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エネルギー漏れを防ぐ、境界線のワーク

疲れやすいさんにぜひやってほしいワークです。

疲れやすいといっても肉体疲労ではなく、

  • HSP傾向がある

  • 人といると疲れる

  • 人混みが疲れる

  • 人に気を使い過ぎる

こんな感じの「気疲れ」の方です。

 

人といると疲れてしまうとき、
からだが境界線を忘れてしまっています。

境界線とは、
どこまでが自分で、どこからが自分以外か
という自他のを区別する境目のところです。

 
人のからだの境界線=皮膚、ですね。

皮膚感覚というのは、
「ここまでが自分だ」という
器の感覚をはっきりさせて、
安心感を与えてくれます。

 
皮膚感覚を失っているとき、
エネルギーがダダ漏れになりやすいです。

ではやってみましょう。

 


境界線のワーク

  1. 自分の皮膚に意識をおきます。
    分かりづらければ、撫でたりさすったりすると
    感覚がはっきりします。
     

  2. 全身の皮膚の輪郭を感じてください。
    人の形をしたビニール風船だと思って
    全体の表面を感じます。
     
    輪郭がかけているところがあれば、
    やはり撫でたりさすったりして
    一つの袋として皮膚を感じます。
     

  3. 皮膚の表面に意識を置きつづけます。
    体の内側に入ったり、外に注意を奪われたりしたら
    また皮膚の表面に戻って境界を味わい続けます。

  4. あくびや涙がでる、呼吸が深くなる、
    気持が落ち着いてくる、背筋が勝手に伸びてくる、
    というのはうまくいっているサインです。
    気持ちよいと思う限り続けてください。
     

  5. 終わるときは、もし目をつぶってやっていた場合は
    輪郭に意識をおきながらゆっくり目を開けて、
    目を空いた状態でも輪郭が感じられることを
    確認してから終わりにしてください。 

 


内に入らず外にも持っていかれず
表面だけに居続けるというのはなかなか難しいです。

あちこち意識が持っていかれて普通なので、
ずれたらもどる、を淡々と繰り返します。

注:もし不快な感じがするようであれば
        無理に続けないでください。
  そういう方は、人の手を借りたセラピーが必要かもしれません。
 

  • 施術前のセラピストさん

  • 上司/部下との面接前

  • 好きな人/苦手な人に会う前

  • 人前で発表する前

などなど、落ち着いて「自分」を取り戻し
人に出会う準備をするのに良いワークです。
 

やっていくとだんだん
境界が薄くなってエネルギー漏れてるな、
という感覚が分かるようになっていきます。

お試しください。
ご感想聞かせてもらえたら嬉しいです!

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