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AiraloのeSIMのおかげで快適だった海外旅行

*2024年1月 eSIM設定動画リンクをこのnote下部に追記しました*


2023年5月~6月に南東欧への旅行でairaloのeSIMを使ったら、とっても快適だったのでnoteします。

大昔に一度だけ、フランスに行く時に成田空港でWi-Fiをレンタルしたことがあります。レンタル費用高いし、重いし、充電面倒だし、ということですぐに現地SIMカードを到着空港で購入するスタイルに切り替えました。
以来、海外旅行ではずっーと現地SIMカード購入派だったのですが、今回初めてeSIMにしたおかげで、日本出国から帰国までかなり快適にスマホが使えました。
ここ2~3年くらいの海外旅行でeSIMを使わなかったことを反省しています。

私はiPhoneを使っているのですが、eSIMが使えるスマホを利用している方には超絶おススメです。


購入したeSIM

airalo
Discober Global 85か国
データ量 5GB
有効期間 30日

2023年5月時点では通話可能タイプは販売されていませんでした

今回の旅行先はルーマニア、ブルガリア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナの4カ国でした。往復の飛行機でマレーシアとカタールで長時間トランジットがあったので、この2カ国も入国しました。
6カ国を全てカバーしているのは、調べた範囲ではairaloのDiscober Global だけだったので、airaloに決めました。

アクティベイトまで

iPhoneにairaloのアプリをインストールし、海外旅行出発2日前に自宅Wi-Fi環境下でeSIMを購入してアクティベイトしました。
旅行期間は2週間ほどでしたが、購入したパッケージは30日間有効だったし、初めてのことだったので、もしうまくいかなかった時に対応できるように、早めにアクティベイトしてみました。

購入からアクティベイトまでは特に難しいことはなく、アプリ画面通りに進めていけばOKです。
購入手続き完了~アクティベイトまでは20分ほどかかりました。

私が購入したパッケージは日本も対象国に含まれているので、アクティベイト完了した時点から有効期間のカウントダウンが始まりました。

👇アクティベイト後のアプリ画面です。

プラスポイント

利用開始が簡単

日本出国前に自宅でeSIMのアクティベイト完了し、最初の乗継国であるマレーシアに到着した時に行った操作は次の通りです。
(日本で契約しているキャリアは「ワイモバイル」で、旅行用に購入したairaloが「旅行」です。)

設定>SIM>ワイモバイル>オフ にして 旅行>オン

設定>モバイル通信>モバイルデータ通信>旅行
設定>モバイル通信>デフォルトの音声回線>旅行

次にAiraloのデータローミングをオンに変更します。

以上で海外で問題なく通信ができます。

設定のポイントはモバイルデータ通信の切り替えを許可しないことです。
許可してしまうと海外現地通信会社でデータ通信が出来ない場合に、日本で契約しているキャリアの通信に自動的に切替わり、高額請求がきてしまいます。
デフォルトは許可しないになっているはずなので、変更しなくてOKです。

国境越えても設定不要

最初の訪問国であるマレーシアで乗り継ぎした後は5か国へ行きましたが、国境を越えても何も設定変更していません。上記の設定変更だけで海外旅行中問題なく通信できました。
現地SIMカードを購入していた時に複数国へ旅行する場合は、国ごとにSIMカードを買ったり、乗継国ではWi-Fiのみでしのいでいました。今回グローバルタイプのeSIMを購入したことで、国境越えるたびに通信のことを気にしなくていいのはとっても快適でした。

トップアップができる

最初にeSIMを購入する時は最小データ量を購入しておいて、消費してからチャージパッケージを追加購入できるのも便利だと思いました。
今回の旅行では約2週間海外にいて、毎日Googleマップを使いながら観光したのですが3.43GBの消費でした。5GB を購入しておいたのでかなり余裕がありました。

日本帰国時のairaloアプリ画面

テザリングができる

海外旅行中はiPhone2台持ちしています。2台目は普段使いのメインiPhoneが壊れたり盗まれたりした場合の予備です。
治安に不安がある時は2台目で地図検索して、メインはカバンの奥にしまっておくこともあります。

今回eSIMはメインiPhoneでアクティベイトしました。
旅行中に予備iPhoneを確認してみたら、テザリングで問題なく通信できました

これまで買っていた現地購入SIMの場合は通信が1台に限定されていて、テザリングができないことがありました。
eSIMはテザリングできる点もプラスポイントだと思います。

日本の物理SIMはそのままでOK

ワイモバイルの物理SIMはiPhoneにさしたまま、eSIMをアクティベイトして旅行しました。
以前のように現地SIMを購入した時は入れ替え作業をする際に物理SIMを紛失したり破損する可能性があって慎重になっていましたが、eSIMはその心配をしなくてよい点もプラスポイントでした。

SMS送受信ができる

購入したeSIMは通信専用で電話番号は付与されないタイプでした。日本の電話番号のままで海外滞在中に、日本にいる家族とSMSの送受信が可能でした。
ワンタイムパスワードがSMSで送られてくるクレジットカード支払いがある場合などはかなり利便性が向上すると思います。

WhatsAppがそのまま使える

電話番号と紐づいているWhatsAppが設定変更せずにそのまま使えたのも便利でした。
以前のように現地SIMを購入した時は都度電話番号を変更してからWhatsAppを使っていました。
👇旅行中のWhatsApp画面です。旅行前に現地ツアーを申込んだ際に日本の電話番号を登録しておいたので、現地ツアー会社からの急な連絡も受信できました。



マイナスポイント

電話番号がない

海外旅行中にお店やホテルに電話することがあるので、以前は電話番号がついているSIMカードを購入していました。電話番号があればチェックイン前のホテルに電話したかったなと思ったシーンは1度だけありました。

2023年夏から電話番号付きのグローバルeSIMが販売開始されています。
+43からはじまるオーストリアの電話番号が付与されます。

国によっては最安ではない

今回のeSIMは31.50 USD=4,457円で購入しました。
500円くらいで現地SIMを買える国もあるので、必ずしも最安にならないですが、それを上回るプラスポイントがあると思います。

日本帰国後PayPayは使えなかった

今回購入したグローバルeSIMは日本でも使用可能でしたが、普段の買い物に使っているPayPayが利用できなかったです。
海外旅行で未使用となったデータ量は未使用のまま期限をむかえました。
👇日本帰国後のiPhone画面です。右上のアンテナが「!」のようになっていてeSIMを利用して通信していることを示しています


マイナスポイントを書いてみましたが、どれも大したことないマイナスだと思います。
プラスポイントの方が大きいので、今後の海外旅行はeSIMしか使わないと思います。


プロモコード

Airalo の eSIM データパックを初めて利用される際に 3ドル割引になるので、もしよかったらプロモーションコードをお使いください。
AKIKO4232
支払画面でコードの適用箇所があります。


海外旅行中に便利だったアプリも近日中にnoteする予定です。
もしよかったら読みにきてください。

→→→こちらのnoteにまとめました。



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