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葬送のフリーレン 16話も泣かされた

真夏のクリスマスを迎えて
台風並みの雨が降ったりで大変でした。

さて
この話で、1クールが終わるんですね。

ここからは若干のネタバレになっていきますので、
それをご理解いただいた上で読んでくださいね。

フリーレンの話は大体二部構成のようになってて、
前半と後半でテーマが変わってくるんですよね。
今回前半はフォル爺さんの話でした。

もう長くないというフォル爺さんに会いたいとフリーレンが訪ねていく。

見た目はヨボヨボだと言ったシュタルクだけど
反対に修行つけられてましたね
そんなフォル爺さんは
まだまだ現役で村を守る役目をしています

なぜ村を守るのかという理由が素敵すぎた。

妻の愛した村を守っている。
わしは死者との約束を守っている。

その人の顔も声も忘れてしまった。
それでも
村を守るという約束だけのために
そこにい続ける。

そして
ヒンメルとの記憶
ヒンメルたちとフォル爺が会話した場面
ヒンメルたちの記憶を未来に持っていくのは
フリーレンの役目
そして
フリーレンは
ヒンメルの顔も声も覚えているとはっきりフォル爺に答える
当たり前だろうと答えるフリーレンと
妻の顔も声も忘れてしまったというフォル爺

最後の方のシーンで
魔王をついに倒しにいくのかというフォル爺に
もう倒したよと言いかけてやめたフリーレン

フォル爺の
記憶が薄れてきて
曖昧になっているんだろうな
それでも
妻との約束は忘れずに守っているフォル爺

人間
年取ると記憶が曖昧になってくる
それでも大事なことは覚えている
だから
村を守るという約束は
本当に大事なものだったんだろうな
それをすることで
妻を思い出すことになっていたのかもしれない
ただ曖昧になる記憶
顔を思い出せないってすごく辛いんだよね
ボケてくると
家族のことを忘れてしまう
それなのに
家に帰ると言って
うろうろする人たちを
老人ホームで仕事していて
毎日見ていると
ここが少しわかる気がした

昔話をすることで記憶が戻る
一番楽しかった頃の記憶
フリーレンと昔話をすることができて
思い出せて
よかったね
だから
昔話をするのも悪くはない
楽しかった頃を思い出せるから

それが
二部の話に流れていく
頑固婆さんとの出会い

自分で頑固だという婆さん
ゴリラと名乗る友人を探すザイン

銅像を最後に磨く仕事を請け負うと
そこから
ゴリラと名乗る友人と
僧侶顎髭のあだ名の元になる銅像に気づく

その銅像が誰かも今はわからない

忘れ去られない英雄になる

魔王を倒したヒンメルでも忘れ去られてしまう

人の記憶は曖昧だということ
いつかは忘れてしまうものだと

忘れられないために
インパクトのある名前をつけると言ったゴリラ

自分がそうなるといえば
そうなるんだということを言ってるのだろうか

名乗るということで
自分がそうあるべきな姿になっていく
ゴリラという名前を選んだのは
忘れられない英雄になるため

そうなるように
道を進んでいくんだ

自分はこうだと言える
それを人も認める
自分は頑固だという婆さんを
みんなも
頑固婆さんと呼んで、頑固だと認めている。

あなたは
どういう自分なのか?
人からは
どう思われるのか?

どういう自分になりたいのか?

そう聞かれているように思いました







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