キ上の空論『脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。』無事全ステージ終了しました。ありがとうございました!

キ上の空論『脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。』
昨日、無事千秋楽を迎え、全ステージ終了することができました。

とてもシンプルな言葉に想いを詰め込んで

おいそれと劇場に観に来てとは言い難い今ですが、やっぱり生で観ていただけるなら観て欲しいなぁとは思っていました。

もしかしたら、不安とかもあったかもしれないです。
そんな中、劇場に足を運んでいただき、観に来てくださったみなさま、ありがとうございました。

また、劇場で生で観る良さをご存知の方もいらしたかもしれませんが、様々なご事情などで配信でご視聴いただいたみなさま、ありがとうございました。

応援のメッセージ、感想、熨斗なども、ありがとうございました。

そして、関係者各位、劇場スタッフのみなさま、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

ひとまずは無事終えられたことに感謝です。
あとは、二週間経過し、お客様、関係者共に、感染がないことを祈るばかりです。

劇場に足を運んでくださった方々が、やっぱ劇場で、生で観るっていいもんやって感じてもらえてたら、これ、幸いです。

【ちなみに!配信アーカイブ9/30まで】
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以下は、振り返ってのいくつか雑多。

穴ぼこ

終わっちゃった。
ほんとあっという間だった。

個人的に今年最初で最後の舞台は、もはや当たり前に今までと様々違った。
稽古開始から千秋楽まで、
毎日検温、除菌。
フェイスシールド付けての稽古。
座組みんなでごはんを食べに行ったり、飲みに行ったりもない。
終演後のお客さんへの面会もない。
行動ひとつも今までになく気を配っていた。
とかとか。

それら変わってしまったこと、わたしにはなんだかぽっこり穴ぼこ開いたような感覚。

ダブルとトリプルのはざまで

“千秋楽を終える”ということを、わたしは今まで何度か経験していて、
ラジオでも喋ったかなぁ‥?千秋楽に感極まって泣いたりとか、もう何年もない。
別に冷めてるわけじゃない。
終えられたことの嬉しさや喜びや感謝とかの気持ちはある。
ラジオで喋ってた時には、浮かばなかったけども、今、書いてて思うのは、
きっといつも、この公演自体は終わっても、わたしの俳優としての挑戦とかは続くって思ってるから、どこか終わりじゃないって思っているからなのかもなって思う。

だけど、今みたいに稽古含めて、本番千秋楽までやれるかわからない、という状況下で今回やったのが初めての経験だったからか、
いつになく、カーテンコールのダブルやって、まだぱちぱち拍手が続くのを裏で聴いていて、珍しくうるるんとなってしまった。
トリプルで出て行った時にお辞儀をしてる時にちょいと目から液体がちょこっと出てしまって、なんだか恥ずかしくて、ちゃんと顔をあげられず、ぺこりとしてしまった。

こんな感覚、初めてだった。

キャスト・スタッフ

今回、初お手合わせの方が多いし、そもそも、演出の庸介さんと一緒に創るのが初めてで、わたしは最初、緊張もしたし、いろいろ探るのに時間がかかったなぁと。
いろんな意味で自分の不器用さを痛感する。
個人的に悶々としていた時期もあった。

しかし、
キ上の空論がいつもそうなのか、今回の座組がそうだったのかはわかんないけども、今回ほんと、キャスト・スタッフ含めて、和気あいあいとした雰囲気で、ギスギスみたいなことは全くなかった座組でございました。

距離感は、それぞれに少しずつ差異はあれど、それぞれと距離が近づいていってるなぁ、これから更に、、、ってとこで、もう終わっちゃったよ。はぅ。

みなさま、ありがとうございました♡

トラムの方々

あと、シアタートラムの方々も感じとても良かったです。
わたしは昔から、本番前、毎ステ各セクションに挨拶しに行くのがルーティンになってるのだけども、そこでわたしの着てたTシャツに反応してくれてほんのちょこっと話したりもしました。
お客さんが劇場に来て、一番最初に会うのが受付や場内の方だから、観る前から気持ちよく迎えてもらえるといいよね、ってわたしは思う。

