ後に、本お申込みをスタートしたんです。

もちろん出ることに対して葛藤もあったと思うんですけど、もう京都が埋まっていくのが早かったんですよ。

どんどんどん本申込みをするスピードが速くて残り3名くらいになってしまったのかな。「もうあとちょっとだよー」と伝えたら「やっぱり出ます」と選んでくれてね。

このチケットは東京の公演を見に来るチケットとして使ってもらうことにして、自分たちがでることを選択してくださったんですよね。それはやよいちゃんもそうだったし、ちはるちゃんもそうだったんです。ちはるちゃんも出るっていうことを選ばれたんです。

2月に ちはるちゃんから「お話ししたいことがあります」とメッセージが私(座長)に来て「やめるのか」ってちょっと思ったんですよ。

それで電話をしたら「お腹の中に赤ちゃんが授かっていることがわかりました」と話してくれたんですね。「あーそういうことだったのか!」と(座長が)思ってね、私の頭の中では、本人が辞めたいと言ったらそこまでだけども、私たちの方から「辞退してください」とは1ミリたりとも思っていなくて、もちろんそれが母体に影響するとか動いてはいけないとかドクターストップがかかっているんだったら仕方ないんだけども、私(座長)の頭の中では「出ない選択」はなかった。

私自身が結婚式をしたのが7カ月だったんですよね。7カ月でそれまでの準備を仕事しながらやって7カ月でもマーメード衣装みたいなの、お腹出ていることがまぁまぁわかる衣装を着てやった。元気だったからできた。

そう思ったら「出たかったできるよね」って思ったので、ちはるちゃんからしたら「なんで今そうなったんだ、みんなに迷惑がかかる」と思ったんでしょう。

「それは思うよね、逆の立場でもそう思うわって」と(座長は)思ったんだけど、それでも出ることを選んでくれて。体調を壊すこともあったんだけどね。

最後までこうしてやり切ってくれたことが一般女性として妊婦になったからとかちっちゃいお子さんがいるからとかいうことで、色んな事を諦めたりすることも多いと思うんですよね。お仕事なり、こういう出演だったり。

去年も「ちっちゃい子供がいるから、行けない日もあるから、行けない日があっても出れますか??」というメッセージをもらったこともあってね。申し込んでくださる方もいらしゃったんだけど「現時点で決まっていることに対しては出てくださる気持ちで申し込んでください」っていうのが私たちの意思なんだけれどもね。

とはいえ決めたことに対してイレギュラーな出来事が起こってしまうのは絶対的にあり得る事なので、それでもやっていけたことは 大きいことだし、皆さんがやるかどうかっていう手前で諦めてしまうところをやり切れるんだと証明してくださったことは、ものすごくありがたいなと思いました。妊婦さんや小さい赤ちゃんのいるお母さんにとっても、希望になったんじゃないかなと思いました。

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