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野球のための体幹バランスを安定させる3つのトレーニング

こんにちは♪
秋元です(*^^*)

「体幹トレーニング」とか「バランスを鍛える」などの文言が流行り始めて、今では一般的な用語になりつつある印象ですが、皆さんはこれらの用語に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか??

≫腹筋を鍛えるとしっかり安定しそう
≫プランクやバランスボードに乗れば自然と身につきそう

…など、「体幹」や「バランス感覚」といったものに対してのイメージが曖昧だと適切なトレーニングや指導などは難しいです。

今回は「体幹」について深掘りすると共に、野球の動作に繋がる具体的なトレーニングについてもご紹介していきます(^^)/♪


1.そもそも「体幹」って??

「体幹」と聞いて、具体的にどの辺りをイメージしますか⁇

≫腹筋と背筋
≫お腹の奥の方のインナーマッスル

…一般的な解釈って、恐らくそんなところだろうなと思います。

でも、それらはあくまでも体幹の一部であって、本来の体幹の定義はもっと幅が広いです。

 体幹とは上肢、下肢、頭部、顔面を除いた身体の部位で、身体の胴体部分、頚部と胸腰部のことを指しています。

 体幹という言葉は体幹トレーニングとして用いられている場合が多く、腹部の筋肉のことを指していると思われがちですが、筋肉だけではなく骨格も内臓も含めた身体の胴体部分のことを指しています。

 体幹は心臓や肺、腎臓、肝臓、腸など、身体の機能を担っている内臓がおさめられた部分であり、脊柱や骨盤など身体の軸となる骨格部分でもあります。まさに体幹は身体の中心部として大切な部位であり、体幹の機能を高めることで姿勢の安定や動作のスムーズさ、内臓機能の向上につながります。

健康長寿ネットより

腹筋や背筋などは『=体幹』と認識されやすいですが、胸筋やお尻の筋肉『=体幹』という認識の方は少ない印象です。


なぜ少ないのか⁇


冒頭にもお伝えしたように、「体幹」に対するイメージが曖昧だからなんですね<(_ _)>

「インナーマッスル」と同意語にも扱われていますが、そもそも体幹というものが『頭と手足を除いた胴体部で分』という定義なので、深層にある筋肉(=インナーマッスル)とはちょっとニュアンスが変わってきます。


2.バランスを安定させるために必要なこと

よく、体幹部を鍛える「体幹トレーニング」の種目として、プランクだったり、レッグレイズ(足上げ腹筋)だったりを指導される方がいますが、サッカーでも野球でもバレーボールでも…どの競技に対しても共通の「体幹トレーニング」であることが少なくありません。

プランク
レッグレイズ

意味が無い…とまでは言えませんが、それぞれの競技に直結するトレーニングかというと、あまり適切でないことがほとんどです。

なので、バランス(体幹)を安定させる上では『競技に繋がるトレーニングかどうか⁇』がポイントになります。

プランクやレッグレイズが悪いということではなく、目的に沿った内容かどうかが重要なんですねd( ̄  ̄)

それと、この後の動画でもお伝えしていますが、体幹部を鍛えるだけではなく、体幹部をしっかりコントロールすることを身につける必要があります。

『特定の動き(体幹トレーニング)ができるようになること』が目的ではなく、実際に競技に繋げるまでがゴールなので、本番に活かせなければ結果は出せませんからね。


3.野球の動作に繋がるトレーニングの具体例3つ

では、野球に必要な体幹部のトレーニングとして、具体的にどのようなものがあるのか⁇

臨床でよく指導する内容として…

◆スウィングの時に体幹がブレないようにする体幹トレーニング

◆ゴロのボールを取ってから送球するまでをスムーズにさせる体幹トレーニング

◆肩を痛めたピッチャーに対する投球フォームを改善するための体幹トレーニング

というのを動画に収めてみました♪

3-1.体幹トレーニング「バットを振る」

【スウィングの時に体幹がブレないようにする体幹トレーニング】

まずはこちらをご覧ください。
(動画は4分1秒です)

詳細は動画の中でもお伝えしていますが、バットとバランスボールを使った、自宅でも簡単にできる体幹トレーニングの一つです。

実際に臨床の場でも指導したり、ここから応用して様々なプレイに活かせるようにアドバイスしたりします。

3-2.体幹トレーニング「ボールを取る(ゴロ)→投げる」

【ゴロのボールを取ってから送球するまでをスムーズにさせる体幹トレーニング】

こちらもまずは動画から。
(動画は5分13秒です)

動画内でも説明していますが、『なぜボールを取ってから送球に至るまでが遅くなるのか⁇』というところも解説しています。

こちらの内容も、バランスボールを使った簡単で安全にできる体幹トレーニングの一つです。

最近は、股関節周辺が弱くなってしっかりしゃがめない子が増えているので、こういったトレーニングをさせるのも大切。

粘り強い下半身にするためにも、普段の練習や指導にぜひお役立てください♪

3-3.体幹トレーニング「ボールを投げる」

【肩を痛めたピッチャーに対する投球フォームを改善するための体幹トレーニング】

当院に来られる野球関連の患者さんで、このお悩みを訴える方が一番多いです。

こちらの内容も動画で撮りましたが、こちらは投げ銭(¥500)いただいた方のみに限定公開します(^^)

どこにアプローチするかだけお伝えすると、「胸郭の動き」に対してのトレーニングになります。

よく『ボールを投げる時には、肘が先行して腕を振り下ろすように投げる』…と指導しているコーチもいますが、それでは肩を痛めてしまいます。

具体的な理由や解説も動画でお伝えしていますので、気になる方はぜひご覧ください。
(記事をご購入いただくと、記事の最後にURLがありますので、そちらからご覧いただけます♪)

4.まとめ

「体幹トレーニング」と一口に言っても、目的や状態によって内容は様々です。

野球は集団での競技なので、個別にトレーニング指導することはなかなか難しいことですが、ご紹介した目的別の体幹トレーニングが少しでもお役に立てれば嬉しいですね(*^^*)

では、また次回の配信もお楽しみに♪

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当院の詳細はこちら💁🏻‍♂️
https://instabio.cc/sportsflare

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