劇場・本番

稽古の後半は毎日通しをやってはいた。
だけども、やっぱり劇場でやることでわかることがたくさんあるなぁと改めて思う。

シアタートラムは観に行ったことはあるけど、自分が立つのは初めてで、今回やってみて好きな劇場のひとつになった。
わたしは、稽古前の本もらった時に、トラムでやることの意識はしていたけども、もう少しピント合わせて稽古できてたらなと小屋入って思った。

場当たり、ゲネ、そして、本番、とやる中で‥やっぱ本番だね!
本番入って気付くこと、気付かせてもらえることが多かった。

最初の恒例のたのしみ(ネタバレ)

今回の作品の始まりは、実里ちゃんからはじまる。
つまり、わたしの役だ。
庸介さんから、“百花亜希からだんだん実里になるような”という演出だった。
わたしは、このオープニングが稽古の途中からなんだかお気に入りになったんだけども、本番に入って更にお気に入り度合いが上がった。

裏でスタンバイしてるある時、舞台監督の住さんに「音も静かで、モニターにお客さんが全然映ってないからいるのかわかんないですねー」って話したら、「ふふ」と切り替えて客席が見えるようにしてくれようとしたんだけど、「あ!だいじょぶです。出て初めて客席のお客さんに会うの毎回楽しみにしてるんで」って言ってそのまま見えないままにしてもらった。
そう。
この、はじまり、を、わたしは毎回とても楽しみにしてたんだ。

袖から歩きながら、客席を見つつ、感謝を心で呟いてた。

たのしむ

今回、稽古の途中から、わたしの中で“がんばらない”ってのをひとつ、キーワードとして置いてた。
便利だし、その気持ちがあるから、つい「がんばろ」とか言っちゃいそうになるけど、それを「たのしも」にわざと変えようとしてた。
本番やってても何となく実感としてあったんだけど、力を抜く、力まなさ、みたいなことの大事さを味わった。
もうちょっといろいろなこと、がんばらないを続けてこーと。
たのしむことを傍らに置いとこーと思う。

身体と心

今回、本番入る頃の方が、ずっと身体がわりといい状態が続いてた。
首肩周りの不具合みたいなもんは、あったはあったけど、毎回多少の変動はあったものの、あるライン以上がキープできてた気がする。
なかなか珍しいことだった。
暫く舞台はおやすみだけども、いつでもOK状態にしたい。

身体と心は繋がっているから、同じく、心も本番入る頃の方が状態が良かった。
身体もそれはそれでアレだけど、わたしにとって、心の状態のコントロールの方がなかなかどうして難しくはある。
今、振り返って思うのは、考え過ぎとかも含めてだけど、
重くなってるなって自分で感じられることが、ある種、サインかもしれない。
重くなってることに気付けないままでいて、それが普通で重さがわからなくて、重みのスパイラルにはまっちゃってしんどくなり過ぎて、あぷあぷなってようやく重みに気付く、みたいな。
だから、じわじわ変わりゆく中での変化を繊細に気付けるように、そして気付いて、あぷあぷなるずっと前に心のクレンジングすることが大事だなって思った。

これから

わたしの小さな配信企画『ももかと○○♡』も止まってたんだけども、ゆるゆる再開しようと思う。
すでに配信してるものも、ワンコインでご購入可能です。
ご興味あれば、ぜひ。
わたしが書いた短編もあります。

あと、断捨離!!
おうちをたくさん片づけたい。

百花亜希のなんちゃってラジオは、ずーっと変わらず毎日配信してます。
このブログに更新してるのまだ載っけてないけど、今日は108回目を配信してます。
もし良かったらお聴きください♪

あと、あと、とにかく、たのしく毎日を過ごす!!!!

また劇場でお会いできることを願っています。

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