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いつも運がよくなる方法

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新卒入社当時の上司が、素晴らしい記事を書かれていたので共有します
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自分の中で衝撃だった理論が「認知的焦点化理論」
運の良い人はなぜいつも運が良いかを理論的に解説した理論で京都大学の工学教授の藤井聡さんが研究し実証した。

単純なモデルで
全く関係のない他人や社会の未来の為に頑張る人(利他の精神を持つ人)は
ずっと運がよく
自分が今この瞬間にどうすれば自分だけが得するかばかりを考えている人はずっと運が悪いということを
色々な実験によって明らかにした理論。


いくつかの実験があるが、一番の代表例は
いくつかの人間同士のグループへの聞き取り調査で
あなたは運が良いか?悪いかという認識とその人
達が何を考えているかを整理したもの。


いつでも運の良いグループは
自分が死んだ後の社会の将来をも気にして
社会の利益になるように行動する人達。
良くいうと利他の人。
当然だがこのグループ同士はどうすれば、相手がもっと良くなるか?目の前の相手だけでなく社会全体が発展するか考える。そしてある時は情報を、ある時はチャンスを作ってくれる。
だからこのグループ同士にいる人は互いに思いやり、相手が良くなるような話しか入ってこない。


普通に考えて、この人達と付き合うと凄く配慮してもらえ、常に気分良く過ごせる、教えてもらう話しは全部自分の成長につながる話しと考えたらどうだろうか?
多くの人がこぞって集まり、仲良くしようとするだろう。
だからこういう人には沢山の情報が集まるので、
結果、情報の分だけチャンスが増える。
しかし、人の付き合える人数には限りがある。
だから結局、自分と価値観(より利他の気持ちが強い等)が似ている人とグループを組む。
自ずとそのグループに入れない人は別のグループにいく。もっというと自分と似たような人と付き合うようになる


例えば、いつも自分だけが得になるように考えている人はどうだろう?
利他の人は、この人はちょっと自分のことしか考えてないからと距離を取り始める。
しかし、人は1人で生きれない。だから誰かとつるむ。
だが、自分の得ばかり考える人に集まる人は同じように利他の人グループから排除された自分の得ばかり考える人だ。
結果、そのグループに流れる話しは当然、相手のメリットになる話しではなく、甘言を弄して何とか自分の得になるように嘘やオーバートークをしながら自分の得になるように仕向けていく。
だから、相手は損をする。甘言を弄した人は一時期的には得をしても長期では相手にされなくなるから、やがて全く得にならないばかりか、損をした口コミが流れ結果、さらにそのグループにも入れなくなる。


最後に残るのは、相手を嵌めてもいいから何とか自分のみが生き残るグループ、社会の害悪になっても関係ないと思うグループだ。このグループは社会や相手がどうなろうと関係ないので、やがて相手だけでなく、社会の法律違反を多数を重ね、法律の網に囚われ自由を奪われていく。最悪、死の危険と隣り合わせになる。
このグループ内で入ってくる話しは自分をダメにする話しばかり。自分達を破滅させる話ばかり。つまり運が強烈に悪い話しばかりが回るのだ。
この実験で分かることは、いつでも運が良くなるには、チャンスは、人からの情報や機会の提供しかないわけだから、どんな集団に所属しているかがとても大事だということである。


そして運の良い集団とは、社会や人の未来が良くなるように考え行動し続ける人達だらけで構成されている。
もしあなたが、そこに所属したかったら自分がそうなるしかないということだ。
もし、自分やあるいは家族の未来しか考えられない人は利己主義者として、相手の為に動く人の集団から距離をおかれてしまう。
だから運の良いグループと比較して圧倒的に良い情報や良いチャンスに恵まれなくなる。


この実験が明らかにしたことはあまりにも衝撃的であった。
この話を僕は創業をして数年立った頃に知り、
ようやく合点がいった。
自分のことばかり考え行動していた頃は、悪運は強かった(苦笑)が一般と比べると運というか襲いかかる出来事はとても厳しいものだった。だから人生も楽しくなかった。
社会で教育を受け、他者に思いやりと感謝の気持ちを持って過ごすことの重要性を教えてもらい、もちろんすごく出来てはなかったが、ちょっとずつ出来る度に運が良くなってきたと感じた。
そして、この理論と知り合う頃には、「人の役に立つ」という理念を掲げ創業をさせてもらったおかげか多くの方に助けてもらい今がある。
是非この理論は多くの人に知ってほしい。
凡人でも自分の心一つで遠くまで行ける方法なのだから。



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