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社会起業家育成プログラム「edge2018」合宿に参加して。

こんにちは、akimichiです。


8月18、19日。


社会起業家育成プログラム「edge2018」合宿へ行ってきました。


平成最後の夏の終わりに相応しい自分と深く向き合う2日間になりました。
なかなか書く時間をじっくり取れなかったのでひと時の集中で忘れないように書いておきます。



合宿を通して気づいたこと。

それは自分の目指す社会が間違っていなかったこと。そして今まで僕がしてきた数々の失敗経験が無駄ではなかったことです。


僕が届けたいと思っていた人たちが本質的なターゲットではないと気づいたのが合宿の18日午前0時頃。ビジネスプランを全て白紙に戻さなくてはいけなくなり僕は絶望しました。



それでも、僕は諦める訳にはいかない。

ちょうどその時間帯から自分の幼少時代、学生時代、起業家時代、会社員時代をふと振り返ることにしました。その時edgeサイドのスタッフの方が「私も同じ当事者だから一緒に考えましょう」と言ってくれました。本当に感謝しかないと思いました。


2ヶ月前毎朝4時ごろに見た朝焼け。

幼少期からずっと抱えてきたどうしようもない悩みを思い出しました。


それはどうしたら自分が「この社会における暗黙的な世間の常識を理解して、気づくことができる様になれるのか」ということ。特に働き始めてから顕著に表れました。僕はいつもトラブルメーカーでした。だから常に頭と体が休まることはありませんでした。辛くていつも問題から目を背けて逃げてきたけれど、でも逃げたくない。


もう同じ過ちは犯したくないと思えば思うほど、僕は深夜から朝方にかけてできない自分に対して不甲斐なくて果てしなく辛い思いを感じていました。いつまで経っても問題が治る兆しが見られなかったし、直し方すら見つけられませんでした。


それは「障害」的かというほど凸凹でもなく、「普通」かと言われたら障害的な傾向がありました。どちらにもはまりたいとは思わない強がりな僕はずっと「居場所」なんてどこにもありませんでした。「どこにも必要とされず、役割のない、空虚な空しさ」とでも言いましょうか。


当時の自分がフラッシュバックして、合宿の食事中人知れず涙が溢れてきた自分に驚きました。ふと横で僕を真っ直ぐ見つめながら「僕を支えていきたい」と言ってくれたパートナー(亀井郁人)がいてくれて本当によかったと思いました。ふと隣を見ると昼食中2ヶ月前の僕が座っていた様な気がしました。




僕は前を向いて走り出すしかなかった。

働きながらも「働きずらさ」を抱える多くの日本人が「先行きの見えない現代社会でもう駄目だと諦めてしまう前なら離職予防ができるかもしれない。もちろん、その人にとって離職という選択があってもいい。ただ当事者たちにとってより良い生き方を見つけてもらいたい。それで何度失敗しても再挑戦していい。そんな社会にしたい、のだと。」


なぜなら、僕自身が一度は諦めてしまった当事者だったから。

同じ様に悩み、苦しみ、光さえも見えない現代で彷徨う人を減らすことができればきっと社会はよくなるのだから。


そのために一つの光となる様な「自分の特性取扱説明シート」なるものを作っていこうと僕は思います。


プレイヤーとしてスタートに立ってから様々な社会起業家の先輩方にアドバイスを数え切れないほど頂きました。そんな最中でこれからも「ただ前を向いて走っていくしかない」と決意を強く胸に掲げて。

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