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もうその「腹式呼吸神話」 私は要らないかな

声を出しやすくするのに、その【筋トレ】要りません。の記事、少し深掘りします。

なぜ必要ないか。理由の一つは


一般的に言われる「腹筋を鍛える」とか「腹式呼吸」とかのトレーニングは


歌うため、話すため(声を出す)の筋肉と
鍛える部分が違うんですよ‥
そもそも鍛える方法も全然違うんですよ‥

そして「腹式呼吸。それにまつわる概念」=「神話」の大きな誤解。
うわ、それちょっと待った!! 逆方向にやってますよ〜
という方が多いな、って、レッスンしてて感じます。


私も最初は皆さんと同じように習いました。
日本にはびこっていた「腹式呼吸神話」を。

それじゃあ、歌えない!! 息も浅いし、集中できないし。
「歌う事、全然面白くないじゃん‥」

と同時に
「なんかそれ、本当に真実!?」

えっ
ピアノを両手でで持ってお腹に力を入れ、鍛える_

って、何!


いいとこもあるのかも知れぬ
うぬぬ‥とやってみましたが
(最初は自分を捨てて、素直にやります。)

いや、なんかそれ違う。と私の体が言っている。


私がおかしいのだろうなあ、一部の先生はこうおっしゃるし。
その先生方も、実際歌っていらっしゃるし。

丁寧に教えて頂いても
「神話」の腹式呼吸が、涙が出るほどできなかった私。

自分にはできない、なんでかな〜
と、神話から離れられたから
歌手として故障も起こさず、大きなホールで、もちろんマイクなしで
ルネサンス、バロック音楽の歌手なのに
体の使い方の違うハードな大曲や
現代曲まで歌ってこれたんだな、と思います。


後に体の知識と構造を勉強し
違うメソッドに切り替え
本来の意味と思われる腹式呼吸で【←←ここ大事!】
歌手として実践してみると

そりゃ、できるわけないやん‥
私のような、筋肉ない、体力ない、根性なしの一般的な体の人間には。


なので、


「腹式呼吸できないんです‥」
悩む必要ないです。
あなたのその体の反応が正解。


誰が悪いわけではない。


だって最初に一般的に日本に伝わってしまった
解釈の違い

神話そのものが間違って伝わってしまっただけなんだから。
(歴史を見るとものすごい勢いで誤解されて広がって
収拾つかなくなったんだよね)



今からでも遅くないです。

そこ、どうにかしないと、自分のやりたい事、いつまでたってもできません。
とはっきり言える年齢に私もなりました。

なんとか、しましょう!



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