舞台出演のお知らせ◎2022/5/27(金)-29(日) シヅマ『最後の炎』@渋谷スペースエッジ

前お知らせした記事が、去年の10月末だったので、忘れられてたかもですが、本日、わたしが5月に出演する舞台の公演詳細が公開されました！

【5月舞台出演のお知らせ】
お知らせしていた5月に出演する舞台
『最後の炎』
の公演詳細が公開されました✨

すでにプレ稽古がはじまっています。
わたしにとって初めてご一緒する方ばかりなのですけれど、なんだか安心感や暖かさを感じる座組だなぁと♡
またblogにも書こう！ https://t.co/tzU0CbGt0S pic.twitter.com/cyeug2raaa

— 百花亜希 ∞Aki Momoka∞ ♡ (@MomokaAki) March 23, 2022

2022/5/27(金)-29(日)
シヅマ『最後の炎』@渋谷スペースエッジ
まずは、公演詳細です。

〜辻井彰太、演出メモより〜(シヅマHPより)

本作品の根源的なテーマは「想像力は精神的体力に結びつく」そして「他者の想像力を蹂躙することは間接的な殺人に他ならない」ことにある。
本作品に登場する人々(役=役者=観客)はドラマツルギーを廃し様々な演技様式を複合した作品に多大な精神的体力を消費するだろう。そして私たちは一つの無垢な生命のかたちが潰える瞬間に立ち会う。その体験こそが演劇の効能、意義に直結する。この作品に触れた者が壮大な世界の中で「無自覚な殺人者」になることが無きよう。「生命の拒絶者」になることが無きよう。
シヅマが制作する『最後の炎』はそんな祈りの結晶である。

◆『最後の炎』あらすじ

ドイツのある町に戦場からの帰還兵が帰ってきた。
彼が道を歩いていると、パトカーの追跡を振り切ろうと一台の自動車が猛スピードで通りかかった。
たまたま道でサッカーをしていた子供が驚いて飛び出し、帰還兵の目の前でパトカーにはねられてしまった。
このように「最後の炎」は、交通事故の話から始まる。
ギリシア悲劇では悲しい出来事は直接描かれず、コロスが報告する形を取る。「最後の炎」も同じように、まず子供の死をコロスが語る。そしてコロスを構成する一人一人の物語が演じられる。それははねられて死んだ子供の母、その夫、夫の母、子供の母の女友達、パトカーを運転していた女性警官、追跡されていた自動車を運転していた男、その友人など、事故にかかわりのある人々の物語である。これらの人々は死んだ子供を軸にゆるく結び付いている。
その結びつきを追いながら、デーア・ローアーは何気ない日常風景が死の影に覆われる様子を描く。2008年ミュールハイム戯曲賞受賞作。

◆著者　デーア・ローアー

1964年バイエルン州生まれ。ベルリン芸術大学で上演台本を書き始め、92年『オルガの部屋』でデビュー。次作の『タトゥー』、『リバイアサン』では、演劇専門誌「テアター・ホイテ」の年間最優秀新人劇作家（93年、94年）に選ばれる。ミュールハイム市演劇祭では、ゲーテ賞（93年『タトゥー』）と劇作家賞（98年『アダム・ガイスト』）、2006年ブレヒト賞を受賞。残酷と滑稽、グロテスクとユーモアが交錯する人間のありようを見据える目線、現代詩のようにミニマルでリズミカルな語りでイメージを掻き立てる劇的言語を特徴とする。2009年ベルリン文学賞を受賞。

◆キャスト

宮山知衣
鶴牧万里 (シヅマ)
倉品淳子 (劇団 山の手事情社)
佐藤晃子 (演劇ユニット Ｇ.com)
百花亜希
友野翔太 (プリッシマ)
山川恭平 (Peachboys)
佐藤拓之 (シヅマ)

◆タイムテーブル

5/27(金)18：00
5/28(土)13：00／18：00
5/29(日)12：00／17：00
※開場は開演の30分前、受付開始は45分前

◆会場＠渋谷・スペースエッジ
東京都渋谷区渋谷3-26-17 野村ビル1F
 tel. 03-3409-8723
JR渋谷駅 新南口を出て右折、恵比寿方面へ徒歩2分。
渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に7分程、並木橋交差点の牛丼屋ランプ亭を右折、山手線線路の突き当たりを右に曲がってすぐ。

◆ご予約＆料金

2022年4月3日(日)12:00予約受付開始！
ご予約方法は2種類
◎百花亜希窓口の予約フォームご予約
https://ticket.corich.jp/apply/120644/010/

◎シヅマ制作部へメールでのご予約
メールにてご予約の際はご希望日時・枚数・お名前・ご連絡先を忘れずにお願いいたします。 折り返しシヅマ制作部よりご連絡を差し上げます。

◆料金(全席自由席)
前売 ¥4,500／当日 ¥4,800／U25割 ¥3,000(前売・当日共)

★応援チケット ¥3,000(観劇は出来ません)
昨今の状況から劇場には行けないがシヅマの活動を応援したい、そう思って下さるお客様を対象とした〝観劇チケットとは別に発行するもの〟です。
特典として『シヅマメンバーによる朗読作品(URL)』をプレゼントさせて頂きます。

