『スポーツ障害』予防するには⁇
こんにちは♪
秋元です(*^^*)
「スポーツ障害」と聞いても、いまいちピンと来ない方もいるかと思いますが…
種目別で見たり、「野球肩」や「テニス肘」などのメジャーワードを見ると、何となくイメージが湧くかと思います。
競技に特徴的な動き(野球なら投球動作、テニスならスマッシュ動作など)がそれぞれあるので、自ずとケガをする部位も似通ってくるんですね。
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でも、その競技を続けている限り仕方のないリスクなんじゃないの??
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…確かに、そうとも言えます。
しかし、全員が全員同じ部位を痛めているかというと、決してそういうわけではありません。
つまり、繰り返しの動作(使い過ぎ)だけで関節や筋肉を痛めるのではなく、それ以外の要素に対してしっかり向き合っていけば、防げる可能性はあるということ。
今回はその辺りについて解説していきます(^o^)/
1.原因は『使い過ぎ』だけじゃない⁉︎
「スポーツ障害 原因」とGoogle検索すると、以下のような内容が上がってきます。
他の記事を見ていても、往々にして「使い過ぎ(オーバーワーク)」というキーワードが用いられることがほとんどです。
確かに、繰り返し行う動作によって痛めてしまうのがスポーツ障害の特徴でもありますが、冒頭でもお伝えしたように全員が全員同じ部位を痛めているわけではありません。
(ポジションの違いとか細かい部分はさて置き)
上の写真にもあるように、「使い過ぎ」以外の要因として…
≫身体能力の限界を超えた運動
≫過密なトレーニング・スケジュール
≫休養や睡眠不足
≫栄養の不足
が挙げられていますが、どちらかというとこれらは部分的な話よりも全体的な話に近いものがあります。
要は、野球肘や水泳肩というような『スポーツ特有の部分的な障害』という話より、
≫体力に余裕が無くなって、集中力やパワーが低下した結果、痛みに繋がってしまった。
≫しっかり休むことが出来ずに、コンディショニングに問題がある中で練習に参加し、無理のある動きをしてしまい、痛みに繋がってしまった。
…というようなニュアンスに近い考え方です。
しかし、「体力不足」や「睡眠不足」といった要因だと、少し抽象的な話になってしまいますし、仮に双方が充実していたとしても、「使い過ぎ」という問題が解決されるわけではありません。
なので、もう少し「使い過ぎ」について深く考える必要があります。
この「使い過ぎ」を深掘りするためには、真逆の考え方である「使わな過ぎ」をイメージすると良いかもしれません。
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…いきなり難しい話になりましたねε-(´∀`; )笑
具体的にいうと、例えばテニスでラケットを振って肘を痛めてしまったケース(テニス肘という前提)で考えると、肘に負担をかける(使い過ぎる)ようなスウィングだから肘を痛めてしまった…というのが分かると思います。
では、肘に負担をかけない(使い過ぎない)ようにスウィングするというのは、どういうことになるのか⁇
ちょっと考えてみましょう♪
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…いかがでしょうか⁇
ヒントというわけではありませんが、下の動画はゴルファーを目指す小学生の子どもに『体幹でボールを打つ』という感覚を養うためのトレーニング指導をした内容です。
極端な内容だったかもしれませんが、これはテニスのスウィングにとっても非常に重要な要素です。
この『体幹でボールを打つ』という感覚を鍛えることができれば、肘への負担も自ずと減っていくと思いませんか⁇
肘にかかる負担を減らす方法を考えるより、肘に負担をかけない方法を模索する方が、長期的にはプラスになることが多いですよ( ̄▽ ̄)
2.筋力トレーニングだけではダメ
先程の章で「使い過ぎ」について深掘りしましたが、スポーツ障害を克服するために筋力トレーニングを行う方も多くいます。
それ自体はとても素晴らしいことなのですが、よくありがちなのが『目的に沿ったトレーニングになっていない』ということ。
具体的な例を挙げると、野球肩と診断された方が三角筋の筋力アップを図るトレーニングを行うというもの。
「野球肩」と聞くと、肩を痛めないように肩周辺を鍛える(もちろん悪いことじゃない‼︎)…となりがちですが、「野球肩=肩だけが悪いわけではない」というのは把握しておく必要があります。
極端に言えば、肩を痛める要因となるものが投球時の足の踏み込む角度であった場合、肩をいくら鍛えたところで痛みを繰り返す要因は解決されません。
痛みはあくまでも結果でしかないので、患部にばかりとらわれていては、目的の治療やリハビリへのプロセスが遠回りしてしまうことにもなりかねませんからね!
3.まずは〇〇から改善しよう‼︎
問題のあった部位のリハビリとして、その部位の筋力トレーニングだけでは、症状の発端となり得る問題に対して不十分…。
では、実際に何から始めたら良いのか??
常々お伝えしていますが、まずは「準備運動」から見直すことを強くおすすめします。
足首を回したり、屈伸や伸脚をしたり…誰しもが必ずと言っていいほど経験がある内容でありながら、あまり真剣に取り組むことも少ないのではないでしょうか⁇
具体的な取り組み方として、まずは準備運動を超スローペースでやってみてください。
適当に流す感じではなく、関節をゆっくりと大きく動かす感じでやると、バランスを取るのが難しかったり、深くしゃがむのが大変だったりするケースが大半だと思います。
しかし、準備運動という基本中の基本のような動きでバランスを崩してしまうようでは、そもそも競技で特定の動きをしたり、バランスを安定させようとするのは難しいはずです。
当然、ケガや偏った身体の使い方(クセ)にも繋がってしまうため、スポーツ障害を予防する上でも『準備運動を丁寧にやること』はとても重要であると言えます。
もちろん、それで全てが解決されるわけではありませんが、どんなトレーニングやストレッチにも基本的な動きが出来るということは必須なので、準備運動が疎かになっている方はまずはゆっくりやってみると良いですね(^o^)/♪
4.まとめ
スポーツ障害と向き合う上で『特定の部位の使い過ぎ』を考えることはもちろんですが、逆の発想で『使わな過ぎとは⁇』について深掘りすると、今の課題が見えてくるかもしれません。
安直に、患部に対してばかりケアやトレーニングをするのではなく、全体の中の一部として患部を見ることが必要なんですね!
もし気になる症状などありましたら、いつでもご相談ください♪
では、また次回の配信もお楽しみに‼︎
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