エネルギー漏れを防ぐ、境界線のワーク
疲れやすいさんにぜひやってほしいワークです。
疲れやすいといっても肉体疲労ではなく、
HSP傾向がある
人といると疲れる
人混みが疲れる
人に気を使い過ぎる
こんな感じの「気疲れ」の方です。
人といると疲れてしまうとき、
からだが境界線を忘れてしまっています。
境界線とは、
どこまでが自分で、どこからが自分以外か
という自他のを区別する境目のところです。
人のからだの境界線=皮膚、ですね。
皮膚感覚というのは、
「ここまでが自分だ」という
器の感覚をはっきりさせて、
安心感を与えてくれます。
皮膚感覚を失っているとき、
エネルギーがダダ漏れになりやすいです。
ではやってみましょう。
境界線のワーク
自分の皮膚に意識をおきます。
分かりづらければ、撫でたりさすったりすると
感覚がはっきりします。
全身の皮膚の輪郭を感じてください。
人の形をしたビニール風船だと思って
全体の表面を感じます。
輪郭がかけているところがあれば、
やはり撫でたりさすったりして
一つの袋として皮膚を感じます。
皮膚の表面に意識を置きつづけます。
体の内側に入ったり、外に注意を奪われたりしたら
また皮膚の表面に戻って境界を味わい続けます。あくびや涙がでる、呼吸が深くなる、
気持が落ち着いてくる、背筋が勝手に伸びてくる、
というのはうまくいっているサインです。
気持ちよいと思う限り続けてください。
終わるときは、もし目をつぶってやっていた場合は
輪郭に意識をおきながらゆっくり目を開けて、
目を空いた状態でも輪郭が感じられることを
確認してから終わりにしてください。
内に入らず外にも持っていかれず
表面だけに居続けるというのはなかなか難しいです。
あちこち意識が持っていかれて普通なので、
ずれたらもどる、を淡々と繰り返します。
注:もし不快な感じがするようであれば
無理に続けないでください。
そういう方は、人の手を借りたセラピーが必要かもしれません。
施術前のセラピストさん
上司/部下との面接前
好きな人/苦手な人に会う前
人前で発表する前
などなど、落ち着いて「自分」を取り戻し
人に出会う準備をするのに良いワークです。
やっていくとだんだん
境界が薄くなってエネルギー漏れてるな、
という感覚が分かるようになっていきます。
お試しください。
ご感想聞かせてもらえたら嬉しいです!
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