スタッフ

◆作：デーア・ローアー
◆訳：新野守広(論創社刊『無実／最後の炎』より)
◆演出：辻井彰太
◆舞台監督：杣谷昌洋
◆照明：南香織 (LICHT-ER)
◆音響：宮崎淳子
◆舞台美術：杣谷まゆこ
◆衣装：YUMIKA MORI
◆演出助手：高田隼也
◆小道具：油絵博士
◆写真：いしはらだいすけ
◆宣伝美術 : quiet design productions
◆当日運営：石原優子
◆広報：短いシカ
◆制作：河原舞
◆製作：シヅマ制作部
◆協力：トムプロジェクト／テアトル・エコー放送映画部／On7／劇団 山の手事情社／演劇ユニットＧ.com／プリッシマ／Peachboys／フォーチュンシアター／株式会社ルーシー／株式会社酒井著作権事務所／論創社／Corich舞台芸術!／(有)ウレタンを工夫工房／増田義基

◆お問い合わせ先

シヅマ制作部：tel. 050-3693-2929／e-mail : production@shizuma.tokyo

🌸たのしみだなぁとか雑多🌸

今回、シヅマの旗揚げ公演なんです！！おめでたいです。

Twitter呟いたように、わたしにとって今回はじめてご一緒する初お手合わせの演出＆キャストです。
お名前存じていた方、ご挨拶程度に面識ある方、とあるWSで知り合った方もいます。

旗揚げにお呼ばれされて、わたしはとても光栄に思っています。
オファー自体も随分前です。
もういつか忘れましたが、コロナにより公表前に当初よりも後倒しにして今回やっと情報公開お披露目です。
わたし嬉しかったからここにも書いちゃいますけど、シヅマのお三人みんながわたしと一緒にやりたいって思ってくださってのオファーだったそうです。わたしはとってもとっても嬉しかったんです。
(諸々書いて大丈夫と思ったんですが、もしもダメだったらシヅマのみなさまご指示ください)

デーア・ローアーの作品自体もわたしは初めて読みまして。(無知です)
なかなか一回でわかるわたしのおつむではないのですが、この、わからん、をみんなとあれこれ話しながら探していきたいなって思っています。
そして、その探す肯定をきっと一緒に歩んでいけるだろうなと感じられる座組だなと思えています。
プレ稽古(最近、あ、これプレなんだと知った)をもうやっていて、その中で感じることです。

わたしは今、創作現場として学校も並行しています。
学校は、年齢だけでいうと若い方が多いです。
若さからのアイデアやフレッシュさに刺激を受けたりもします。
逆に、シヅマの座組は大人な方が多いです。
これから稽古重ねる中で新たな刺激をどんどん受けたいなと思っています。
臆することなく臨みたいなと思います。

先日の稽古では、スタッフさんも何人かいらっしゃって、最初に演出のつじしょーこと、辻井彰太さんから自己紹介兼ねた〇〇の話みたいなのをスタッフキャスト含めて、みんなおはなししました。
みんなのおはなしすることに、あれこれ思考がぷかぷか浮かびました。
おはなしの内容から、3人に、わたしはあることをやりたいなって思いました。
すごく有意義な時間だなって思いました。

わたしが子供の頃、テレビでさんま(明石家さんま)を見て、こんな、
大人になっても恋愛とかお姉ちゃんを追いかけ回したりするんやーって不思議に思っていました。
わたしはどこか、大人になったら大人は自分の仕事とかに精を出して、恋愛とかお姉ちゃん追っかけ回したりしないもんだと思っていたのです。
わたしが子供の頃、お母さんがわたしの口ごたえしたのにキレて、わたしの頭をお盆で叩いたことがありました。
お盆はぱっくり割れました。
ママは大人なのに、子供の戯言真に受けてキレるなんておかしい！大人なのに！！って思っていました。
そんなわたしが、一般的に大人と言われるような年齢になってる今、自分の思ってた大人とはてんで違います。
一般的感覚でいうと、わたしはダメな大人に当てはまるのやもしれません。
わたしには、もはやよもや、大人の定義すらよくわかりません。
そして今のわたしは、ま、いっか、とすら思っています。

年齢だけでいうと、若くて、そこでしか感じられない発信できないモノってあるしあったなぁって思うし、それもまた振り返れば苦くも甘くもあるそれらすべてひっくるめて楽しみって振り返って思えるのかもしんないし。

って、急になんやねん！と思うかもですが、わたしが頭イカれて別のはなし書きだしたわけではなく、わたしの中ではちゃんと繋がっていて、
シヅマのお稽古で、みんなのおはなし聴いてて、
それぞれが年齢を時間を経験を重ねてく中で、今、どうチョイスしたり、どういうバショに居るのか、みたいなことが、わたしにとっては興味深くて、それぞれがとても魅力的に思えたし、わたしのいろいろともリンクするなぁと思ったり、たくさんの刺激を受けたんです。
だから有意義な時間だったなーって。
もっと、聴いてたかったなーって。

思いのほか長く書いてしまいました。
本番は5月末です。
今よりきっと暖かいね。
劇場で会えるのをたのしみにしています♡