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深夜に起きても怖くない

 午前3時台、またもや目が覚めた。少しだけ空腹、いやだいぶ空腹。
もう起きちゃおっかなー それも自由な感じでいいかもと思い台所をてくてく歩く(そんなに広くないよ)
以前の私ならこんな妙な時間に目が覚めた、大変!朝に影響するな!早く寝なきゃと大いに焦ったことだろう。
山生活を経て、3時? 早起き担当の日なら支度をして3時15分には発電機を動かしに行っていたもんね。朝だよ朝 てな具合。

 それで今回の夜更け行動である。もしこんな時間に何かを食べるとしたら・・ 脂っこいものではない。出汁だけ飲むのでは満足いかない。見た目に控えめでそして食べてる実感が得られるもの。
そう!うどん出汁系の麺類。本当は温かいやつ。

 おもむろに素麵を湯で始めた。イメージはインスタの動画でこの前見たやつ。あの視覚情報は大いに影響されるね。温かいやつというコンセプトに反して冷たいねばねば素麺というものに着手した。茹でているほんの1分少々で海藻類を水で戻す。長きにわたって眠っていたねばねば細切り昆布みたいなものを残り物のわかめその他と納豆をゴマ油まで入れたつゆを作って混ぜる。更にゴマ、鰹節、梅ペーストなども。
それに素麺を合体させてほーら美味しい。画像では素敵さが感じられないかと思うが、家のごはんだこれで許して欲しい。

 噛み応えというか飲み込めはしない食材だからかゆっくり食べる。ずるうずるもぐもぐ深夜か早朝に自分の周りだけに明かりが灯ったかのよう。

 ふーー満足。ここから本でも開いて明るくなるのを待とうかな?と思ったが、そこまで活動的にはなれずもう一度布団の中へ。 誰も見ていないが確かに幸せな時間と胃袋。 海藻は腹持ちよしと知った。


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