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追い込みインターバル

今回は、私が昨シーズンのレース前にやって良かったと思う練習を紹介します。

ズバリ
2km×8~10本[レースペース]、レストジョグ2km[レースペース+1~2分]

間のジョグも2kmなので、10本やると40kmになります。
「最低8本、目標10本」という感じでやっていました。
個人的には「気違いインターバル」と呼んでますが、タイトルには不適切かなと思って控えめにしました。

記録更新を狙っているひとは、だいたいレースの2週間前とか3週間前に最後の追い込み練習として長い距離を走ると思います。
そこで35~40kmの距離走に気合入れて臨むんですけど、正直私はそれをやりきった記憶がありません。
ひとりで練習してるひとで、それがちゃんとできるひとって、スゴイです。

だから私の場合は、本命レースの2週間前に別の大会に出て、それを追い込み練習にする、とか以前はやってたんですけど、ん~、今はコロナもあるし、あっちこっち大会に行くのもなぁ、自分にとってもリスクあるしなぁ。。という訳で、昨シーズン、追い込みは自分でどうにかしないといけなくて、思いついたのがこのインターバルです。

単純に数字を入れ替えて自分を騙してるだけなんですけどね。
2km10本、という気持ちでやると私は続けることができました。
実際は9本でギブアップしましたが、心が折れたというより、設定ペースを守って走れるギリギリまではやりきってのギブアップ、という感じです。
距離走をやってたときは、先に心が折れてのギブアップで「あー情けない」と思いましたが、この練習ではそういう気持ちはないです。

ここでこの練習のポイントを言っておくと、私の場合、9本目の疾走2kmの後、一気に脚が重くなってジョグの設定ペースすら守れなくなりましたが、そのジョグ2kmまではしんどくてもやりきっています。
途中ギブアップ自体は、その時点の限界としてそれで良いですが、最後のジョグまではちゃんとやりきることで耐性が身につくのではないかなと考えています。
私は今回この練習をレース前に2回やったのですが、1回目は8本でギブアップしました。その時も8本目のジョグまではやりきって終わりました。そのおかげで2回目は9本までこなせたのではないかと思います。

ひとによって向き不向きあると思いますが、ひとりで練習してて、距離走が苦手というひとは、参考にしていただけたらと思います。
この練習をこのままやってみて、という訳ではなく、長い距離を数字のマジックで別の形に組み立ててみると、自分用の追い込み練習が見つかるかもしれません。

最後に余計なお世話ですが、レースシーズンの追い込み練習をケガなくこなせるように、春夏しっかり土台作り(ジョグ)をしましょう。

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