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金(GOLD)を買う方法|手数料をなるべく少なくするには

「金を買いたい!」と思ったら、みなさんはどうしていますか?

金のアクセサリーを買う?金貨を買う?金の延べ棒を買う??
それも一つの方法ではありますが、実際に金を買うには手数料もかかりますし、安全なところに保管する必要がありますよね。

金にはいろいろな買い方があるのでご紹介します。
ぜひご自身に合う方法を見つけてくださいね。

1)金地金、金貨
田中貴金属工業、第一商品など、金を扱っている会社にて購入が可能です。
田中貴金属工業で買う場合(2022年03月18日 09:30時点)
店頭小売価格(税込)は 8,190 円/g
500g以上のときは手数料不要で買えますが、それ以下、例えば100~300gでは16,500円(税込)の手数料が別途かかります。
手数料をかけたくない場合、資金は400万円ほど必要です。
買い取ってもらう場合は、8,087 円/gとなります。
500g以上でも「買う→売る」をするだけで約1.26%ほど目減りすることになります。

2)金ETF
日本の株と取引きするのと同じように、売買をすることができます。少額から取引できるのと、NISAも使うことができます。手数料は信託報酬という形なので、売買時に手数料はかかりません。
(証券会社への売買手数料はかかりますがNISAや1日定額コースを駆使して無料にできます)
また購入と売却の価格のときに金地金のような価格差がないのも良いですね。
①1326 SPDRゴールドシェア
信託報酬:0.44%
ロンドン値決め金価格に連動、1株から購入可
現在値 21,420円 (22/03/18 15:00)

②1328 NEXT FOUNDS 金価格連動型上場投資信託
信託報酬:0.55%
1gあたりの金価格に連動、10株単位で購入可
現在値 5,796円 (22/03/18 15:00)

③1540 純金上場信託(現物国内保管型)
信託報酬:0.44%
国内金先物価格に連動。1Kg単位で金現物に交換可能、1株から購入可
運用会社は三菱UFJ信託。
現在値 7,020円 (22/03/18 15:00)

そのほか2036 金ダブルブル、2037 金ベアもあります。

<信託報酬>
投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のこと。
例えば信託報酬が1%の投資信託で、現在の自分の時価資産残高が10万円の場合、1年で約1,000円の信託報酬額を払っていることになります。
ちなみに今、個人投資家に人気の投資信託「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は信託報酬が低いことで有名ですが、信託報酬は0.09%です。

3)純金積立
毎月1,000円から積立ができるので、ETFよりも少額から始められますね。
SBI証券でも楽天証券でも、スポット取引、積み立て取引ともに買付時に1.65%の手数料がかかります。売却は無料です。
例えば楽天証券によると10,000円を積立の場合、純金積立分が9,838円、手数料は162円です。
それに加えて購入時と買取時の金額が異なっており、
3月25日22:40時点では
購入価格 7,678円/g、売却価格 7,600円/gです。
1.01%の手数料が発生していることになります。

【まとめ】
金を買うためになるべく手数料を安くするためには、
①どのくらい金を買いたいのか
②どのくらいのスパン(期間)で売却を考えているのか
③ドルコスト平均法の考えで一度ではなく時間を分散させて買っていくのか
で変わってきます。

資金が500万円ほどあって、一括購入、10年以上のスパンでの長期保有を考えている場合は金地金を買うのが良いと思います。
少額から始めたくて1~3年で売却したい場合は金ETFを、それ以上持っていたい、コツコツ定額でドルコスト平均法の恩恵を受けたい方は純金積立がおすすめですね。
ご参考になれば幸いです。



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